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GARY HUGHES / GARY HUGHES
TENのヴォーカリストとして有名なゲイリー・ヒューズの93年発表のセカンド・ソロ・アルバム。
勿論俺はTENのような作品を期待していた訳だけど(でも、TENのアルバムは1枚も持ってない/苦笑)、この作品はそういった音楽ではなくブルージーで英国らしいハードロック。ハードロックと言っても全体的にはかなり落ち着いた雰囲気でアダルトな雰囲気を醸し出している。
バラードは特に普遍性に溢れ、5,TILL THE RIVERS RUN DRYなんてもう大人のための音楽って感じがするほどアダルトで落ち着いてる。『ルパン3世』のサントラとかに収録されてそうだ。
そうかと思えば8,CRIMINALは別にデジタル・アレンジが施されてるというわけではないが、どこかダンス・ミュージックっぽい感じがする。左手を腰に当て、右手を上に伸ばし人差し指をピンと張り、右足を横に出し、ちょうど映画『サタデー・ナイト・フィーバー』のジャケットのジョン・トラボルタのようにミラーボールの下でリズムを刻みたい感じだ。(?)それでなけりゃパパイヤ鈴木でもいいや。(笑)
ソロ作ということで様々なことにチャレンジしてはいるが、彼の特徴のある落ち着いた歌唱がそれをまとめているし、特に派手な曲があるわけではないので全体的な色合いも近いと言える。
楽曲に「これだ!」と言えるものがないが、なかなかの出来でまずまずの満足感。
でも早くTENのアルバム聴きたいな。(苦笑)
このアルバムはもう廃盤となっています。