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SOMEWHERE FAR BEYOND / BLIND GUARDIAN
これもよく聞きました。
今でも たまーに聴くと、3曲目あたりから
頭ん中でドラゴンが出てきて勇者と戦いだします。
最初、友達んちでジャケット見たとき
PCエンジンのRPGゲームかと思ったもんなぁ...
ブラガ最高傑作といわれるこのアルバム。
僕も大好きです。
この頃のブラガが一番良かったと思うのは僕だけではないはず?!
俺も最高傑作だと思います。3枚目もアグレッシブでかなり好きですが、アルバム通して名曲が多いのはこのアルバムです。ジャケット眺めながら聴くと尚よし。
4,5枚目はコンセプト等に力が入ったのか、曲のフックが弱まったような気がします。クワイアコーラス等独特の雰囲気、世界観をもってるので、ハロウィンとはまたひと味違ったジャーマンメタルが楽しめます。ブラガではまずこのアルバムから入るのが正解かな。
このアルバムは最高ですね。
陳腐な誉め言葉しか思いつかないので、後は皆さんとほぼ同意見です。
いやーいいアルバムですね。絶対いい。特に①から④までの流れは完璧です。これぞガーディアンって感じだと思います。
サイコーです。何にも言うこたーありません。
私の中で永遠の名盤として語り継がれるでしょう。
タイトル曲の"SOMEWHERE〜"も文句無しの出来。
で、この時のライブが凄かった。(自己満足)
H・バンキングしまくりで3日鞭打ち…。皆さんホドホドに(笑)
このアルバムは凄い!何度聞いても「スピード・パワー・メロディー」の洪水にやられるよね!このアルバム(というかBLIND GUARDIAN自身)の凄いところは、一つの曲に惜しげもなく違うメロディーをつぎ込んでるところだと思う。3rdあたりから見られる手法なんだけど、このアルバムからは特にそれが強いね。サビのコーラスに至るヴァースのフレーズを、1番、2番・・・(この言い方が正しいかは分からないけど)で変えている。だから、一つの曲なのに、それぞれが組曲のようなドラマ性を持ってる。しかもその一つ一つのフレーズの質が高い!メイン・ソングライターであるハンズィとアンドレの、並々ならぬ才能を感じるね。どの曲も隙がなくて素晴らしい。個人的に好きな曲を挙げると「TIME WHAT IS TIME」「JOURNEY THROUGH THE DARK」「BLACK CHAMBER」「QUEST FOR TANELORN」「ASHES TO ASHES」「THE BARD'S SONG」「SOMEWHERE FAR BEYOND」とまぁほとんど全曲になっちまう(笑)!そん位凄いアルバムです!発売から10年も経つのに、未だに毎日のように聞いてます。
ん?っていうことは3000回以上聞いてるんかぁ!!?おぉぉ〜そりゃ凄え!自分でも関心しちまうよ(笑)!
最近のアルバムはどれも音圧が高すぎて、疲れる。
この作品は最高だ。
独特の世界観をもつフックに満ちたメロディーは、聴き手をアナザーワールドへと導く。
必要以上にパワーでねじ伏せようとしないところがまた秀逸。
「音の力」を借りず、「音符の力」で熱を発生させるのは至難の業。
これは絶対買いだ。他のは後でいい。
個人的には、現時点での最高傑作。次回作ではこの作品のように、多角的な魅力(疾走、哀愁、インスト)を詰め込んだ内容に挑戦して欲しいのだが……。
BLIND GUARDIANで1枚選ぶなら間違いなくコレ!
内容はみなさんの言う通り。
たぶんこれ以上のものは出ませんから、買って聴け!
