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BLACKWATER PARK / OPETH
プログレデス(?)バンドの5作目。デスと書いたものの、曲は完全にプログレロック風で、
デスヴォイスと普通声の割合は3:7くらいかな?
3曲目なんかは「ピンクフロイド」かと思いました。
デスメタルバンドにしては珍しく、フォークギターを多用し曲展開も複雑で疾走曲などありません。しかし、作曲、構成能力が高く、7〜8分台の曲も飽きさせずに聴かせます。
ゾクゾクさせられる曲展開、泣きのメロディアスなギター、もの悲しいヴォーカル、これは
デスメタルの枠を超えた叙情プログレメタルの名盤だと思います。
ロマンティック・フォーク・サイケデリック・プロゲレッシブ・デス・メタルの巨匠、OPETHの
完璧な美しさを誇る5thアルバム。
あまりのその深さ、美しさに聴けば頭はグルグル、心はドキドキ。
まあ、きけばわかるっしょ。
ただ疾走曲なんてないし、歌メロは弱いのでそういうのが我慢できない人は聴かないでね。
ていうか、そんなのとは無縁の世界だし。
夜お酒を一人で飲みながら聴いてしょっちゅうtripしてます。何回聴いても飽きがこないですな。
最近のヘヴィローになりました。一発でお気に入りです。デスとクリーンの対比が秀逸。
どちらの声も恐ろしく美声である。2曲目の「BREAK」は今の所、今年No.1の曲。
サビがとても美メロ。
最近のヘヴィローになりました。朝の目覚めにキキます。一発でお気に入りです。
デスとクリーンの対比が秀逸。どちらの声も恐ろしく美声である。2曲目の「BREAK」は今の所、今年No.1の曲。サビがとても美メロ。フォークギター、ピアノの使い所などセンスの高さがうかがわれる。
2曲目いいですね。歌メロがかなりいい。
雰囲気的にはpain of salvation のアルバムREMEDY LANEや
THE PERFECT ELEMENT PART1 のようだ。
ドリームシアターにも似ている雰囲気のきょくもあり、私好みだ。
このバンドはメロディックデスメタルでは無く、どちらかというと70年代のプログレッシヴロックをルーツとしそれを極度にヘヴィ化してさらにモダンに仕上げている感じだと思います、しかし初期のアルバムではまだ作曲が未熟で、その能力を完全に生かしきれてはいませんでした。
そんな彼らもついに本作で化けました!プログレとエクストリームメタルという2つの要素を最高のバランスで融合させることに成功したと思います。
派手さは無いが、まさにいぶし銀のようなあじわいのアルバム。
他のジャンル、バンドとは比較できない圧倒的なオリジナリティーを持つOPETH。
ほんと〜に味わい深いアルバムを毎度作ってくれます。
めくるめく展開に心を奪われる間違いなし。
曲の長さもOPETHの世界観を表すためには必然。一般的には曲が長いとマイナスのイメージがあるけど、彼らの圧倒的な作曲能力の下ではそんなイメージは全くない。むしろ彼らにとっては、曲の長さがアドバンテージであるようにも感じてしまう。
歌詞を見るとこれもすごい。詩人です。
芸術品
Still Lifeも甲乙つけがたい作品。
DeliveranceもDamnationも見事な作品。
しかし、このBlackwater ParkこそがOpethでしょうね。
現在のRock/Metal界において、最も貴重なバンドの一つではないかと思います。
自分が思うに…
