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恋のウルトラ大作戦 / すかんち
1990年発表の1st。すでに唯一無二のすかんちワールドが炸裂している。
ローリーのギターワークもさることながら、実はこのバンドの肝とも言えるドクター田中のキーボードプレイがなんとも華やかに楽曲を彩っている。
楽曲単位でみてもいずれもシングル候補と言えるほど充実。この頃はまだ中期〜後期に顕著なZEPやQUEENの色を余りだしてないような気がする。
今聴けば音が多少薄っぺらいが、楽しいポップロックが好きな方は絶対楽しめるハズ!
これが出たときは、かなり笑撃的でした。
ここまで確信犯的に様々なアーティストの美味しいところを頂いてしまうとは。
どの曲がどんなアーティストの曲のパクリなのかは、ここでは申しませんが、
爆笑してしまうくらいに、豪快な引用には清々しさすら感じます。
グラムというより、ローリーのサウンドはかなりHRなのですが、これがまた
いいプレイをしてるんですよ。当時はまだプレイヤー志向が残っていたのか、
後期に比べるとメロディアスなフレーズを流暢に弾きまくっています。
次作では、そのオマージュにさらに拍車がかかるのですが、1stということもあって
このアルバムではローリー本来の音楽性が楽しめるのではないでしょうか。
はっちゃん 2009年6月27日(土)22時23分