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REBEL EXTRAVAGANZA / SATYRICON
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彼らの4枚目のアルバム。前作「NEMESIS DIVINA」のメロディアスな作りとはうって変わってブルータル度200%のブラックメタルです。やはりFrostのドラミングは人間技じゃない!ジャケットのメンバーのメイクも凄いです。
GC8改 2004年10月24日(日)12時19分

ぶっちゃけて言うと、曲よりもインナーに写ってるメンバー達の白塗りメイクの極悪さに圧倒されます(笑)
このメイクのやり過ぎっぷりを拝むためだけに買っても損なし!?

クリムゾンスマッシュ 2005年5月10日(火)1時8分

日本盤も発売された、99年発表の4thアルバム。

前作と比べると、曲調も音質も結構変わってますね。
リズムの音がクリアーになり、Frostのドラミングの凄まじさが際立つようになった事と、
ギターの音質が少しシャリシャリした感じのものになり、どことなく近未来的な印象を
与えるような雰囲気になったように思います。リフの方は、前作ほどメロディアスではなく、
実は最初気に入らなかったんですが、聴きこむ内に音質と相まってエクストリームメタルが
好きな人にとっては耳に気持ちの良い物になっている事に気付き、好きになりました。
「The Scorn Torrent」のイントロなんてメロディ自体も最高に良いですし。
でも…曲が長くなった事もあって、ミディアムスローパートで、リフがメロディアスでなく、
しかも結構引っ張るような部分はちょっと今でもあんまり好きじゃないです…
疾走パートはFrostのドラミングが物凄く、言う事無しですが。

個人的には前作よりも好みの分かれるアルバムになったと思います。
メロディアスなものよりブルータルで厭世的なものを好む方にお勧めします。
Usher-to-the-ETHER 2005年9月29日(木)20時37分

メロディがあんまりしつこくなくて,俺にとっては聞きやすいかも。
1曲目から10分越えの大作ですが,疾走パート,スローパートも巧みに使い分けて飽きさせない作りになってます。
音質がクリアな上にドラムが打ち込みかのように正確なので機械的に感じられることもしばしば。(笑)
THRAX 2005年10月5日(水)14時13分

長い曲が多く、だるい曲ばかりなのかなぁと思って聞いてみたら、だるさの微塵も感じられなかった。
Frostはもうちょっとブラスト凄くなかったっけ?と思ったのは気のせいかなぁ。
Sotyrのギャアギャア声は相変わらず邪悪。
買う価値あり。

ガサイレゴロウ 2005年12月15日(木)15時32分

正直、ジャケには購入を躊躇わせるものがありました。メイク怖いです。しかし音楽の方も気合十分。
やっぱりブラック・メタルって、普段聴くと気持ち悪くなってくるくらいエグいな〜。
昔コンピレーションもので聴いた時はペラペラの音質で、迫力も何もあったもんじゃなかったため、ずっと彼らの作品には手を出してなかったんですが、このアルバムではしっかり重低音も効いて迫力あります。
噂に聞いていたフロストのドラムは本当にとんでもないブラストですね。
うにぶ 2006年2月6日(月)21時17分

大手Nuclear Blastに移籍しての4th。ジャケットの容貌は、「ブラックメタル的こけおどし」から「現実の異常犯罪者っぽいこけおどし」に変わってつまり、嫌悪感が一般的になったと。

だが音楽性は、前作の分かり易いメロディック・ブラック路線を放棄、曲の全体像が恐ろしいほど掴めないドラマの展開、つまりそれは1st、2ndの頃に戻り、さらにメロディは消し尽くされた。初聴時は意味不明でつまらなかったのだけど、「このひねくれモン加減こそこのアルバムの美点」と理解すると途端に面白くなる。「似た音源がない」という点でウルトラマニアックなアルバムだ。

これは推測だが、中心人物のSatyrは、当時スタイルが模倣されてブラックメタルがトレンド化した空気から離脱、ブラックメタルの精神性の回帰を試みたのではないか。その精神とはつまり、「生温い空気の中で馴れ合ってる貴様らの姿は心底吐き気がするわ」と唾吐きかける反逆性。つまりこのアルバムはRebel ExtravaganceであってPrime Evil Renaissanceである。
ジャケットや音質と同時に、精神をも向上させたこのアルバムの立ち振る舞いに敬意を表したい。
mokusatu 2006年4月14日(金)3時50分

激メロディアスだった「NEMESIS DIVINA」に対し、
こちらの「REBEL EXTRAVAGAVZA」はメロディによるキャッチーさは希薄なブルータルなブラック。
曲も長く、展開の波が大きくて散漫になりそうなもんだが、
どうにもエクストリームな音楽好きにはキャッチーに聞こえるんだろうな。
しかしこの人らも演奏が巧いな、THRAXさんも発言してるが正確すぎて機械的に感じる。
個人的には前作よりも今作の方が好き。

そしてメイクが強烈、スキンヘッドなサティアーもスゴイが、白目剥いてるフロストはマジイッてる(笑)。
カズチン 2006年10月19日(木)0時0分

ファストブラックではなく、ブルータルブラックといった作品。
ブルータルブラックといっても、DARK FUNERALやそれらに影響されたバンド勢とはまったく異なる印象の作品です。
リフは前作までの荘厳で寒々しい感じではなく、メランコリックな邪悪メロが中心となってるのが面白いところです。

Satyrの声は前作のひたすらドスのきいた感じから、鋭い中音がなりに変わりましたが、どちらも良いのでどちらの方が優れてるとはいえません。
俺的には曲調を考えるとこれでいいと思います。

Frostのドラムは速いパートでは3rdより遙かに凄くなってます。音質と相まって、ツーバスブラストの破壊力が凄いことになってます。
特に10曲目のラスト3分のノンストップツーバスブラストは常軌を逸してます。

全体的にスロー、ミドルパートも多いんですが、この暗さとここぞとばかりに炸裂するFrostの豪速ブラストはクセになります。

まあ全体的にもうちょっと曲を短くしてもいいかなとも思いますが、これも名盤。3rdとは路線が違うだけです。

ちなみに買うならボーナストラックが追加されている再発盤をおススメ。
GOD 2007年10月27日(土)2時1分

前作のコープスペイント&鋲の徹底武装をそぎ落とし(ついでにサティアーは髪の毛もそぎ落とし)、最も凶悪な要素を強めたような2人の出で立ちが写るアートワーク。
音楽も同じように、美しさも哀愁もかなぐり捨てて、怒りと凶暴性をひたすら研ぎ澄ませています。ボーカルも悪魔的じゃなくなった代わりに、毒と汚物を吐き散らかしてるようです。
曲展開は激しいけど、劇的というより良い意味で期待を裏切り続ける変化であり、1曲の尺は長め。聴きやすいとは言い難いし(特に初心者にとっては)、前作のメロディアスさも期待できません。ただ、個人的にはブルータル路線のサウンドは好きだし、それを引きたてる問答無用の凶悪性もツボでした。
フロストの超人的ブラストも良音質で堪能出来ます。
Spleen 2009年9月1日(火)16時9分

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