名曲多数の4thアルバム。買う価値大アリ!!アルバムを通して伝わってくる緊張感は凄いものがあります。
①②④⑨は超名曲だと言えますね。BLIND GUARDIANならではの仰々しいドラマティック疾走ジャーマンメタルです、カッコいい!!他にも名曲と言える曲がいくつかあります。
個人的には5th「IMAGINATIONS〜」が一番好きな作品なんですが、このアルバムはそれに近い作風です。成長していってる訳ですね〜。この頃の作品はRPGな雰囲気が存分に味わえますよ。
もはやBLIND GUARDIANがジャーマンメタルNo.1バンドであると認めざるを得ない名盤でしょう。
★★★★
時々やたらと聴きたくなるアルバム、麻薬のようですな
ブラインドガーディアンの世界が好きな人には病み付きでしょう
俺も彼等のかもしだす雰囲気はとても好き
タイトルトラックが特に好き
ようへい 2002年11月21日(木)17時19分
自分をこの世界に引きこんだアルバム。
タイトルトラックは生涯忘れることの出来ない名曲。
偏見や嘲笑を排除して聞くべきアルバム。
weisu 2002年12月23日(月)22時31分
自分もタイトルトラックは好きです!カッコイイですよね。
彼ららしさが最も表現出来てる一枚だと思います。
何度聴いても飽きないのが不思議。
曲は全体的に好きです。
ジャーマン・メタルの王道を貫きながらも、ブラインド・ガーディアン独自の音楽をやっているという印象です。
ブラガが好きなら最初から最後まで楽しめるでしょうし、とっつきやすいので初めての人もこれから聴くのがいいかもしれません。
けっこう長い曲が多いのに、あんまり気にならないです。
しかしこのバンドのセンスって、ほんと独特ですね。ハンズィのヴォーカルが特徴的なせいもありますが、いかにもジャーマンって曲でも、すっかりブラガ色に染まっています。こういうのを聴くと、無個性なメロスピでは物足りなくなっちゃいます。
バランスのとれたいいアルバムだと思う。ブラガをまず薦めるならこれかなと思う。
タイトルトラックは本当に素晴らしい!! スピード、パワー、メロディすべてが完璧!自分は「クエストフォータネローン」分厚いコーラスに感動しました。
バランスとれてて最高傑作との書き込みが多いのはわかる気がしますね。
タイトルトラックはほんとイイデスヨ。超名盤!!!
ブラガの最高傑作!
ちなみに"Piper's Calling"は、スコットランドの民謡をそのまま使ってます。
アルバム通して安心して聞ける一枚。特にタイトルトラックの盛り上がりは凄い!
曲は今聴いてもやっぱりいい曲だと思うけど、音質があんまり良くないのが残念。
ジャーマンメタルの雄としての地位を各個たるものにした4th。当時高校生だった私が初めて自分で購入した思い出のアルバムです。①からメロディックでスピードあふれた曲の雄雄しさに当時は圧倒されたものです。今もライブでbard(ファン)が大合唱なアコースティック吟遊絵巻⑦、対を成すメタリックな展開力が見事な⑧、1分足らずのケルティックなインスト行進曲⑨からタイトルチューン⑩への流れは秀逸。曲を聴き、CDをジャケに戻す時にふとジャケに目が行くと聴いていた曲風景が脳内に投影されて、もはやジャケットも曲の一部としてイメージを掻き立てられる、完璧な起承転結をもったアルバムでした。若かった彼らの猛々しい野心溢れる進撃性がビシビシ感じられたこの4thは、確かに一流のメタルバンドへと成長していったが、その過程で大作指向・複雑指向となった以降のアルバムよりはるかにドラマチックです!個人的には、3rdや4thの路線を貫いて欲しかった。思い入れも、曲のクオリティも、あの当時の彼らへの郷愁をも含めて、このアルバムに1票!!自信を持ってお薦めします「このCDを買え」!
"ブラガらしさ"が最もバランス良く、かつ高水準で表された作品だと思います。前作(3rd)も人気のようですが、個人的には展開/アレンジに荒さを感じてしまうのでそんなに好きではありません。しかし、このアルバムではそういう荒さを殆ど感じません。初期の爆走感を残しつつ、後の彼らにも通じる緻密さも兼ね備えています。初心者にも、まずはこれをオススメします。
最初聴いた時は「イマイチかな〜」と思ったものの、何故か聴くたびに好きになっていってます(^^;。
疾走曲は3rdの方が多いです。3rdは普通のパワーメタル風ですが、これはドラマが増した感じ(5thは更に増した感じ。6thは更に...)です。なので、勧めます。
素晴らしい完成度のアルバム。
燃えるし歌いたくなりますね。
特に素晴らしいのが②と⑨
これは超名曲でしょう!
カッコよすぎる
ぜるる♪ 2003年11月29日(土)16時47分
俺にとって、BLIND GUARDIANの最高傑作。ケルト風味が堪らない!!