この作品はハーモニーを重視して作られてると感じます。
HarvestやDirgeForNovemberが特に躊躇じゃないっすかね
内から闇がひたすら込み上げてくるのに涎を垂らしながら快感を得る事が出来る人じゃないと
特に上記の後者はキツイでしょう(笑)
ここまでクるメロディを満載したアルバムはそうないでしょう、大傑作です。
正直いって最初聞いたときは良さがわからなかったです。
三ヶ月ほどたち聞きこんで見ると、アルバム全体の雰囲気が只者じゃないことにきがつきました。一曲の中に音像のドラマがあり、高度な演奏技術をもって複雑な曲展開を構成するところにミカエルの作曲能力の高さがあらわれています。ストリングスを大胆に導入し、静と動のバランスがみごとです。アゴ勇さんが言っておられるよう、自分も輸入盤含めて彼らの芸術を堪能したいという欲求に駆られました。
私のOPETH初体験です。へヴィさも結構あるのですが、凍りついた空気感を楽しむのが本来の味だと思います。曲の長さも良いです。細かいことは既に上で語られているのでそちらを参照(笑)。
『Still Life』(前作)と比べると、曲毎に独立で聴く構造ですが、逆にそのお陰でアルバム全体の色調のコントラストが見えるのは特長ですね。前作のドラマ性も良いものですが。
蛇足ですが・・・ケインさんの発言にある曲名、ブレイクではなく「Bleak」ですよね?「荒涼とした」の。
OPETHはどのアルバムも素敵です、もちろんこのアルバムも。
STILL LIFEのようなコンセプトアルバムでなく、
DELIVERANCE、DAMNATIONのような「動」と「静」の色もなく
最もOPETHらしい作品なんでないでしょうか。
他作とも比べるとメロディが分かりやすく綺麗な感じがして
これが一番勧めやすいんではないかと思います。
曲の長さ、一曲の中の極端な二面性、ダークさ、人によってはマイナスかもしれないが
ハマるとこれがホントに癒えるんです。
なぜ今ごろやっとこのCDを手に入れたのか。こんな神盤を放っておくなんて・・・
書きこみ見たら分かりますけど冗長に感じるとか、デス声が嫌だとかそんな意見は出そうもない凄まじく練りこまれた楽曲にプレイアビリティ。リフがリフをなぎ倒し展開で展開を破壊する(早口言葉みたいになってる。。)って感じでとにかく重厚。メロディの質にしろテクニックにしろ最高峰のものがバンバン飛び出します。
プログレッシヴ・デスメタルなるジャンルが存在するならこのアルバムをもって然るべき、そう思います。
今まで聴いたメタルの中で1,2を争う衝撃を受けました。凄過ぎ。Opeth最高。
これが今のところ一番好き。
こういう音楽はプログレッシブ・デスメタルというカテゴリーに属するんでしょうか?
一曲10分とかの長さの曲が普通に存在するにもかかわらず、冗長さが無いために、
一枚通して聴いた時の充実感、疲労感(笑)はかなりの物になるアルバム。
もう彼等の曲って「Song」「Tune」じゃなく、「Opus」って感じです。
この作品、ギターリフのメロディが凄く印象的ですよね。
へヴィさの中に悲哀のメロディを編み込んでくるリフは、「喪失の渦」という言葉を
連想させられました。ただ、プログレに全く免疫が無い私としては、⑥のような
リフのメロディには新鮮さと共に戸惑いも同時に感じてしまったりした部分も。
そしてそれ以上に凄いのがヴォーカル。
クリーントーンとデスヴォイスの咆哮の使い分けの上手さも然ることながら、
