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EYES OF THE WORLD / MACALPINE
トニー・マカパインが'90年にバンド形態でリリースした、忘れ去られてるアルバム。
ジャンルとしては憂いを帯びた大人な落ち着いたハードポップ
という感じでしょうか。
皆さん是非聞いて下さい。素晴らしいです、これ。
80年代にインストでその才能を如何なく発揮したマカパインですが、
このアルバムでもボーカル入りの曲を何の違和感も無くハイレベルで作ってます。
もともとギターを歌わせてた人だから、ボーカル入りの曲だろうと
すんなりスムーズに作曲出来たんだろうなぁ・・・。
この人の作曲能力や曲に合ったソロを弾くセンス、素晴らしいです。
バンドサウンドに徹してるんで、80年代の派手な超絶フレーズ連発!
というワケではないですが、効果的にテクニカルで印象的なパッセージを挿入していて、
聴きどころ満載です。個人的には捨て曲ないです。
このアルバムではソロイストとしてよりも、コンポーザーとしての力量が爆発しています。
私もこのアルバム大好きです!良いメロディのポップな曲が満載です。
ギタリストとして評価が高いトニーマカパインですが、ソングライターとしても非凡であることがわかります。ギタリストのアルバムだからといって敬遠した人は損しますよ。逆にギターテクニックを期待したギターキッズは物足りないかも。
テクニカルギターで有名なマカパインがバンド形態で出した唯一の作品。このアルバムではテクニカルなギターは弾いてませんが、その分、メロディアスな楽曲群が素晴らしく、インストよりも好きかもしれません。このアルバム1枚で終わってしまったバンドですが、もう一度、メロディアスハード作品を作って欲しいです。