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19 / CHICAGO
'88年作。16〜18のD・フォスターからプロデューサーには
ロン・ネヴィソンとシャス・サンフォードへ変更。
もっとも内容は、80年代の路線を継承しています。
6のNo1ヒット、2、7、9のTop10ヒットとヒット曲満載、
1のHR的な曲も好感。ほぼ捨て曲なし。
やまねこ 2004年11月11日(木)23時48分
ティム・フィーハン&ブライアン・マクレオドの
黄金コンビによる名曲①でガッチリ聴き手のハートを掴む19作目。
ホーンセクションが隅っこに追いやられているような気がしますが、
この手の産業路線のサウンドにはホーンは「隠し味」程度で充分。
しかし、ビル・チャンプリンの歌の上手さはハンパじゃ無いね。
もっとソロで歌って欲しいよ。
この作品から産業ロック路線になりハードロックぽくなっております。シカゴにしてはギターも全体的に弾きまくり。フォリナーやREOスピードワゴンが好きならマスト。アメリカンメロディアスハードロックの傑作。
シカゴでハードロックまたは産業ロック路線はこの作品と次作の21だけです。この2枚はメロハーファンならおさえておきたい。その前の作品は完全なAORです。初期の頃はハードロックしていたが、あれは別物。R&R系であるので…。
非常に質が高く、ハード路線を意識してはいるが、
バラード曲の多さが軟弱で散漫なイメージを与えやすい、
・・・と個人的に思う。
バラード好きにはたまらないアルバムであり、
そうでない人にも十分ウケる内容なのは確か。
シカゴにしては、歪んだギターが目立っている。産業ロック路線というか、ハードな印象。プロデューサーには今までのDフォスターからロン・ネヴィソンに変わっている。その影響か、音がロックしている。ヒット曲も満載で、お勧めの1枚。シカゴは、これか次作の21だろう。ギターソロもちゃんとあるし、1988年作という事で、ハードロックに拘ったのだろう。もちろん、シカゴお決まりのピアノバラードもある。
この頃のシカゴは、「ルック・アウェイ」や「ユー・アー・ノット・アローン」などに代表されるような心地よくてメロディ重視の明るいハード・ポップ路線を歩んでいました。
ジャーニーのブレイクによって、スターシップやヴァン・ヘイレンあたりがそちらに近い路線を歩むようになったのと同じに、シカゴもジャーニーに似てきたなぁと思います。