アコギから静かに始まり一気にスピード・メタルへと加速する①からラストの怒涛のドラマティック曲⑨まで名曲揃い!!勿論捨て曲なし!!特にタイトル曲の⑨は絶品で、個人的には「MIRROR MIRROR」よりも好きだったりします!
彼らのアルバムで最も曲の粒が揃ってますね。個人的には①②⑦⑨が最高!!③④⑤⑥もかなりいい!!⑧は⑨のイントロみたいな小曲。結局全部良い訳です!!最後まで息切れせずに聴けます!!
日本盤ボーナスはあくまでボーナス、おまけといった感じです。できれば⑨を聴いて終わりにしたいところです。素晴らしいアルバムです!!
当時このアルバムでashとdustという単語を覚えた記憶がある。
10年ぶりくらいで今聴き直しているが記憶以上にカッコいい。
このタイプの音に入れ込むことは多分無いだろうが、スピーディでドラマティックな
HMなんだから嫌いなはずはない。
ダイアモンド(当時)ダレルがかつてインタビューで言っていた「世の中には良い物と
悪い物がある」という言葉を思い出した。大事にします。
HARRY 2004年1月30日(金)20時35分
何回聞いても飽きないわ〜、みなさんがこのアルバムをすごくほめていたの中古1000円買いました〜。すると、驚き驚き。聞いてる途中で頭振っちゃったりしてのりまくってました。1000円でこんないいアルバム買えるとは思いませんでした。↑の方々どうもありがとう〜
近年の彼らのアルバムを嫌いというわけではないが、やはりボクの考える最高傑作はこれ。
発売からすでに10年以上たっているが、全く古臭さを感じない。
ジャーマンメタル史に残る一枚。
どこか民族的な香りを漂わせる哀愁あるメロディーに、ハンズィの骨太なヴォーカルが絡むと何とも言えぬ心地良さを与えてくれます。
前作よりも静かな歌が増えたことで非常に聴きやすくなったと思います。
このアルバムは彼らのアルバムの中でもっともブラガーらしいアルバムです。
10年以上たっても色褪せることの無い名盤です。
個人的に、ブラガのアルバムでは、3rdと本作の4thが好きですね。90年代初頭
といえば、ガンマレイとブラガに、はまっていてよく聴きましたね。
収録曲については、①②⑤⑨⑩、といったところが好きですね。
①、「Time What Is Time」、よく聴きましたねぇこれは。静かなイントロは、綺麗
だし、サビは疾走していながらも、歌メロが結構メロディアスで、展開構成も抜群。
②、「Journey Through The Dark」は、疾走感抜群でかっこいいですね。
⑤、「The Quest For Tanelorn」、劇的でドラマティックな、サビが印象的です。
⑨、「Somewhere Far Beyond」、本作のハイライトがこの曲だと、俺的に思います。
劇的に疾走しているし、サビのクワイアがかっこいいし、民族的なパートが印象的で
ギターソロも抜群で、聴き所がいっぱいある、超名曲です。
⑩、「Spread Your Wings」、言わずと知れた、Queenの超名曲のカヴァーで、かなり
かっこいい、パワーバラードに、仕上がっていますよね。
あと、アルバム全体に言える事なんだけど、かなりRPG的なアルバムですよねぇ。
当時は俺も、FFシリーズや、DQシリーズなんかをする時のBGMに、このアルバムを使用
しましたねぇ。メイデンやレインボーも、使用しました(笑)。
それと、ジャケットなんだけど、やっぱりこれもRPG的です。ファンタジーですね。
そして、裏ジャケ、なんとこれは、OZZYの「Bark At The Moon」のパロディではない
ですか(笑)。ブラガのメンバーはきっと、OZZYの強烈なファンなんでしょうね。
最後に。かなりお薦めのアルバムです。特にラプソディのファンの方なんかは、きっと
はまると思います。ぜひ聴いてみて。超名盤ですよ。
言われ尽くしている感もありますが、まあ最高なんです。
バンド自体をあまり聴き込んでいないので何とも言い難いですけど、ジャーマンうんぬん以前に正統派HMアルバムとして傑作だと思います。
適度にメジャー感もあるし、曲も粒ぞろい。構成的にも次の作品以降のように変に凝ったところがなくてスッキリしてるところも良いです。
