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REDEMPTION PROCESS / ANOREXIA NERVOSA
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2年間待ちに待ったANOREXIA NERVOSAの新作。4thにしてついに本邦デビューと相成りました。
CDをトレイに乗せると、出だしの“The Shininng"からしてブチ切れモード全開!大波に飲まれるかの如き音像の渦に巻き込まれること請け合いです。2nd「DRUDENHAUS」、3rd「NEW OBSCURANTIS ORDER」の延長線上にあるこの作品、荘厳さや禍々しさ、そしてHM的な攻撃力が全て増しています。が、それと反比例して前作までにあった、“紙一重の狂気"みたいなモノは薄れてしまったように感じました。個人的にはその狂気の要素こそがこのバンドの魅力だったので、その点は少し残念です。より普遍的なシンフォニックブラック(そんな定義があるかどうかも疑わしいですが)に近づいて唯一無二の個性を失ってしまうのは惜しい!
とは言ってもシンフォニックな要素をここまで攻撃的に用いるバンドはそういないと思うので、独自の路線を貫いて欲しいです。よく引き合いに出されるCRADLE OF FILTHやDIMMU BORGIRなんかと一緒に来日してくれたら是非観に行きたいです。
日本盤ボーナストラックのXのカバー曲“I'll Kill You"ですが、元曲を聴いたことないので比較は出来ません。少なくとも違和感なくアルバムに収まってると思います。が、よく聴くとこの1曲だけメロディがメジャー進行してるのがちょっとだけ気になってきました。Xファンの方々はこの曲どう思うんだろう?
29 2004年10月26日(火)22時2分

原曲はもっと壮麗でやっぱりXっぽいとは思ったけど、アノレクシアはやっぱり絶叫してましたね・・・・。HMシンジケート聴いた限りでは。
「アイーキールユーーー♪」ってけっこう高いですよね。
あ、ちなみにXファンではありません。
アノレクシアはCRADLE OF FILTHとの引き合いに出されるのがあんまり好きじゃないみたいですよ。「あの人達はあの人達で、自分らは自分らだ」と某サイトのインタビューで書いてありました。

ueue 2004年10月29日(金)21時21分

俺は全然ANOREXIAとCRADLE全然違うと思う。まずANOREXIAゴシック要素ないし声も発声からして違うし もっとよく聴いてレビューとかしてほしいですね。ANOREXIAがそういうのは当然だと思う。
2004年11月3日(水)16時30分

フランスのシンフォニック・ブラックメタルバンドの2004年発表の4th。

私はこのアルバムで始めてアノレクに触れたんですが、壮絶ですね…
最初聴いた時はヴォーカルとドラムのあまりの激しさにあまりシンフォニックに感じなかった程です。
ちゃんと聴くと相当シンフォニックなんですけどね。
このバンドでまず凄いと思ったのはヴォーカル。高音絶叫系のデス声ですが、
狂性&声量が半端じゃありません…まるで突き刺すような鋭い声で絶叫しまくりで素晴らしいです。
でもたまに入るホラー映画の犠牲者みたいな声での語りはちょっと微妙…
それと個人的にですが、フランス語の「r」の音が独特で好きです。
日本人がなかなか真似できない発声ですよね。
もちろん上でも書いたように演奏も壮絶で、ブラック特有のダークで叙情的なリフもあり、
シンフォニックなパートではスケールの大きなメロディを聴かせてくれるので
シンフォブラ好きなら「買い」だと思います。
それと、買うなら日本盤がお勧めです。
3rdアルバム収録曲のリメイクである「STABAT MATER DOLOROSA '04」、
X JAPANのカヴァーである「I'll kill you」、どちらも本編の楽曲にも劣らないカッコよさです。

余談ですが、「ANOREXIA NERVOSA」には「神経性拒食症」という意味があるそうですね。
確かにドラムの人痩せてるかも(笑)あんなに激しく叩いているのに…
Usher-to-the-ETHER 2005年2月9日(水)16時27分

シンフォブラックがここまで爆走できるとは思わなかった…

シンフォニックなアレンジが突進力に拍車をかけて凄まじい、バンド演奏の爆走っぷりも見事。
ものすごいハイテンションで喚き続けるヴォーカルには参りました。個人的には普通声も鬼気迫る感があって好き。
カズチン 2005年4月18日(月)20時22分

思ったほどではなかったが、気に入った曲もあった。今までの暴虐性が少々減退し、ドラマティックな展開性を重んじたような印象を受ける。
背徳ノ翼 2007年8月26日(日)1時26分

フランス語をメタルで活かす方法:シンフォニックアレンジの中、絶叫ボイスから一転、クリーンボイスで語りを入れる。
……という手法を本作でAnorexiaが提示してくれました。荒々しい中にいきなり滑らかな発音が入ると不穏になります。
シンフォニックパートが荘厳さや重厚さをもたらす以上に、凶暴性と禍々しさ(ボーカルが思いっきり体現してますね)を助長させているのがバンドの個性でしょうか。

ちなみに、彼らのメイクは一般的なブラックのコープスペイントとは違い、目や口周りに黒をほとんど入れない白塗りです。でもそのせいか、コープスペイント以上に死体っぽくなってます(笑)。
Spleen 2009年7月13日(月)22時10分

2004年発表の4th Album。
アノレクで最初に聴いたフルアルバム。
前2作に比べて、キーボードは攻撃よりもドラマチックな方向にアプローチを変えてきています。
曲展開は大人しくなったといえばそうかもしれない、しかし、大人しくなってもこれである。
相変わらず台風の中である。
強いて言えば竜巻のような風速が、台風に変わったくらいのモノで(結構違うか)、まさに狂気のオーケストラと化している。
オススメは①、②、③、⑤です。
買うなら邦盤をオススメします、多分廃盤ですが。

88点。
N男 2010年7月4日(日)16時24分

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