CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。
(旧形式-更新停止)
SET THE WORLD ON FIRE / ANNIHILATOR
当Groupのキーマン、ジェフ・ウォーター氏が、自身の出身国CANADAの偉大なGroup、RUSHに対する敬愛の念を表して、このアルバムを創作した、と言うことだったと思います。
前2作とは異なり、かなりメロウでメロディックなアプローチを持つ曲が耳を引きますが、War Zone、Set The World On Fire等のいかにもANNIHILATOR節も健在。双方の対比も含めて、僕的には彼らのアルバムの中では一番気に入っています。ジェフ氏の音楽的な懐の深さを感じることが出来るような気がします。
いいですよね、このアルバム
SOUNDS GOOD TO MEとかもいいかんじですし
BRAIN DANCEは変わってますけど、ギターソロは感動しましたよ
俺も好きだ
>SOUNDS GOOD TO MEとかもいいかんじですし
そうそう
1993年発表、全10曲。
軟弱な趣味かもしれないけど、5.7.が耳に残る。
それから8.がけっこうスキ。
初期のスラッシュメタル的なアグレッションは薄れたものの、メロディアスなHMとして十分に楽しめる1枚。
ただVoに関してはもうちょっと「歌い込める」タイプの方がいいかなぁ。“SOUNDS GOOD TO ME"のような軽めの歌だといい感じなんだけど、ハードな曲では煮え切らないと言うか、パワー不足の感が・・・
ジェフさんのGは流石の一言に尽きます。
このアルバムは問題作ですよ。1st&2ndと比べると楽曲が遥かにソフトになっていてしかもバラードが2曲も収録されてます。
Voが2ndからまた入れ替わりアーロン・ランドールになりました。これで3作連続Voが替わったことになります。初めて①の「SET THE WORLD ON FIRE」を聴いた時は「このVoじゃダメだ〜っ!!」などと思ってしまいましたが、数曲聴いてる内に「アレ!?結構イイんじゃん!?」に変わってきました。分からんものですね〜。
楽曲的にも初めて聴いた時は「もう一生聴かないかもな・・・」と思うほどショックでした。1st&2ndを溺愛する私にはコレほどまでの曲調の変化に対応出来なかったのです。ところが数年後もう一度だけでも聴いてみようと思い、いざ聴いてみると・・・・おい、凄くイイじゃね〜か!!!この間に音楽の幅が広がった所為かもしれないが、数年間もったいないことをしたものだ、オレのアホ!!!
①②⑩は従来のANNIHILATORらしいスラッシュメタルと呼べますが、⑤⑦は彼らの初のバラードです。しかも、どちらの曲も素晴らしい完成度と来てます。ジェフ・ウォーターズの作曲家としての天才ぶりが発揮された秀逸なメロディが堪能できます。それにVoも切ない男らしさがよく表れていて非常に味がある!!!この2曲を聴くと特にVo交代は正解だったのかもと思いますね。⑪のカヴァーも本編の曲に負けないくらいに好きな曲です。2ndの頃に近い曲風に仕上がってますね。
もし1st&2ndは好きなのに3rdは嫌いという人がいたら(そんなアホな奴ってオレだけ!?)もう一度CDラックから引っ張り出して聴くことを強くオススメします。これは名盤ですよ〜〜〜。
★★★★
捨て曲なし。最高。
「HELL BENT LEATHER」もよし。
このアルバムしか持っていないが、全10曲、印象に残るリフ、メロディの多い手堅い一枚。バンドのイメージに反した曲が皮肉にも非常に印象的。個人的には⑥の淡々としたベースラインで「おっ!」となりました。
HARRY 2003年12月25日(木)18時12分
ANNIHILATORのなかでは一番の甘口。
というか、らしくない。
とはいっても質は高い。
うーん、フクザツ。
"PHOENIX RISING"と"SOUNDS GOOD TO ME"が一番光ってるのって、やっぱ問題だよね????