ヴォーカルの声がクセになる。何度も聴いて何日かするとまた聴きたくなる。うまくはないんでしょうが、それでも人を虜にするのなら、はたして上手い必要がどこにあるんだろう、つーか上手いってなんだ?とかいう疑問が日夜頭のなかをぐるぐるまわってます。曲も素晴らしいし。
私が最初に聴いたアルバムです。
TIME WHAT IS TIMEはギターで耳コピしてました。
ファンタジーネタは半分ぐらいでしょうか。
全曲のクオリティの高さではこのアルバムが一番だと思います。それに彼ら特有のファンタジー性が最も表れています。
そして代表曲も沢山。中でも「The Birds Song」は彼らのライヴでは観客全員大合唱という現象まで起こしてしまいます。ブラガファンなら必ず歌詞を覚えなければライヴで恥をかく名曲・・・って、すんません!!!、そんなこと言っといて僕もまだ歌えません(汗)。
そしてタイトル曲の素晴らしさ。この曲は後のブラガ大作志向に構成やドラマティックさの面で大きな影響を及ぼしたと思う。ライヴであまりやってくれないため存在感が薄めですが、傑作であることは間違いありません。
ボーナスで収録のQUEENの名曲「Spread Your Wings」も僕は好きだ!!!。
ただし、「Theatre Of Pain」のクラシックバージョンはなくてもいい。
ジャケットもこれが一番好きです。
中央にある金色の機械みたいなのがミシンのボビンケースに見えるのは僕だけか!?。
初書き込みです。
最近、ブラガを知って、ためしに聞いてみました。
タイトル曲や、Theatre Of Pein等が特に良かったです。
しかし、なんか音量が低いような気がするのは私だけでしょうか?
皆さん、すでにこのアルバムの良さを語ってくれているので今更ですが、一言。
BLIND GUARDIANは、自分の青春でした。
私もこれが最初でした。カイハンセン参加と知って即購入。
Jouney through・・、The Quest For ・・等名曲揃い。
とにかくこのスピード感と曲展開、ツインギターリフの虜になり本アルバムに伴う来日チケットを早速ゲット!おぉ!前から19番目!なかなかいいぞ。と、某神奈川のホールへ足を運んでびっくり。
私の後ろは誰もいません!そう、今では考えられませんがホールの1/3も埋まっていませんでした。もちろん2階席など怖いほど真っ暗。しかしコンサートはそんなことおかまいなしに全開! 今でも3本指に入る程忘れられないすばらしいライブでした。
そのツアー最後の東京公演が名盤TOKYO TALESになりましたね。
3rdと並びこの『SOMEWHERE〜』はBGの中でも名盤扱いです。今聞いても古さを全く感じさせません。
…ただ、このアルバム以降のBGは何だか聞くのが“難しい"と感じるのは小生だけでしょうか。『IMAGINATION〜』はギリギリ、『NIGHTFALL〜』以降はあまりにも“複雑"過ぎて、曲によっては理解に苦しむこともしばしば…。
勿論、今でも大好きなバンドなのは間違いないんですが。。。
皆さんは如何ですか???
シアターオブペインがいい
捨て曲という捨て曲はないのでは
アルバムを出すたびに進化を重ね、このアルバムで頂点に達したような気がする。
こーゆうバンドってジャケのセンスが無いと思う。
でもン内容は最高!
いやいやこのダサカッコ良さがいいんですよw
BLIND GUARDIAN初体験。
疾走するメロディ、民俗音楽的な美しいパート、何より激アツなコーラス。
他の作も素晴らしいのかもしれんが、初めて聴いたブラガがこの作品でよかった。
他のも聴いてみたい衝動に駆られてますから。
一般に彼らの最高傑作とされているアルバム。
個人的には前作がより好みですが、これも結構好きですね。
この辺りから、現在の彼らにも通ずる大仰でシンフォニックな要素も見られるようになってくるのですが、
ここではまだ一般的に考えられるジャーマンメタルの枠をそれほど大きく外れていません…
それどころか、これこそが日本での典型的な「ジャーマン」のイメージを体現しているのではないでしょうか。
全編に渡り激しい楽曲満載で、「漢のメタル」が好きな人なら一聴の価値はあると思います。
メタルワールドに入門するキッカケとなった作品。
火傷しそうなほどの熱さに惚れた。ポップソングじゃこんな体験できないもんね。
捨て曲無し。
熱いメタルが聞きたい人はぜひ。
ほんとこのアルバムとサードは良かったです!
