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RACING / LOUDNESS
前作も良かったが、ともかく、メロディアスになって、さらにスピードが出てきた。これが、本来のLOUDNESSのスタイルだと思うし、かといって、過去の焼き直しではなく、重いリフは健在。
やっと再編成後の決定打が出たような気がします!
だって、コーラスとか入ってるんだもん!ビックリですよ(笑)!!
これはかなりキタね。もうね、「バイオスフィア」「テラー」の消化不良が一気に吹っ飛んだよ。
何で最初からコレを出さないんだ!とは思うが、やっぱり再結成後の様々な試行錯誤が有ったからこそ
「ROCK SHOCK」というセルフカバーに辿り着き、そこからまたインスパイアを得てこの作品が出来たんだろうな。
二井原氏の日本語詩が一瞬、デッド・チャップリンの悪夢が頭をよぎったり、高崎氏のギターソロが
もっと構築美溢れるモノだったら、、、なんて些細な事はまあどうでもいい。
何はともあれ、やっと溜飲を下げられるアルバムを作ってくれた、って事で。ここまで長かったな。
銘菓ひよこ 2004年11月24日(水)23時4分
ROCK SHOCKS ではつい過去と比べて批判めいた事を書いてしまいましたが。。。この新譜は上記お二方同様、かなり良いと感じています。「Voが。。。」「低音が。。。」といった細かい事は抜きにして、楽曲として優れたものが多いと感じます。2回聴いただけですが、2,3,6,7,10,13,14 辺りが印象に残りました。走り屋必聴!みたいな曲もありますし、他の曲も悪くないと思いますよ。新譜中心のライブはいつ演るんでしょう?是非観たいですわ。
YUKI♂ 2004年11月24日(水)23時34分
正直言って、80年代のラウドネスに未練タラタラな俺ですが・・・。
MASAKI時代は当然として、オリジナルメンバーで再結成されてからのアルバムに対してもどこか納得いってなかったんですが、これは結構すんなり受け入れられました。
ココ最近のヘヴィネスな面と昔のスピーディな面が上手く融合された集大成的な
アルバムだと思います。
あえて難点を言えば、『TERROR』並みにニイちゃんのVoミックスがOFFぎみなのと、もう少しタッカンのソロに"決めフレーズ"があったら良かったかな。
(上記の通り、未だに80年代のラウドネスが忘れられんもんで)
まあ、とにかく再結成後のアルバムでは1番のお気に入りです。
ダークでグネグネ・オドロオドロした無限ループみたいなヘヴィネスサウンドより、
"ヘヴィメタ=スピード"が随所に見られるメロディアスな今作は再結成後のアルバム
の中では一番全てのラウドネスファンに満足いくアルバムのような気がします。
また、ラウドネスらしいアルバムが完成したと思います。
(確かに、ボーカルもミキシングには疑問を感じますけど
・・・サウンドより全面に出すとか)
「Racing」、「Exultation」、「Lunatic」、「Believe It Or Not」の冒頭の4曲で畳み
掛けられ興奮間違いなし! 疾走間違いなし!
「Speed Maniac」、「Unknown Civilians」も最高!
「撃剣霊化」、「ハリケーンアイズ」を彷彿させますね〜。
B!誌のレヴューにもあったけれど、高崎はどうして90年代にこれができなかったんだろう。
何はともあれ、ようやく再スタートを切れたというところでしょうか。
Telomerase,Tomorrow is not promised,Misleading Manあたり、モダンヘヴィネスを彼ら流に料理した感じでなかなか良いです。
Unknown Civilians冒頭のピロピロギターも今の高崎が敢えてあんなフレーズを弾いているかと思うと笑えます。まーくんとのユニゾンがイマイチ決まっていない?
侍は嫌い。
ponta 2004年12月8日(水)21時17分
90年代には、作れなかったと思いますよ。
今までのアルバムを作って、あのセルフカバーアルバムを作ったからできあがったと思う。HEAVY METAL HIPPIESから、三部作そして、オリジナルメンバー復活この歴史が大事ですよ。(たぶん)
僕は、まだ購入してないんですけど皆さんの感想読んでみると
ようやくラウドネスらしさが出てきたようですね。
WEBの方で拝聴したんですが…どうも音がねぇ。。。
僕も'80年代の音の方が絶対的に好きですので、タッカンの
ローチューニングにしてからのサウンドはイマイチ馴染めないんですよね。
昔と音楽自体ががらりと変わった為、オリメンに戻ったとはいえ別なバンド
として捉えておりましたから……
う〜ん、購入してみようかな。
かなり気に入りました。まさに、夜のドライブ向け。捨て曲がありません。確かにVoはひっこんでいて聴き取れませんが、タッカンのギターが図太く、ドライブしているのでのれます。あの80年代とは違いますが、へヴィーで、スピードのある曲が多く、いい意味で期待を裏切られました。かっこいいです。
アルバム自体は好みなんですが、vo.何とかならないんだろうか?