けんしょー 2004年3月21日(日)22時40分
曲はいい。
しかしなんか軟弱なイメージなんだよな〜
しつこく聞きまくったけど・・・
発売当時、前作までの個性有りまくりのスラッシュ路線からのあまりの逸脱に、「軟弱化した!」と決め付けてました。が、後に名曲が多いアルバムと再評価するに至りましたー。
確かに一聴して耳に残るのは“Phenix Rising"“Sounds Good To Me"といったソフト路線の曲ですが、“No Zone"のような正統派の曲や最後にかましてくれた狂気の1曲“Brain Dande"といった佳曲もあり、聴き応えのある1枚。
勝手に激烈スラッシュだと思い込んで買ったところ肩すかしを食らった。でも味わい深いアルバムです。
激烈スラッシュではなかったがトリッキーなリフとか⑤、⑦のバラードには感動してしまったし。
はちゃめちゃな⑩もなかなか楽しめた。JUDAS PRIESTのカヴァー⑪もなかなか美味しい。
聞いておいて損はないです!1st,2ndも漁ってみよう!
THRAX 2005年2月19日(土)13時39分
恐らく前作と双璧を誇るアナイアレイターの名盤であることは間違いないだろうと思われる。
強いて言えば、本作の方が曲のバラエティが豊富になっている。コアなメタル好きにとって
は少々物足りないかもしれないが、音楽的な間口は物凄く拡大し、誰が聴いても楽しめる。
ジェフが単なるオタク系ギタリストではなく、類稀な作曲能力を兼ね備えていることを証明
するかのように、次から次へと名曲、佳曲がズラリと並んでいる。ただし、一辺倒ではない。
裏舞台によると、本意ではなかったようだが、「Sounds Good To Me」という
メロウな味付けながら、奇跡的な超名曲まで誕生している。
個人的には「NEVER、NEVER LAND」を聴いてからでも遅くはないと思うのだが、
敢えてひろく、全ての音楽好きの皆さんに推薦するとしたら、本作の方が無難かもしれない。
蛇足ながら、カバー曲「HELL BENT FOR LEATHER」の出来も、あくまでも
オリジナル録音ベースで比較すれば、こっちの方が断然カッコ良く仕上がってますぜ。
一応スラッシュというジャンルに入れられているバンドではあるが
このアルバムはメロディアスなハードロックといった感じであり、バラードなどの曲も収録されている。
フレーズの一つ一つに漂う雰囲気やしっとりとした歌い方をするボーカルなど所々耳をひきつけられる部分は多い。
まぁ元々スラッシュっぽい攻撃性は薄かったバンドなだけに、こういった音でも違和感を感じることはない。
バンドに思い入れがないだけかもしれないけど…。個人的にもこのアルバムは結構好きである。
こういうことはあまり言いたくないんだが、やはり「Sounds Good to Me」はいい曲だと思うし、「Phoenix Rising」なんかは結構聴きたくなることが多い。
ANNIHILATOR渾身の3rd。間口の広い音楽性への変化は俺的には好感が持てる。今迄のスラッシーな路線からは逸脱し、類稀なるセンスの塊の様な楽曲がズラリ!!俺も始めのうちはあんまり聞き込まなかったけど、改めて聴くと凄いね、マジで!!!①②は堪らなく良い。俺も若かったなぁ、こんな良いアルバムを見逃してたんだもんなぁ。
前々作の壊れたヴォーカリストが頭から離れないまま聴いたが・・・!ヴォーカル良い!楽曲良い!言うことなしではないか!これは名盤である!ジェフのギターもやっぱりHMそのものだし、才能も枯れているどころか、まだまだ名盤作れます!的パワーが見えた。
ANNHILATORの作品中一番性格が違い、コマーシャルな一枚。
当時の時代を反映したHMフィールドに接近を試み、かつ成功した傑作。
ジェフウォーターズの理想とする別のANNHILATORという感じ。
実際の彼の理想はTHRASH・HMであろうが・・・これはイイ。
本作の幻影にその後悩まされたが、現在はコアなHMに回帰して佳作を量産中。
これは全曲捨て曲なしの名盤だわ!
