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THE GALLERY / DARK TRANQUILLITY
DARK TRANQUILLITYの中でどれが最高傑作か?と聞かれれば迷わずこれを選びます。
1曲目「punish my heaven」はIN FLAMESの「stand abraze」と並ぶメロデス界の名曲。
クラシカルでメロディアス。カッコいいです。
ここ何作かは聴いてないけど、雑誌等を読む限り、このアルバムの頃が一番激しくメロディック
・デスしていたのではないでしょうか?
メロデスファンは必携の1枚。
定ちゃんさんと全く(出だし3行はほぼ一字の違いも無く)同意見です。このメロディと激しさの見事なまでの融合は他に類を見ない存在でした。CARCASSとか聴いて無かったボクはこのバンドこそがこの手のメロデスの筆頭バンドだと信じてました。
1曲目と3曲目は文句なしの超名曲!誰が何と言おうと絶対に名曲!アルバムで選ぶとしても、これが一番。
うわぁ!!なんじゃこの曲は!やべぇ!!
と思いつつ曲名を見たら噂のPUNISH MY HEAVENでした。
こんなに凄まじいとは、、、。激哀のメロディー満載。
アルバム全体の出来もいいですね。
メロデスの名曲と言えば、このアルバム1曲目、「PUNISH MY HEAVEN」と、IN FLAMESの「STAND ABRAZE」がよく並び称されますが、私は(IN FLAMESは好きだけど)後者がそんなに名曲とは思えなくて…でも「PUNISH MY HEAVEN」は素晴らしい曲だと思います。
ただし、このアルバムは他に良い曲がいっぱいなので、この1曲だけ突き抜けて良いということもないと思っています。
彼らのメロディ・メイカーとしての能力、アレンジのセンスの良さは驚きです。しかも作曲クレジットを見ると、ヴォーカルのミカエル・スタンネ以外のメンバーが、みんなそれぞれ曲づくりに貢献しているという…。ミカエルにしても、彼の美しい濁声(?)抜きには楽曲の魅力も半減ですから。よくぞこのメンバーで集まってくれた!と言いたいです。
高品質のメロデスがあふれる現在においても輝きつづける名盤。
ダチにだまされて買ったメロデス。でも、すげえ良かった。他のはもう買う気にならないけど。ところで1曲目ってそんなに良い?
PUNISH〜は確かに他のメロデスバンドとはやや異色のスタンスの曲であり構成や展開も独特でそういう所が名曲と賞されるのだと思いますが、このアルバムに関して言えば他の曲もそれなりに名曲揃いで聞き応え十分です。特に三曲目はお勧めですね。個人的にかなり良い作品だと思いますよ。
今ではもう聴けなくなってしまいましたが、この頃のバンドはドラムをはじめ全体的にリズムの刻み方が変則的で面白く、かなりプログレッシブです。
最初聴いたときは「普通のデスメタルじゃん」と思いましたが、聞きこむうちに「あぁ美しいな」と思えるようになりました。
次の「THE MIND'S I」を聴けば無駄が多いことにも気付くが、これはこれで素晴らしいです。
>発売されてすぐにこれ買いましたが(96年)、なんかブックレットがスッゴイ臭うんです…。ケース開けたらムァ〜と臭気が漂って…。
なんやねんコレは、と聴く気も失せましたが、今嗅いだらさすがに臭い取れてました。
なんだかんだ言ったって曲はマ〜アいいんだがバックボ〜ンが(サウンドの厚さがない)薄いような気がする。1曲目がそんなに飛び抜けていいんじゃなくて全体的に良いと思う。
全体的に平均的な曲ばっか!美しい濁声??とは思わないなぁ〜、インフレのほうがよいね(個人的には)
ぶっちゃけた話、これ買うんだったらDAMAGE DONE買った方が数倍得!!