しゃべりは嫌いだけど、このバンドを教えてくれた和田のマコちゃんには感謝します。
あー、また合唱に行きたいなぁ。
一番好きなのは前作だけど、3rdから5thまではどれもが名作と呼べる傑作揃いである。ハロウィンよりもハロウィンらしく......この時代の勢いは明らかに、ハロウィンをも軽く上回っていたように思う。疾走するメロディー、あくまでもドラマティックな展開に、僕は当時聞きまくった作品である。とにかく流れがいい。捨て曲が全く無いとは言わないが、特に前半は圧巻の出来である。これで文句のある人は、例え何を聞いても満足しない人だろうね。とにかくドラマティック........90年代のジャーマンと言えば、間違いなくこのバンドである。
何とかこれを1位にしたいから1票。名作ですよ。Tales〜とは甲乙付けがたいのですがね。
いわずと知れた超名作。比類なき完成度を誇るだけでなく、この一枚の中にへヴィメタルのすべてが込められたHMの代名詞的作品。Voも楽曲も世界観や音の響きの印象まで、何から何まで完全無欠のHMサウンド、そのうえ明確すぎるほどのオリジナリティも備わっているという文句の言いようのないアルバムです。
このバンドについてはいまだにジャーマンメタル云々と言われてますが、私から見ればこれは完璧な正統派メタル。少なくともこのアルバムに関してはそうです。「Defender of the Faith」の時のJudas Priestがスラッシュメタルを通過し、ドイツという土壌の中で進化するとまさしくこういう音になる感じです。爽快さを通り越してほとんど激烈なまでの疾走感といい、スラッシュに近いニュアンスの刻みといい、全編を支配するダークで神秘的な「闇」を感じさせる雰囲気といい、スタイル的な類似点こそ認められるもの音楽から受ける基本的な印象がHelloween系とはまるで異なります。よってHelloweenやその分派の産業ロック的に過剰にライトアップされた明るさやあざといまでにキャッチーなメロディがどうも苦手、という硬派なスピリットの方も気勢をそがれることはないでしょう(今となっては以外に聞こえますが、この頃の彼らがフェスなどでよくSepalturaやKreaterと共演していたという事実を考えると、日本はともかく本国では当時どういう界隈のバンドと見られていたかが、それとなくわかります。)。
このアルバムは人がHMに求めるもののすべてを備えており、正統派からスラッシュに至る80年代HMのエッセンスを結集したような音と断言してしまってかまいません。つまり、
Judas Priestの威厳と重厚さ
Iron Maidenの構成力とドラマ性
Slayer やかってのSepulturaばりの突進力とアグレッション
絶頂期のQueensrhycheに通じるコンセプチュアルで深遠な世界観
を兼ね備えたサウンドです。さすがに一つ一つのエレメントではそれを本分とするバンドに見劣りしますが、各々が最高のバランスで結合しているため、トータルで圧倒的な完成度が生れています。極端に細分化が進み、デスやメロスピ、シンフォメタルなど本来のHMの部分的要素だけを特化させたようなスタイルがもてはやされる中にあって、このバンドのようにオールマイティな音をだせるバンドは本当に貴重です。そしてそのうえで、彼らのオリジナリティといえる
荘厳にしてキャッチーなクワイアと、激しさと気高さを兼ね備えた「歪んだ美声」のVo
独特の滑らかな音色で奏でられる、流麗にして構築美あふれるギターオーケストレーション
ケルティック・ミュージックや中世音楽の要素に加え、クラシックやゲームミュージックの影響を感じさせる、他に類を見ない独創的なメロディとハーモニー
と融合させたもの、といえばまず間違いないでしょう。曲の構造的な部分に関してだいたい伝統的HMのスタイルを踏襲している(単純ではないがそんなに複雑でもない)のですが、メロディやハーモニーやコードなど音の響きをに関わる部分がきわめて独創的なので結果的に非常に個性的な音に聞こえます。
今になってみれば、80年台HMの遺産を最も純粋な形で受け継ぎ、それを究極まで発展させたのは結局このバンドのこのアルバムだったような気がします。ある意味この音は「メロディ・ドラマ・攻撃性」の三要素の融合を追及する伝統的なHMスタイルの最終発展形といってよく、その最高の成果であると同時に最後の一ページを飾る作品と言い切ってしまってよいと思います。本作のリリースからすでに十年以上経ちますが、私が聴いたかぎり同路線でこれを超える作品はいまだ現れていないようです(そんなにメタルばっかり聴いているわけではないので断言できませんが)。確かにこれ以上同じ方向を追求しても、よくて同一レベルのものの再生産、悪くなると「奇形化」や「パロディ」になってしまいます。
当のブラガ自身、次作以降からプログレッシヴ・ドラマティック路線に転じるわけですが、これは単に同じことを繰り返したくなかったというだけではなく、今作までで正統派メタルの枠内でやれることはすべてやり尽してしまったという感覚があったからだとも思えます。
傑作!壮大!ドラマティック!
