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EVOLUTION / TONY MACALPINE
通算6作目のアルバム。
何といってもポイントはF1中継の予選ポジション紹介時のBGMに使われた
疾走曲Oversea Evolution 圧巻!事故りそうです。
テクニック先行で楽曲の弱さを指摘する声も多い彼ですが
ならではの味がたまりません。本作も期待通り。
ちょっとkeyの占める比重が高いので、HMというよりはフュージョンに近い印象を受ける。TIME TABLEがなかなか良い。男が駅で女を待っていて、電車が来ても女が現れなくて、落ち込んでいる姿が目に浮かんでくる。
THE SAGEも実にメロディアスなナンバーでインストの名曲だ。今でもたまに聴く。
まずは頭2曲(The Sage、Oversea Evolution)の必殺のネオクラHMにKO!
他にも泣きのTime Table、お約束のピアノソロ、突撃HMのPowerfield、キャッチーなSinfonia、そして感動のAturias……。
全体的にはフュージョンテイストの曲もあるが、「PREMONITION」以上に濃厚なネオクラ色がとにかく美味。
イングヴェイの「The Seventh Sign」、インペリテリの「Answer To The Master」と併せ、90年代中期に死ぬほど世話になった1枚だ。