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ORCHID / OPETH
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デビューアルバムです。
大作主義、静と動の対比、デス声と普通声の使い分け等後年彼らの個性と認知される要素はこの時点で全て聴くことができますがアレンジ力不足のため長尺の曲も冗長に感じられ全体的に見てそのクォリティはイマイチ。
疾走パートはIRON MAIDENからの影響が感じられます(Bはかなりスティーブ・ハリスを意識している)。
最近の作品を聴いて興味を持ったファンにとっては少々キツイ内容かもしれません。

夢想家・I 2004年11月22日(月)22時43分

デビューアルバムでこの大作志向ぶり、やっぱすごいなぁ。
全体的に2ndと同じようなつくりですかね。メロディは最近のアルバムのようなものではなく、個人的には荘厳なメロデスな感じがします。静寂パート以外はあまりゴシック性は感じられませんね。
最近のものよりややテンポが速く、夢想家・Iさんの仰るとおり最近の作品のファンにはきついかな?でも俺は好きになりました。

ヴォーカルはまだ未熟、というより重大なことが...
クリーンヴォーカルがメッチャ少ない、そこがかなり残念です。でも少ないながらも歌い方がメチャメチャ儚さを感じるんで、やっぱこれはこれでアリ。
カズチン 2005年3月2日(水)22時45分

90年代初頭のスウェーデンにおける、プログレッシブ(メロディック)・デス・メタル一派の中でも群を抜いた個性をもって表れた95年発表の1stアルバム。
10年経った今だからはっきり言えるが、全体的に見ればこれはメロディック・デスでも何でもないな・・・クレジットの「The Following Bands」にEMPERORの名前があるのが何とも感慨深い・・・あ、当時レーベルメイトだったのか。

1 曲目は長尺の鈍足メロディック・デスと言えるのだが、全体で見れば速さと暴力性のない、フォークとアンビエントとデスを取り込んだプログッレッシブ・ダーク・メタルと言えそうだ。
黎明期メロディック・デスによく見られるメロディに頼り過ぎなアレンジで、3rd以降のヘヴィさはアレンジ的にも音質的にも皆無、亡霊を呼び寄せそうなアンビエントパートなどはブラック・メタル的でもある。つまり音像が軽くてゴシック要素はない。
おそらく、3rd以降から先に聴くと不気味に思えるのではないかと推測する。

プログレッシブ・ラブ転じた大作ラブ精神は良いとして、この時点のアレンジ力で10分超えの曲ばっか並べるのはさすがにキツかったというか、時折唐突にも程がある展開が見受けられる。
それを踏まえても、この個性的な音楽は充分聴き応えがあるし、光ってます。ついでに盤面も青く光ってますね。デス・メタルにあるまじき妙なCDやなぁ・・・。

プロデューサーは、スウェディッシュ・デスの裏番長Dan Swano御大。
mokusatu 2006年7月28日(金)2時44分

荒削りながらもセンスを感じさせるアルバムですね。
少し退屈に感じるところもありますが、僕は気に入りました。
ですが、やっぱ当時は未熟でしたね。
西八男 2007年3月14日(水)0時23分

これ結構好きなんだけど評価少ないなぁ。
習作っぽいけどそれはそれで面白いじゃないか。

↓日本語変
中曽根栄作 2007年4月7日(土)19時51分

何とも未熟な出来のアルバム。
この頃はまだまだ。
しかし、静寂部においては既にOpethがOpethたる所以である
ダークでゴシックなムードを聴く事が出来る。

Dr.Strangelove 2007年6月28日(木)19時45分

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