このアルバムはなんとなくまとまりに欠けるんだよね。
速い曲は多いんだけど、それだけって感じ。
初期の頃だけにまだ荒削りな感じは否定できない。
ただ③のメロディには感動したね。
なぜか①がすごく人気だけど、③の方が曲的にもまとまりがあるし、様式美って感じでなじみやすい。
メロデスのメロデスたるものがある。
鬱積した何かを弾き出す力が違う。
デスメタル大好きさんと同じ意見です。
普段は濁声VOや「重い怖いウルサイ系メタル」は完全否定しております。ですから私がコメントするのは(デス&スラッシュ&コア派の)皆様には申し訳なく思いますが、このアルバムはすばらしすぎる。究極の美と究極の醜を極限の次元で融合させています…しかも1曲目のためだけにこのアルバムは存在します。(1曲目凄すぎて3曲目目立たない)
デス好きが奨めているなら判りますが、何年か前試しに買った「ス○イヤー」のCDを1曲目、途中で取り出してごみ箱に捨てた程の私です。ついでに言うと数年前スラッシュ&デス好きの人と口論になり、危うく殴り合いになりかけた程の私、最近もヘヴィロック少女を半泣きになる程に罵声を浴びせた私がおすすめしているのですから信憑性あるでしょ?それ程に「濁声嫌い」そんな私でさえこのアルバムに出会えた事に感謝しています。
スウェディシュデスメタルのアグレッシヴさと突進力でザクザク攻めてきたかと思えば、哀愁あるギターのリフとメロでしっかり聞かせる箇所もあり、まさにメロデスの名盤・・・。そんなアルバムです。メロデス、というと俺はキーボードとかシンフォニックだとかそんなことを思い浮かべるが、このバンドは少し違った。確かにキーボードもいい味出してるけど、何といってもギターのメロがたまんない。これはいいよ!!そしてミカエルのボーカルもまた楽曲の素晴らしさを何倍にも引き上げてくれる。初期メロデスの名盤にしてダートラの中でも1,2を争う名作。
お勧めの曲はEDENSPRING,THE ONE BLOODING WARNING、of MELANCHOLY BURNINGそしてPUNISH MY HEAVEN!!特にこの最後に挙げた曲だけを聴くために買っても良いと思う。まさに美と醜の対比が生み出した、暴虐的で美しい楽曲だ・・・
いわずもかなの超名盤。
以外に中古屋で激安で売ってたりもします。
今作は中古屋で激安で売ってはいけない商品だ。誰か規制してくれ。
ザクザク刻むギターのメロディとそれとは対照的なスローなパートの泣きの入ったメロディの調和が美しい。強烈な印象を聞き手にたたき付ける。
何も言わずに聞いてください。メロデスの素晴らしさが詰まってるから。
95(国内盤は96)年発表の2nd。
#1の「Punish My Heaven」を皮切りに、「デス」の暴虐さと
「北欧特有」の哀愁に満ちた音が押し寄せてきます。
他にも中間部にて美しい展開を見せる#3、
女性Voを起用したタイトルトラックの#5
リフの切り込み方ががとてもカッコイイ#7・・・等、
聴き所満載です。
“メロデス"のメロディが“そのまま民族音楽色"だった頃の名盤、だと思います。歌詞やアートワークの雰囲気も北の風景ですし。
ベタな旋律だと言えばその通りなのでしょうが、必然としてこの時代にしか作り得なかった作風であり、それ故の(遺産としての)名作としてしまってもよい作品でしょう。
IN FLAMESの『Jester〜』(『Whoracle』も?)と同様のアプローチなので、後はデス声の好みと曲展開の趣味で選べばよいのではないでしょうか。
蛇足。先駆者だからなのか、同系統(狭義)の現存バンドよりも、voの使い方が飽きのこないものになっている気がします。曲も展開含みで、テンポやメイン・メロディの変化を追うのが楽しく、個人的には近年の作より彩り多い作品に感じます。
……これで、今の彼等がメジャー感全開の作品を作っていれば、この頃の作品が好きな私としては文句が言い易いのですが。しっかりこの頃の味を残しているんだからタチが悪い(むしろ良い?)。
完全なるメロディックデスメタルのアルバムです。
メロディックデスメタルの代名詞ともいえるかも。
曲が暗くて寒くて…それでいて凄く美しい…。
ブラックやデスでは味わえない世界観だと思います。
名盤!
メロディックデスメタル界一の構築美!