書くべきじゃないだろうけれど、すごく気になります。
vo.が力負けしているせいで、折角の力作がバランス崩している気もしますし、
ライブでもアルバムの曲を聴いたけれど、
Vo.の弱さはミックスのせいだけじゃないような。。
遅れながらも先日やっと聴きました。
スピード感溢れるラウドネスが帰ってきたって感じですね。
演奏面では再結成後の一番好きだった「Speritual Canoe」を超えるかも。
残念だったところは前作と同様ヴォーカルが引っ込んでるところかな。
「Unknown Civilians」は最後の最後でやってくれた!
オリジナル再結成初の作品、「Spiritual Canoe」で僕を虜にし、「Pandemonium」で僕を悪い意味で裏切り、「Biosphere」「Terror」に関しては、試聴しただけで購買意欲が湧かなかったという、罪深き日本の大御所バンドLOUDNESSですが、本作では、珍しくB!誌での評価も高く(それは前作もか)、さまざまなサイトでオールドファンからも絶賛を受けていたので、試聴する機会がなくても、ここに来てやっと買いました。
で、聞いた感想・・・良い意味で裏切られた!!!
まず、前評判がとても良かったものだから、僕はきっと、本作は「80年代ラウドネスへの回帰」的なサウンドであると思っていたのだが、その予想は、全くではないものの、大方裏切られた。
楽曲のヴァラエティに関しては、かの再結成1作目「Spiritual Canoe」に遠からずだが、「Spiritual Canoe」が、意図的に懐古的側面を見せていたのに対し、本作は80年代、90年代、そしてオリジナル再結成後の要素全てのミックス&咀嚼、結果的な前進、未だ現役だぜ〜進化中!!といった印象を受けた。よって、正統派HMなサウンドもあれば、怒濤のヘヴィナンバーあり、エスニックな感覚あればヒップホップ的要素もあるのだが、それら全ては、「ラウドネス・サウンド」を形成する上でのスパイス的なもので、本作の肝は、彼らが80年代から世界を股に掛けてやっているというHMバンドとしてのプライドであり、よってどんな路線でやろうが、HMから逸脱しない、精神的な意味での重さ、スピード感が、本作では久しぶりに見られたような気がする。90年代後半以降の、意図的にHMから逸脱しようとしていた作品群とは、そこが大きく異なる。
楽曲に関しては、2004年盤「ラウドネス(1st収録曲のこと)」とも言うべき1〜2を筆頭に、デスラッシュの如くツービートで疾走する3、初期のプログレ的な展開も見せるヘヴィ・ナンバーの4、過去の「ロンリー・プレイヤー」「エンジェル・ダスト」などを時に想起させる6と7など、とにかく前半の掴みが良い。8以降は、前作まででも見られたダーク&ヘヴィネス路線が展開されている楽曲が多く、ヒップ・ホップなどの要素も垣間見える(無機質なリズムに浮遊感漂うリフって感じ)が、それでも本作においてはやはり「HMであること」の比率が多く、メロディーの充実もあって、結果的にその要素達が、飽くまで味付けの1つにしか聞こえないあたりが凄い。そして、感動の名曲14である。「バーニング・ラヴ」や「夢・ファンタジー」を想起させるこの楽曲に関して言えば、80年代の名曲群と比較しても遜色のない出来と言える。
結果的に1番気に入ったのはどれか?と言われれば、シングルとしてもリリースされた8「クレイジー・サムライ」だろうか。この楽曲は、オリジナル再結成後、もっと言えば山田雅樹時代から彼ら(高崎)が追求してきた、ラウド&ヘヴィ路線の1つの答えであり、その路線での最高傑作であろう。楽曲の路線がどうであれ、いかに日和であれ、この曲は僕の心を捕らえて離さない。凄いテンションです。
今回の作品で、注目すべきは、高崎の超絶技巧でもなく(だって当たり前にピロピロしてるんだもん)、二井原の天才的歌詞でもなく(全盛期に比べればこのぐらい大したことない)、やはりどんなヘヴィな楽曲にも流れる、キャッチーなメロディでは??
