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CEREMONY OF INNOCENCE / RADIOACTIVE
2001年発表の1st。
スウェーデン出身の技巧派ギタリスト、トミー・デナンダーによるプロジェクト。ゲスト陣は総勢30名という錚錚たるメンバーで構成されており、そのクレジットを見るだけで彼がどれほど器の大きな人物かが見て取れる。TOTOのメンバーが全面的に参加、有名プロデューサーのデヴィッド・フォスターがKeyで、CHICAGOのジェイソン・シェフは独特な声を聴かせ、YNGWIE MALMSTEENのバックでKeyを弾いていたマッツ・オラウソンなど一流ミュージシャンが勢ぞろい。ブルージーでダイナミックロックなオープニングチューン、ボビー・キンボールがVoを務める爽快ロックチューンの②、TOTOタイプのバラード④は胸にぐっとくる佳曲。ジェイソン独特の透き通ったハイトーンが聴けるメロディアスな⑤や、同じくジェイソンがマイクを握る北欧叙情派メロディアスハードの⑥などクオリティーの高い楽曲が並ぶ。だが、その完成度の高さが裏目に出てマンネリズムに溺れつつある。TOTOファンやこの手の音楽が好きな人は気に入るかもしれないが、少し面白みに欠ける。良いアルバムなんだけどなぁ・・・。
個人的に、最近手に入れたメロディアスハードロックアルバムでは2ndと共にかなりお気に入りのアルバム。
まず買ってみてビックリしたのが、超豪華な演奏陣。スティーヴ・ルカサー以外の歴代のTOTOのメンバー(ジェフ・ポーカロの生前のプレイが聴ける!)や、デイヴィッド・フォスター、ジェイソン・シェフなどなど。
個人的には特にお気に入りなのが⑥「LA MOVIES」だ。ジェイソン・シェフ(CHICAGO)がメインで歌い、ジョセフ・ウィリアムス(TOTO)がサビで絡むこの曲は非常に哀愁があって素晴らしいと思う。そして、この曲のトミーのソロも素晴らしい!!
とても良いアルバムだと思う。