この北欧クサさが良いのです。
このアルバムは名盤でしょう!全曲素晴らしいです。これがデスメタルか?といわれたら「?」ですが・・美しさと激しさが絡み合う一曲目は名曲です。全体的にプログレな雰囲気ですね。それほど複雑なことはやってませんが聴いていて気持ちが良いです。この後バンドは一時違う方向に走ってしまったりしますが、それでも「らしさ」は残ってますね。最近のはデジタルなサウンドが多くなってしまって残念です。この頃が一番輝いていたように思います。IN FLAMESで言うWHORACLEでしょうか。多少荒削りなサウンドで才能が開花した頃です。メジャーになってしまうと音質が良すぎて流行りの音になってしまうのが大半ですから・・
基本1stと一緒です。クオリティが上がったメロディック・プログレシッブ・デス。95年発。
前作は、部屋の中で見境なく暴れ回ってたら家ごと壊れちゃって収拾つかなくなったようなアルバムでしたが、今作は壊れてません。まあ、部屋の中は片付ける気になれないくらいとっちらかってますけども。
前作ほどでないにしろ、単音旋律弾きまくりたいんだねうんうんと頷いてたら、アルバム聴き終えるまで頷きっぱなしという素晴らしさです。ギターは分かるとしても、ベースの方、明らかにやりすぎです・・・3人目のギタリストですか?曲によっては笑ってしまいますよ。
私は何度聴いても②「SILENCE〜」が最も強く印象に残ります。
彼らの作品はまだこれしか聴いてないんですが、凄いですね、これ。
とにかくメロディアスさが群を抜いてます。「メタルにしてはメロディアス」っていう
レベルじゃなく、まして「デスにしてはメロディアス」っていう次元でもなく、ここまで
メロディが語る音楽って他ジャンルでもなかなか無いのではないでしょうか。
特に私は単音メロディ大好きなので、終始にやけっぱなしもいいところです(笑)
また、今まで聴いてきたメロデスってARCH ENEMYとかは別としても、いまいちヴォーカルの
声が好きになれずハマれないことが多かったんですが、彼らはヴォーカルもかっこいいです。
ミカエル繋がりのOPETHと並んで、デスヴォイスでの感情表現に長けていると思います。
Dark Tranquillityは、「Damage Done」以降の作品(Damage Done〜Character〜Fiction)が素晴らしいですけど、初期では、この作品ですね。
これぞ、メロディック・デスといっていい曲が揃ってます。
デスメタル系では一番好きなアルバム。
メタリカのカバーもなかなかいい
名盤と名高い2ndアルバム。
今作は、アグレッシヴかつメロディアスで複雑なサウンドが基盤となっており、
ヴォーカルを務めるミカエル・スタンネのブルータルな歌唱と一体となり、ドラマティックに展開します。
とくに、オープニングナンバーの①がそれを顕著に表しています。
この曲は今作を代表する曲であると同時に、彼らの代表曲でもあるので是非聴いてみてください。
①の印象が強すぎるのか、他の楽曲が若干地味な印象を受けますが、荒削りながらとても良い曲が揃っています。
哀愁漂うメロディアスな③、壮絶なデスバラードの⑧、そしてラストの⑪はかなり複雑に展開するこのアルバムらしい曲です。
若干の荒削りさを感じなくもないですが、それ以上に溢れ出す若いパワーが印象的なアルバムです。
彼ら独自のサウンドを構築し、メロディックデスの金字塔を築いた記念碑的アルバムと言えるでしょう。
同時期のAT THE GATES「Slaughter of the Soul」やIN FLAMES「The Jester Race」と比べると、演奏の安定感の無さが目立ちますね。
このアルバムに収められている曲はどれもメロディは最高にイイんだけど、なんでこの頃のDARK TRANQUILLITYって曲の終わり方がこんなにもダサいんだろ??
でも、DARK TRANQUILLITYは好きです。
発売当初アルバムを聴きながら余りのパーツの揃いぶりに
「アルバム二枚でここまで整うのか・・・メロデスって寿命の短いジャンルかもなあ」
と思ったものです。
実際、デスメタル(当時の概念でのデスメタル)のサブジャンルとしてのメロデスは
In Flamesの3枚目の時点で終わってしまったように思います。
1995年発表の2nd Album。
ダートラは3rdから聴いたのだけど、あっちの方がまとまってる印象がある。
こっちは名曲、名フレーズはあれど曲展開が懲りすぎてる。
それを消化し切れてない感じがあるのだが、結構ぐっとくる展開もあるのも事実。
もう少しちゃんと曲が終われば、もっとカッコ良くなるバンドだと思う。
なんか素っ気ない、素っ気ないけど激しい、そんなダートラの持ち味が良くも悪くも曲に出ている。
オススメは①、②、③、⑥、⑧です。
中でも①、③はこの業界屈指の超名曲なので、一聴の価値あり。
86点。