結論を言うと、80年代回帰型サウンドではないので、「80年代限定」を求める向きには今回も賛否両論だろうが、今もまだ現役であり、彼らが進化しているという証を見たい(聴きたい)向き、そして、2000年以降でもっともHMな彼の音に触れたい向きへなら、間違いなくお勧めできる。まあ、好きな人も嫌いな人も、日本人なら、この「クレイジーな侍」達を誇りに思おう。
「奇行続けてきたんだ 不思議がられてきたんだ
殻に籠もって何が悪い?
行方知らずのままに その日暮らしのままに
流れに逆らうサムライ」 〜LOUDNESS[Crazy Samurai]より引用
その通りです。ワタクシ、一生ついてきます。世界を斬れ!ラウドネス!
ん〜。良いかもしんないけど・・・・・たぶん好きになるかな?復活後のアルバムの中ではわりとマトモ(失礼)というか???ごめんなさい。いい加減チューニング・アップしてくれませんか?高崎さん。ダウン・チューニングはもう飽きました。
スリップ・ノットやコーンに任せておけば良いじゃないの。貴方はカラオケとソロでしてくれればいいです。
これはきましたね!
最近イングリッシュバージョンが安値で出やがりましたね。ヤラレタ。
というわけで他の洋楽新譜並の値段で日本の誇るラウドネスの名盤が買えちゃいます。
買ってない日本人メタラーは今すぐCD屋に走れ。
THRAX 2005年5月12日(木)20時30分
復活後のアルバムではこの作品が唯一好きです。
サウンドは80年代LOUDNESSのサウンドと復活後のLOUDNESS
のサウンドをミックスさせた感じです。
RACINGというタイトルの通り全体的に速い曲が多いです。
このアルバムのラストの曲では久しぶりに高崎の脅威のタッピング
を聞く事ができます。
速い!ヘヴィだ!しかも上手い!
最初に聴いたときに俺が求めていたLOUDNESSはこれだ!と思いました。
イングリッシュヴァージョンはいいですね!
Voも前に出てるし、いい感じです。
日本語ヴァージョンはLOUDNESSの伝統芸、Voが聞こえない仕様です。
でも車で聞くと、Vo前に出てるんだよね?スピーカーのセッティングの問題?
「現在の」LOUDNESSの音を聴いたのはこのアルバムが
初めてなのですが、とにかくヘヴィでカッコいい!
ダウン・チューニングしてあるようで、曲調はダークなものが
多いですが、疾走曲が多く、二井原さんが相当ハイテンションな
ボーカルを披露してらっしゃるので、ダレることがありません。
新たなLOUDNESSの魅力に気づくことができました。
高見沢俊子 2005年11月24日(木)21時42分
イングリッシュヴァージョンは全体的なバランスが整ってる。
↑の人と同じでVoが前面に出て良い感じ!(俺の車ではVoも前面に出てました)
あぁ、思い切りへヴィで重厚感(敢えて言うなら『重鋼感』)溢れる素晴らしい
SOUNDだ。彼らはまさに『CRAZY SAMURAI』…。日本人の魂のSOUND、世界に見せたれ!!!
つい最近LOUDNESSのファンになり、とりあえずベスト版で過去の名曲を触っておき、次に買ったのがこれ(英語版)。
すでに最近の彼らがモダン系に走ってるという情報はここで得てたので、とりあえず復帰後最高傑作と言われてたので。
いや……これはすごいですね。勢いがハンパない。
確かに二井原Voは高音が苦しそうだけど、ハイテンションで十分カバーできてるし。
あとメロディアスな曲もあって聴きやすいですね。
TRI-S 2006年6月21日(水)21時48分
再結成後では一番だと思う。
最近のへヴィさと昔の疾走感が上手くかみ合ってる。
アルバム総合では充分な出来。ただ、⑧〜⑬が6曲続けてミドルテンポで少々だれた。
再結成後では、バイオスフィアあたりよりは80sの頃の要素がもっと強くなった感じで、そのまま80sの感覚では聴けない方もいるかも知れないですが、
モダンへヴィ寄りなのを割りきれば聴ける作品ではないでしょうか。
ただ、ソロはグリスばかりとかエフェクト過多なのもあり、高崎晃というギタリストならば、もう少し構成を練ってほしかったような気もします。
ここのところ、あのグリスをしまくってスクラッチをまねしたやつをよくやってますが、正直あまり自分は好きではないし、
そこの所でタッピングとかレガートとかしてくれた方がいいんですが。
まあ、一作品としてはかなりよい作品だと思います。
英語ver推奨