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クムイウタ / COCCO
2nd。これはたしか100万枚売れたアルバムだったと思います。シングルでは1番売れた「強く儚い者たち」も入ってます。
1stに比べると幾分明るくなった印象をうけます。まあ1stみたいなドロドロの内容だったらこんなに売れなかったと思いますけど。
しかしこれはいいアルバムです。捨て曲はほとんどないし、ヘヴィなロックからアコースティックな曲まで楽曲が幅広く充実してるし。(「裸体」は1st並に暗いですけど)
とりあえず「Raining」は必聴です。
それにしてもこの人、ボイストレーニングをうけたことがあるとは聴いたこともないのに、何でこんな発声が綺麗なんでしょう。高音も非常に滑らかに出すし。アカペラの1曲目と高音のある2曲目を聴けばすぐわかります。
あとこのアルバムにも1曲、童謡系の曲が入っています。「My Dear Pig」。かわいらしくていい曲です。いい曲ですけど、やはり歌詞がグロテスク。何気にグロテスク。
余談ですがジャケットが懐かしい折り紙の匂いがします。
「強く儚い者たち」はやはりえげつない歌詞ではあるが、メロディは聴きやすい。
1stより聴きやすいが、3rdほどの完成度は誇ってない、突出した特徴はないと思ったけど、
「Raining」の壮絶な歌詞など、聴き所は流石COCCOなだけあって満載です。
これが俺にとってのCOCCOファーストインパクト。
グランジのごときヘヴィなサウンドとそれに負けない歌詞にがつんと頭を殴られ、それなのに最後に「ウナイ」に到達した時はもう号泣!ホントは泣いてないけど心の中で号泣(笑)
以降すっかりハマる。今も抜け出せない。きっとこの先も。