そのデスヴォイスの質が非常に高いように思います。
クドさは全く感じさせないのにもかかわらず、しっかりと威厳・声量共に申し分の無い
デスヴォイスを聴かせてくれます。この人の場合、デスヴォイスなのに何故か
聞き惚れてしまうんですよね…今まで聴いた「咆哮系」デスの中では一番好き。
デスヴォイスの事ばかり書きましたが、クリーントーンも勿論素晴らしいですよ。
ともかく、まだ彼等のアルバムは3枚しか聴いた事の無い私が言うのもなんなんですが、
美醜・静と動のバランスが良いので、初めて聴く人にはお勧めです。
大作ばかりではなく、③のようなコンパクトで聴きやすい曲も入ってますし。
デス・メタルなのに芸術性と知性を感じさせるこのアルバムは自分にとってかなり衝撃的だった。
#1.The Leper Affinity を初めて聴いた時、ヘヴィなギターリフとツーバスが鳴り響いた瞬間、
黒い水に浸食される腐敗した森のアルバムジャケットから想像していた暗黒プログレとは少し違い、
意外にしっかりとしたデス・メタルで「もしかして〝そっち〟系とは違うのか!?」と思ったんだけど、
続く#2.Bleakからは徐々にその霊的で異様な空間に包まれる中、やっぱり自分の求めていた〝そっち〟系だと思って一安心。
Mikael Akerfeldt(Vo)の地の底から轟くようなデス・ヴォイスは不思議と楽曲の邪魔をしていなくて自然と聴けるのよね。
まぁこういう声を聴き慣れてない人が聴いたらドン引きするかもしれないけども(苦笑)。
そしてヘヴィでダークなパートから一転、アコースティックパートへと移ると、それまでの咆哮からは信じられないくらいに
耳当たりの良いクリーンヴォイスを聴かせてくれる。本当にすんごいヴォーカリストだねぇ。
一曲一曲が8分〜10分近くの曲が大半を占めるけど、この世界に飲み込まれたらダルさなどは全く感じない。
そんな中、比較的短く(それでも6分近くあるけど)穏やかながら悲愴感漂う#3.Harvestは、もう胸キュンモノの泣きメロだ。
超絶テクを全面に押し出すタイプじゃないけど、スリリングで劇的な展開の中に存在する一瞬の静寂、その一瞬がたまらなく心地良い。
醜と美、相対するふたつの要素が融合した実に見事な作品だ。
哀しみと安堵。退廃的な美がアルバム全体から湧水のように滲み出て、聴き手を不穏な世界へと誘う。
冥府を取り囲む暗黒の沼地…「Black Water Park」
現世を越えた世界がここにある…!!
んん〜これはまた素晴らしいアルバムに出会えたわ。…かなり遅めだけど(苦笑)。
OPETHの美味しいところが最もバランスよく聴けるのはこれかなぁ。。。
独自性を保ったまま、とうとう凄い作品を創っちゃったって感じ♪
素晴らしいねこれ。。。延々繰り返して聴いても充分対応してくれそーやし。
これ聴いてハードな側面が好きなら→6th。
綺麗で静寂的な側面に惹かれたら→7th。
同傾向を求めるなら→3rd。4th。
緊張感ある独特な静と動のギャップが好みなら→1st。2nd。って感じかなぁ。
もし、興味もったら他の作品もすべて聴き応え満開なんで...。
ちなみに自分は「Morningrise」「Orchid」も大好物です♪
モノクロ美
まずジャケットからして凄い。ついつい見入ってしまう。
音の方も動と静、美と醜のバランスがいい。この荒涼として耽美な叙情世界は
他のメタルバンドでは味わえない。3rd同様、全曲大好きなアルバム。
こんなに暗くて癒されるバンドは初めてだ。opeth最高!
