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ELEMENTS / ATHEIST
"Green" "Water" "Air"など、アルバム名にちなんだ、自然に関する曲名ばかり。
ドラマーが以前の作品とは違うため、それだけどこか馴染めないところがあるが
サンバなどの音楽も取り入れた、もはや"デスメタル"では済まされない異様な音楽です。
前2作と比べると多少凄さは落ちるものの、やはりATHEISTは素晴らしいと思わされる作品。
日本、いや全世界のスラッシュファン待ち焦がれたリマスター再発盤買いました!
(もちろん全部!今回はボーナストラックが凄い!)
このアルバムを初めて聴いた時(数年前)は「何だかおもちゃ箱をひっくり返したような」
音だなぁと思っていましたが、改めて聴いてみると「美味しいスラッシュ・ミックスジュース」
とでも言いましょうか…そんな感じです。(よく分からなくてスイマセン。)
音楽性は複雑多様化していますが、激烈サウンドは健在です。同時期・同郷のCYNICと
共に真なるプログレッシヴ・デスを体現してみせたバンドですね。
ラストアルバムとなった3rd(1993年リリース)。
ロジャー・パターソンの残したマテリアルも底を尽きどうなるかと心配だったが、前作に匹敵する傑作を作り上げた。
デスメタル的要素はヴォーカルくらいだが、ジャズからの影響を強く感じるプログレッシヴな曲が素晴らしい。
トニー・チョイの手数の多いベースは必聴。
難を言えば超人的なドラマーだったスティーヴ・フリンが抜け、前作までと比べるとややダイナミズムに欠ける。
イヌスケ 2005年12月23日(金)12時24分
1st、2ndは超テクニカルなデス/スラッシュメタルだったけど、
今作はアグレッシヴなプログレメタルな感じ。
たぶんATHEISTの中で1番聴かないアルバムだろうが、
それでもレベルは高いと思うのでお薦め。
再発盤のボーナストラックのラジオ・ライブ音源がとても良いです。
カズチン 2006年10月22日(日)22時15分