いい作品ですよね。ヴォーカルは以前の人と同様、大して力量がある訳じゃなく、
あくまでジェフが主役という構図は変えないで、なおかつ聴き易くしたという印象。
曲がサラリと流れて行く感触は、今までにない爽やかさ・・・これはこれで好きな
路線だったりします。が、そこで問題なのがやっぱり曲の「アクの強さ」じゃないで
しょうか。ヒネまくりのギターリフ、キャッチーなベース、ちょっとぶっきらぼうで
爽やかな歌声・・・これはこれで、十分気持ち悪いです。この作品が売れても普通だと
思いますが、売れる為に作ったとはどうしても思えない・・・。売れるのが似合わない
バンドだと個人的に思うし、「過小評価されてるバンド」というのが一番ピンとくる
褒め言葉だと思います。このアルバムで果たした貢献は、そういう意味で実に大きな
ものでした。ジェフ個人の「変な」感性を生かしながら、ここまでキャッチーな曲に
仕上げてしまう技・・・感心せずにはいられません。"Phoenix Rising"
"Sounds Good To Me"を聴いた時は本当に感動しました。
スラッシュの路線から外れはしたが素晴らしい出来です!
ジェフの才能にはホント驚かされますよ、なにやっても自分の味を出せるとこが。
あと他の作品にあるアナイアレイター特有の怪しいムードが全くなく
聴いていてすがすがしいですね〜(その怪しいムードも好きなんですけどね(笑
このアルバムは色んな人が聞ける仕上がりになってますんで
興味が湧いた方是非どうぞ!
投票数が一番多いがしかし、これをアナイアレイターの代表作とは認めねぇ!!
だってスラッシュ色薄いし(笑)。
いやでも素晴らしい出来ですね、捨て曲無しです。
スラッシュという概念を捨てれば名盤ですね。
SOUNDS GOOD TO MEは正真正銘至高の名曲。
SNAKE IN THE GRASSも好きです。
キャッチーでかなり聞きやすい、しかし個人的に印象は薄いアルバム。
聞きやすい、でもポップすぎる、悪くはないけどこういう音は個人的
に好みではない。「Sounds Good to Me」はいい曲だと思うけどね。
ジェフ・ウォーターズの卓越したメロディセンスを前面に出した楽曲が並ぶ。
スラッシュ・メタルが聴きたいッ!って人にとっては期待を裏切ることになるかも。
が、「Sounds Good to Me」をはじめとする素晴らしい楽曲の数々に、嬉しい予想外を味わえる好盤であることも確か。
ギターは相変わらず冴え渡ってるし、一部のANNIHILATORファンだけの愛聴盤とするには惜しい一品。
ジェフ・ウォーターズ率いる技巧派スラッシュ・メタル・バンド、'93年発表の3rd。
・・・なんだけど、ここまで曲調に広がりが見られると、最早スラッシュ・メタル・アルバムと言っていいのかどうか。
エッジの立ったリフの刻みと、場面転換の激しい⑩“BRAIN DANCE"にその面影を留める程度で、
例えばスピード・チューンの②“NO ZONE"にしても、スラッシーと言うよりは
JUDAS PRIEST型の正統派HMチューンといった趣き。(実際、そのJPのカヴァー曲“HELL BENT FOR LEATHER"を収録)
泣きの叙情バラード⑤“PHOENIX RISING"、メロウに駆け抜ける⑦“SOUNDS GOOD TO ME"等、
ANNIHLATORのポップ・サイドを代表する名曲を収録した本作は、彼らのカタログ中、最もコマーシャルな作風の1枚で、
スラッシュ・バンドがここまでやったら、普通総スカンを食らいそうなものだが、才人ジェフ・ウォーターズが
持てる才能を十二分に発揮したそのハイレベルな完成度ゆえ、日本ではこの3rdを切っ掛けに人気が急上昇。
