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PEACE OF MIND / 稲葉浩志
稲葉浩志3rdソロアルバム。
前作「志庵」がややロック色が強かったのに対して
今作はポップな曲が多く揃っています。
またB'zではありえないような曲が多くて
稲葉色が全快です。
そして歌詞が良い!
まだ聞き始めたばかりなんで
もう少し聞き込めば変わってくるかもしれませんが
「志庵」以上、「マグマ」未満かな、僕的には。
「志庵」の、有無を言わさず名曲!と呼ばせる説得力はこのアルバムには無いと言っていいです。「志庵」のかっこよさをあなたが求めているとしたらかなり失望すると思います。
しかし今回の歌詞は間違い無くB'z、ソロ含め最もレベルが高いと言えます。
「あの命この命」だけでも聴いて下さい。
3rdですが、今回は前作「志庵」にあったようなB'zに見受けられるようなキャッチーで大仰なメロディは減り、
アコースティックギターをかき鳴らすようなフォーク系の曲が多くなってます。
今作の聴き所はもはや作詞の神が降りているとしか思えないようなラスト2曲だと思います。
13曲目「透明人間」の終盤、子宮の中への回想のようなパートを歌った後で吐き出されるフレーズ
「そしてもうどこかへ行きたい」は何を意味するのでしょう…
考えれば考えるほど、胸が苦しくなってしまいます。
そしてその曲の次に命の重みについて歌う「あの命この命」が来て
アルバムの幕を閉じるという構成はもう見事としか言いようが無いです。
この2曲を聴いて何も思わない人は一生ヌルい恋愛ポップスでも聴いてなさい(笑)
…というのは言い過ぎかと思いますが、それ程素晴らしいという事です。
聴け!!そして泣け!!みたいな(笑)
曲調的にはマグマとシアンの間みたいな感じだと思う。
しかし…歌詞が本当にカッコいい。こんな歌詞はやっぱ稲葉氏にしか書けない。
ほんとに、usherさんが言ってる通り、このアルバムを聴いてもなにも感じないやつは
ロックじゃあない。
the race 、 正面衝突、すべての幸せをおあずけに、tamayura、
幸福への長い坂道。透明人間、は哀しい…。
そしてあの命この命。
きっと俺らはどんな死に方をしても文句は言えないんだろうな…。
そんな風に感じたよこの歌聴いて。
shin. 2004年10月15日(金)20時3分
詞がほんと素晴らしい。
「マグマ」と「志庵」よりも気に入った。
詞が深刻な感じがします。
「TAMAYURA」「あの命この命」がやばいです。
というかこの人作詞の神が舞い降りちゃってます。
地味と言えば地味ですが、かなりのお気に入りです♪
このアルバムで稲葉さんの作詞は神に達しています!
「Tamayura」「透明人間」「あの命 この命」はもはや神曲!!ぬるい恋愛ポップスばかり聴いて感動している人達にこそ聴いてほしいです。
「おかえり」は、歌詞の見方を変えれば、とても悲しい曲にも聞こえます。
とにかくこのアルバムは歌詞をよく見て聞いてください。
ほんとにいいアルバム。間違いない、ロックだ。こらロックだーよ。
間違いねべさ。
稲葉氏はもうソロで逝けることがはっきりわかった。最高。
長いスパンで付き合っていけるアルバム。このようなアルバムを名盤と言う。
全ての幸せをオアズケに、が一番気に入ってるけど、他にもメロディ歌詞最高粒ぞろい。正面衝突は普通に疾走な感じでカッコいいし、なんかね、もう。俺に他の邦楽
買うきなくさせてるの、間違いなくこの人なんだけど(笑)
一聴しただけで感動することはないものの
聴けば聞くほど感動が増していく良いアルバムです。
歌詞も本当に素晴らしい。
優しいメロディーに完璧なボーカルが最高の歌詞を読みながら乗っかってくるんです。
感動としか言いようがない。
独特で魅力的な音世界をぜひ堪能してください
ソロ・ワークスもだいぶニュートラルになった3rd。ゴージャス&ロマンティックな
B'zに比べ、(音楽形態は別として)とってもブルージー&シンプル。
ボーカル・スタイルこそ(低音使い以外)本家と変わらないが、このカラッとしつつ
生っぽい音はTHE ソロといった感じ。
シンプルだが、「マグマ」に比べるとだいぶメジャー感のあるロックとアコースティッ
クなフォークソングの混在といった構成で、彼のルーツにあるツェッペリンおよび
初期パンクを感じさせる渋みのある作品。
やけに生々しくメッセージ性の強い歌詞も強烈。いい視点持ってます。
シンプルだが勢いもバラエティもあって、ソロ入門には最適。
超ロックじゃん。名盤。
今のところ最新作ですがB'zとはもはや別物ですよね。
歌詞はより深くなっています。楽曲はB'zよりは地味な感じですが。
これがあんまりヒットしなかった日本の音楽業界は嘆かわしい…
このアルバムを聴けば、稲葉さんの歌詞が素晴らしいということがわかるとおもいます。
94点
日本語ロックの頂点。
ロックは日本語を使ってもここまで表現できるんですよ。
稲葉浩志さんは作詞家としても天才ですね。このアルバムを聴いても、そのことがよくわかります。
1. おかえり
2. Wonderland
3. THE RACE
4. 正面衝突
5. 水平線
6. すべての幸せをオアズケに
7. Tamayura
8. ハズムセカイ
9. 幸福への長い坂道
10. 横恋慕
11. SAIHATE HOTEL
12. I AM YOUR BABY
13. 透明人間
14. あの命この命
2004年、3rd。初回盤には「正面衝突」ライブDVD付き。
再び「マグマ」寄りになった。稲ソロでは一番聴きやすい。
そして歌詞が考えさせられるものばかり。深い。
1、2、4、5、7、8、13、14がお薦め。
(´Д`)イイ。稲葉ソロライブに行きたい。
稲葉はソロでも間違い無く日本を代表する、しかも息の長いミュージシャンになれるのは間違いない、と思わせてくれるアルバム。
肝心の楽曲だが、B'zとは一味も二味も違うメロも良いんだけど、やはり最大の目玉はソロゆえの歌詞。
絶対的な人間の弱さと圧倒的な人間の強さを同時に表現してしまうのには、頭が下がる思い。
とにかくお勧めな一枚だけど、同時に聴き手にはある程度の覚悟が必要かも。
楽曲全体を覆う鬱屈とした重さに耐えられない人もいるかもしれない。
因みにアルバム「マグマ」との差は、あちらが「ドロっとした人間の本能的部分」に触れているのに対して、こちらは「感情というよりも、人の性質そのもの」に触れている印象がある。
その結果、社会的立場から見た個の性質を歌っている歌詞が多くなったのだろう。