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SKYDANCER / DARK TRANQUILLITY
DARK TRANQUILLITYの最高傑作は?と聞かれればボクは間違いなく「Punish my heaven」が入ってるThe Galleryを挙げます。が、思い入れはこちらのアルバムが上です。
貧乏な学生だった頃、CDはホントに吟味して買えるものを厳選して購入してました。そんなある日、某CD店でこのアルバムがかかってたのです。当時デス声に拒絶反応のあったボクは「げ、またデスメタルがかかってる」とだけ思ったのですが、その内3曲目の「A BOLT OF BLAZING GOLD」が流れ出しました。なんと、デス声とキレイな女声が絡んでる!今となっては使い古された感も否めないこの手法も、93年当時はメチャ新鮮でした。しかしお金のなかったボクは「Now Playing」にあるジャケットをよーく見て覚えたのでした。が、勘違いしてバンド名を「SKYDANCER」だと思ってしまったのです。その後どこに行っても“SKYDANCERっていうかっこ良かったバンド"に出会うことはありませんでした。
1年後くらいにB!誌に載ってるのを見つけ、無事に購入した時は涙出ました(マジ)
で、内容は(ここまでひっぱりすぎ)トラッドの影響も感じさせる色んな要素のつまったアルバムでした。疾走曲あり、デスじゃない声もありで、すごい新鮮でした。久しぶりに聴いたらプロダクションそんなに良くないし、デス声と女声の絡みもちょっと唐突だな〜とは思うけど、21世紀の今でも楽曲の魅力ではそんなに色褪せてないと思う。
まだメロデスなる言葉がなかった頃、「SKYDANCER」という綺麗なタイトルに惹かれこの1stを聴きました。
2ndを売ってしまったのはちょっと後悔してますが、この1stはいろんな意味で手元に置いておきたい一枚。
メロデスってどんなの?これ聴いておけば他は要りません。
何故このバンドへの書き込みがこんなに少ないんでしょうか。私にとってメロデスといえばIN FLAMESとDARK TRANQILLITYなのですが。この1stアルバムは、はっきり言ってたいしたことないんですが、日本版ボーナストラック「AWAY,DELIGHT,AWAY」が収録されているがために、おすすめです(当然「日本版限定」のおすすめです)。この1曲のためにアルバムを買って損はしないと思います。メロディーの美しさと疾走パートの格好良さはIN FLAMESの「STAND ABLAZE」と共に初期メロデスの傑作でしょう(ただ、最近のメロデスと比較すると、音質が悪く音が軽いように感じます)。
透視能力者 2002年11月15日(金)22時16分
てか普通に1stか2ndでしょ・・・
1st買うなら絶対 日本版ね
2ndのがいいけどね 2nd気に入ったなら1stまず買わないとダメよ
まちがえても新作とかいったらだめ 2nd→1stってかんじ!
わかった!?
SKYDANCER、The Gallery、damage doneの3枚が聴いたことのあるアルバムです。
俺はこの中ではSKYDANCERが最も好きです。
voの声質はどちらも魅力がありますが、アルバムと曲の美しさが抜群だと思うからです。
my faeryland forgotten(8曲目?)を聴いていると、窓を開けて
「labyrinth of time!」と叫んでしまうくらいです。
彼らはすごいですよ!昔の歌謡曲やファミコンの音楽のようなメロディーこれでもかと
いわんばかりに流れそして溢れ出すんです(笑
サウンド面は非常にしょぼくギターミスあり、ドラムも子供用ドラムで本気でしばいてるような感じなんですがなぜかそこが妙に良く感じ彼らの味として出ているんです。
楽曲もかなりセンスがあると思うしメロディアスな感じできかせてそれからくる疾走パートなんかゾクっときますよ!展開には結構こだわっていると思います。93年に出たということを考えるとすげぇすね!
日本版ボーナストラックとして入っているミニアルバムの1曲目はパニッシュマイヘブンよりも断然↑だと思ってます。
にしてもこのダサかっこよさ&くささはホントに愛おしいですな〜
あとジャヶットめっちゃ美しい。
93年発表のデビューアルバム。ボーカルは現IN FLAMESのAnders Friden、次のミニアルバム(カップリングされている「OF CHAOS AND ETERNAL NIGHT」)からボーカルを担当するMikael Stanneはギターを弾いている。
当時の、スウェーデンの地下実験から生まれたプログレッシブ・デスの一形態。
メロディック・デスという言葉は当然あるわけない頃で、「デス・メタルをメロディックにプレイする」などと言えば鼻で笑われた時代であったに違いない(今でも知らない人からすればそうか)。そこにこんなアルバムが出て来たとなれば、一体どれほどのインパクトがあったか、想像に難くない。何せ、「メロディックでない」部分を探すのが難しいのだから。
コードリフの格好良さや、デスの重さは捨て、ただただ「メロディ」が矢継ぎ早に、そして徹頭徹尾疾走及び展開するスタイル・・・それがこのアルバムにおいて、このバンドが編み出した奥義であろう。今現在では楽曲も演奏も稚拙極まりないが、果たしてここまで・・・最早やけくそと言えるまでにメロディを追ったデス・メタルが他にあるのかと問うてみた時、改めて、メロディック・デス・メタル・ファンとして、このアルバムが成した偉業を称えたくなる・・・いやまあ、基本的な印象は、馬鹿みたいにメロディが走り回るやけくそ音楽なんですが。
ゆったりとした叙情パート、アコギの導入、デス・バラード、デス声に対しノーマル男声と女声による対比、ダブルデス声・・・効果的か否かは別にしてとにかく色んな事をやっており、全体で見ればこのアルバムはやはり、プログレッシブ・デスと言えると思う。
「OF CHAOS AND ETERNAL NIGHT」の方は楽曲も演奏も無理がなくなって、2nd同様の完成されたメロディック・デスが聴ける。
DARK TRANQUILLITYは、2ndと最近のDamage Done/Character/Fictionが凄く、出来がいいし、個人的にも好きなので、それ以外の作品はなかなか聴く機会が少ないのですが、このデビュー盤も、曲1つ1つ取ってみると、いいんですけどね。
デビュー盤ゆえに仕方ないですけど、音質もかなりこもっていて、勿体ないね。
ただ、Anders FridenのVoに、Mikael Stanneのギターという面子で作られた1枚なので、貴重な1枚ですね。
DTの作品はずっと買い続けていますが、今でもこのアルバムが1番好きですねー。ヴォーカルはやけくそな感じですし、曲展開も唐突ですが、やはりアルバム全体を覆う美しいメロディと雰囲気にやられます。ゲスト参加の女性ヴォーカルも優しく儚い声質で凄く良いです。ジャケットも最高です。