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中絶 / 黒夢
1992年7月発表のIndies Mini Album。
2つのデモテープの後に発表されたこの作品はオリコン初登場3位を獲得する。
音質は良くないものの、個人的にこういう何とも言えないダークな雰囲気好きだったりする。
ギターソロもなかなか良いから、やはりこのEPは聴く価値あり。
にしてもかなりコアだ・・・最近の彼からは想像すらつかない。
タイトルトラックは名曲です。
なんてもの哀しい雰囲気なんだ。
黒夢のインディーズ時代の3曲入りシングルで初回版にはdrに鋭葵の写真もあり4人だった。
収録曲は「中絶」、「浮遊悲」、「in sky」である。
「中絶」は暗いテーマの曲だが爽快感があり、なかなかのれる。
「浮遊悲」もテーマとしては「中絶」の延長上的な歌詞だが、Gtが44MAGNUMのJIMMYをリスペクトしているだけあって、なかなかのメタルっぽいアプローチが楽しめる。ギターソロも早弾きがあり、随所に泣きのメロディーもあり、個人的にお気に入りのナンバー。
最後に「in sky」はマイナー調のアコースティックに臣のハードなギターがのった感じ。ライブではファン全員が人差し指を上げる初期ではお馴染みのナンバー。
曲数は少なく、荒削りではあるが、黒夢らしさはこの頃からあり、コアなファンにはお勧めです。
インディーズにしちゃかなりいい出来だと思いますよ。
ただドラムの音質が若干悪いというだけで。
言わずがもな「中絶」は涙が出るほど悲しい曲調の名曲で
「浮遊悲」もかなりメタリックな作品。
そしてラストの「IN SKY」は名曲中の名曲。
余りにも美しすぎて惚れ惚れする程の超名曲だと思う。
誰からのインスパイアで出来た曲なのか個人的に気になる。
3曲なのにお腹一杯になる内容の濃いマキシ・シングルです。
ミニアルバムというよりトリプルA面だね。
「中絶」なんて今でも充分聴ける。インディだからリリースできる
内容だろうが黒夢という色がよくでている。
中古でGETしたときは感動したよ。