アルバムに伴う来日公演も大盛況だった事が懐かしく思い出される。(急病でサイドGを欠いた不完全編成での公演だったけど)
尚、個人的にお薦めの楽曲は、キャッチーなベース・ラインが印象的なMEGADETH風の⑥“KNIGHT JUMPS QUEEN"。
疾走曲でもバラードでもない、こうしたソリッドなミッド・テンポの名曲をもサラリと生み出す辺りに、
ジェフの豊かな才能の片鱗を感じて痺れてしまうのであった。
これはスラッシュではない。実に出来の良いHM/HRアルバム。
ジェフにはまたこういうメロディアスなの期待したいのだが・・・。
★ オレ的世界遺産(ロック部門)認定No.071 ★
アナ初心者だけでなくメタル入門盤としても最適な1枚ではなかろうか。いい意味でメジャー感に溢れたバラエティ豊かなアルバムに仕上がっています。
PHOENIX RISING、SOUNDS GOOD TO MEの完成度は素晴らしいですね。もう少し早い曲がこの2曲と対等に目立つようであれば尚良かったかな。
相次ぐメンバーの脱退・解雇というドタバタを経て、ようやく完成した1993年発表の3rd。
最初買って聴いた時はへヴィなのかメロディアスなのかはっきりしてほしくて嫌いでしたが、
数年経って買い直して聴いたら、実は中途半端なのではなく一つの曲の中に二つの要素が同居していることに気が付きました。
ここでもやはりPHOENIX RISING・SOUNDS GOOD TO MEが人気ですが、
個人的なお気に入り曲で言うとノリの良いSNAKE IN THE GRASS・DON'T BOTHER ME、
上述の中途半端な感じが何故か気に入っているTHE EDGEあたりは今もよく聴きます。
本作のみ参加のアーロン・ランドール(VO)は無名の新人だったらしいですが、声的にはアルバムの曲にピッタリ合っていると思います。今何してるんだろう・・・。
アーロンは初期ドラマーのレイ・ハートマンと組んで、SPEEEDを結成。
(ギタリストは Metalium・Seven Witchesのジャック・フロスト)
元Annihilatorの二人がいるので、偽Annihilatorですね。
1999年に1st「Powertrip Pigs」を出して、1枚で解散・・・・ハハハ・・・。
聴いたら、こりゃしょうがねーなーと言う感想しか沸かない。
音楽性はRemainsを更に突き進めたようなモダンヘビネス路線で、
アーロンは別人のようなドスのきいた歌声を披露しております・・・。
3rdのような路線を期待してる方は、正直聴かない方がいいかと。
93年作、3rd。
前2作はスラッシュメタルの名作でしたが、本作はスラッシュというよりはむしろ正統派メタルですね。
ザクザクとしたギターリフで押しまくる感じではなく、ギターメロディと歌メロディーのハーモニーで聴かせる作風となってます。
名曲「Sound Good To Me」は以前のAnnihilatorにはあり得ないタイプの曲ですね。
疾走曲有り、ミドルテンポ有り、バラード有りなバラエティー豊かな名作です。
1993年リリースの3rd
彼らのカタログの中でももっとも間口が広い正統派のパワーメタルアルバム
相変わらずキレのあるメロディと複雑な展開が聴けます
クリアトーンのアルペジオが光る爽快感のあるドラマテックなナンバー⑦
美しいバラード⑤等で垣間見る新境地を開拓したナンバーが印象的でした
メガデス風の下品な⑥やらしい展開がカッコいい②等が個人的には好きですね
⑧のようなメロディアスな正統派のナンバーを歌うには物足りなさを覚える
歌い手の好みが評価の分かれ目でしょう
個人的には彼らの作品ではCarnival Diablos が一番好きです