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恋の薔薇薔薇殺人事件 / すかんち
1992年発表の3rd。
誰もが一度は聴いたことがあるのでは?と言えるほどポップで有名なキラーチューン①だけでこのアルバムを評価してはいけない。
煌びやかなキーボードとコーラスが目立った1st、2ndとは違い、華やかなキーボードは多少引っ込み気味になり、代わりにどっしりとしたギター、ベースの低音が響く(といってもHM/HR的な重さではないが)ようになった。それが全体的なシリアスさを醸し出しているもかもしれない。歌詞もコミカルなものは少なくシリアスなものが多い。初めて聴いた時は「あれ?なんかつまらなくなったなぁ」と思ったものだが、既に世紀の大傑作である次作への前兆的な部分もよく聴けば感じとられる。
とにもかくにもQUEENへの挑戦ともとれる⑫は必聴!!
QUEENが好きなんだなあというのがよく分かる作品。
③がブラックで何とも言えない感じ。
ジャケットは未だに手持ちで一番派手かもしれない。
中曽根栄作 2004年12月17日(金)3時56分
ロンドンレコーディング(ミックスだったかな?)の3枚目。
ダウンタウンの『ごっつA感じ』のOP曲にもなった「恋のマジックポーション」は
あのベイ・シティ・ローラーズのメロディの引用が新鮮でした。
楽しいだけじゃなく、いよいよ猟奇的な部分も見え始めた次作への布石的な作品です。
前作で多くのファンを獲得した彼らですが、実はかなり業界で評価されているのです。
音楽業界が感心するその音楽性って言うのは、実は諸刃の剣で、すかんちも後に
それに泣かされることになるのですが、本作ではまだまだ上り調子。
次作ではさらなる高みへと挑むことになるのです。
はっちゃん 2009年6月27日(土)23時27分