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PHILADELPHIA PENNSYLVANIA 9.1.2000 / PEARL JAM
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タイトルが長い!パール・ジャムのライヴ盤をレビューしたらキリが無いような気もしたのですが…
パール・ジャムはいつでも音楽ビジネスに挑戦するようなことが好きで、そのひとつがこの数え切れないほどのライヴ盤シリーズ。
彼らは、ブートレッグをわざわざ高い金を出して買うファンのために、この当時のツアーのライヴ音源をすべて放出することにした。
スタジオ盤のほうが音の密度が濃く、音圧も高いような気もするけど、代表曲がズラッとならんだコンサートを追体験できるのはライヴ盤ならでは。
CD店で数え切れないほどのCDを、周りの目も気にせず(笑)、とっかえひっかえ抱えてはチェックして、自分にとってベスト選曲なのを選んだのがこのアルバム。
タイトル通り、2000年発表「BINAURAL」当時のツアーのアメリカ・フィラデルフィア公演を録音したもので、演奏の質も良い。
「ONCE」「EVEN FLOW」「BLACK」「JEREMY」「PORCH」「GO」「ANIMAL」「DAUGHTER」「DISSIDENT」「ELDERLY WOMAN IN A SMALL TOWN」
「LAST EXIT」「SPIN THE BLACK CIRCLE」「CORDULOY」「BETTER MAN」「RED MOSQUITO」「GIVEN TO FLY」「LIGHT YEARS」、
そして「YELLOW LEDBETTER」と、(「ALIVE」「REAR VIEW MIRROR」「NOTHINGMAN」といった曲はないものの)ほとんどの代表曲はおさえている。
蛇足だけど、ラストの「YELLOW LEDBETTER」のブレイク部分でギタリストのマーク・マクレディが、
オジーの「CRAZY TRAIN」とメイデンの「THE NUMBER OF THE BEAST」のリフを弾いている。
やっぱりグランジ/オルタナっていっても、音楽的にはハードロック/ヘヴィメタルとの境界線は曖昧だったんだなー、と改めて思った。
酒とバラの日々 2004年11月17日(水)1時12分

上の「酒とバラと日々」は自分でして、重複になってしまうので(パールジャムのページは発言が少ないのでまあいいか、と)、そこは割り引いて欲しいのですが、
このライヴ盤、ヨーロッパツアー(あまりオススメしない)とアメリカツアーも含めて「バイノーラル」ツアーのライヴ音源として屈指のものだと思います。
「EVEN FLOW」とか「DAUGHTER」での中間部のブレイクはちょっと煩わしかったりするけど、「CORDUROY」はともかく凄まじい燃焼度。
選曲に関しても(これはみんな好みが違うから一概には言えないけど)、結構毎度セットリストを変えてきたり、カバー曲も差し込んできたりするので、
意外と選ぶのが難しい。その中でもこのライヴ盤は「TEN」から「VITALOGY」までの代表曲を漏れなく選曲している印象(でもALIVEとRVMがない)。
エディーの声は良く出ているほう。バンドのアンサンブルは非常にいいと思う。このツアーの音源だとシアトルでの最終公演の音源も良いです。
星影のステラ 2006年11月3日(金)23時31分

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