彼等の作品の中で一番バランスの良い作品なんじゃないでしょうかね。
6thで見せた「動」と7thで見せた「静」の部分の均整が取れていて、OPETHらしい作品といったらコレでしょうね。
OPETHのアルバムはコレから入るのが良いでしょう。
ただ、彼等の作品にはハズレが無いし中毒性があるので、どの作品から入っても良いと思いますけどね。名盤です。
まだOPETHを聴き始めて間もない自分が言うのもちょっとおこがましい気がするが、たしかにこのアルバムがOPETHというバンドを最も端的に表していると思う。
ドラマティックで芸術的でさえある、動と静・美と醜。
そして、いくら聴いても飽きない複雑な曲展開は見事としか言いようがない。
また、↑の皆さんが仰るように、威厳の漂う咆哮型のデス声と澄んだ美しいクリーン・ボイスを使い分けるミカエルの歌唱力もすばらしい。
このアルバムが彼らの最高傑作かと問われれば、それは人それぞれだと思うけど、彼らを代表する名盤であることは間違いありません。
しゅんぺ〜 2005年11月19日(土)0時24分
スウェーデンの湿り気ある北欧情緒、耽美なクリーンヴォイスと醜悪なデスヴォイスを基盤に、プログレ調の複雑な曲展開で聴かせる名盤。
プログレといっても聴くほどに的を得たコード&フレーズで、曲展開の妙味にイヤミがなくごく自然に聴けるからスゴイ。
荒廃的なジャケ同様にサウンドも、狂おしいようなギターの旋律や物悲しいピアノを挿入するなど、孤独感を掻き立てる要素が満載。
特にギターのコードワークから感じられるハーモニーは素晴らしいですね。
はじめに言ってしまうと今の時点で一番好きな(一番聴いている)アルバムです。
他の方とほとんど同じ意見になりそうなのですが、
やっぱり一番バランスが取れているというのがあります。
OPETH作品ではほとんど当てはまる言葉なのですが、
このアルバムは特に全体的にメロディアスであってデスとクリーンの対比そして融合が実現されていて、かつドラマティックでもある。
それに加えて、一番「イイ」と思ったのはジャケットと楽曲がマッチしているところですね。
曲を聴いていればジャケットの中に入り込んだかのような感じになりました。
やっぱりジャケットって重要だと思います。
凄いバンドですね、ドリームシアターと同じ枠内で対極の位置にあるような音楽。
でもドリームシアターよりずっとプログレ然としていて「深い」バンド。
陳腐な表現で申し訳ないけど、叙情的なメシュガーという見方も。
北欧ならではの叙情なフレーズやメロディ、悲壮感溢れるデスヴォイスに背筋がぞくぞくします。
ある意味Envyや初期Cave In、Funeral Diner等のカオティックハードコアに通じるものがあるかも。
OPETHの代表作は?と聞かれればこれ。
STILL LIFEの方が好きだけど最初に聴くとすればこっちだろう。
すばらっすぃ
Ghost Rveriesから下って聴いたあれだけど、もうこの頃には完全に確立してた
やっぱり視覚にうったえてくる音は健在で、聴くとジャケットのような鬱蒼とした白黒の世界が視界に広がります
プログレッシブな側面については今更触れるまでもないくらい自然にスタイルとして取り込んでいるので、聴いてて変に違和感を覚える場面も少なかった
特にThe Drapety Fallsは構成がすごく自然で、綺麗だと思う
チープさを一切排除した高級感漂う音楽に満足しきりです
他のアルバムも探りたい
最もOpethらしい作品で、構成も素晴らしい。
個人的には#4が一番好きなんですが#3の様な民族系、甘いギターに癒される小曲#7、暗黒性重視の表題曲#8など、どれもハイクオリティで飽きる事がありません!
Opethがここまで進化を追及出来たのも、商業気にせず一貫性があるからこそだと思います。
DELIVERANCEの次に好きなアルバムです。Ghost Rveriesもいいことはいいんですが、こちらのアルバムの方が展開の必然性が強く飽きないですね。美醜の対比がわかりやすく提示されている一方で、奥深さもすごくあります。間違いなく傑作ですね。
ストリングスパートがなくとも荘厳さを醸し出すことは出来る、と知らしめる作品です。
デスボイス入った激しいパートにも悲哀が漂う様が何とも美しい。
それにしてもミカエルのデス/クリーンボイスは本当に芸術的ですね。
聴いていると闇、腐敗しか頭に浮かばないダークな一枚。
少し心臓に悪い展開があったりしますがそのぶん世界観が凄いので頑張って聴きましょう(笑)
ジャケも含めて満点アルバム。
Opethといえばコレでしょ!
分かりやすいほどの「静と動」のアルバム。芸術作品。