と言う感じ。
円熟したメンバーによる円熟したサウンド。
参りました。
コーラスがとにかく最高。
さーむほえあふぁーびーよん!
なんと言ってもタイトル曲は聴くべき。
この頃はそれほど複雑な曲展開はないので初めての方は聴きやすいかも。
正直ブラインドガーディアンに夢中だったのはこのアルバムが最後だった気がします。
タイトルチューンを初めて聴いたときの高揚感ったらなかった。
このアルバム以降私はブラインドガーディアンにはさほど燃えなかったが
彼らが他のジャーマンメタルのように同じようなことをいつまでもしていたら軽蔑していただろう。
しかし1、2曲目もほんとカッチョエエ!すごいわ!
さて、↑の絶叫者ヨハネさんの書き込みはホントに考えさせられました。
ありがとうございました!他のBGの書き込みもわかり易く素晴らしかったです。
で、自分も少し思うところを書いてみます。
私はBGのメンバーは、ホントに「メタル好き」なため
その時々に気に入ったバンドの音、構成などから影響を他のバンドよりも受けやすいと感じます。
彼らのインタビューからも推察されるように、80年代後半から90年代にかけての
ドリームシアターよりの影響は多大なものがあったと思います。
そのままBGにDTのやり方を取り込むのではなく、BGでしっかり消化した後、導入している点が彼らが独自の道を進んでいる理由なんでしょうね。
彼らの作品をリアルタイムで聴いていると、既に3作目の「TALES FROM THE TWILIGHT WORLD」より、構築美(展開)を重視する姿勢が見えていました。
「LOST IN THE TWILIGHT HALL」などは疾走感+構築美によって評価されていました。
その後、本作「SOMEWHERE FAR BEYOND」が発売されたときには、FANは「やっぱりコッチ(構築美)にいくのか。」と思ったはずです。
ま、とにかく、これ以降彼らはガンガン進化していくのですが
私はこの絶妙なバランスを保つ4THが大好きです。
自分ではそんな風にはならないと思っていたんですが、
歳を重ねるごとにジャーマンメタルを受け付けなくなり、
15年前にあんなに好きだったハロウィンの守護神伝さえほとんど聴かず、
気がつけば、プレイヤーにジャーマンメタルのCDを乗せる機会も
週に1.2回というところだろうか。。。
でもBLIND GUARDIANはホントいいねぇ。うん。ホント素晴らしいよ。
特にこのアルバムは頭一つ二つ抜けてるわ。
この独特の雰囲気とドラマティックさは他のジャーマンメタルとは別物の気がする。
何年経っても色褪せないBLIND GUARDIANの個性と魅力に改めて脱帽。
92年,4th
3rdを除けばこれが最高傑作ですね
①②⑤⑥など名曲盛りだくさん
でも俺のブラガーはここで終わったような気がする
★ オレ的世界遺産(ロック部門)認定No.065 ★
ドゴスギアさんがおっしゃるとおり、疾走と構築美のバランスが秀逸な作品です。私はこれが初ブラガでしたが、疾走疾走で、しかもドラマティックさも程ほどにあるので、これならば初めに聴いても問題ないかと。疾走感が低くてげんなりとか、歌メロがとっつきにくくて微妙とか、そんなことがないので、いいと思いますよ。初期派の方も許せる範囲ではないでしょうか?
私は構築美の方に比重が多少移行した、次作の方が好きですが、コレも素晴らしいことに違いは無いです。
何といっても「Somewhere far Beyond」。
演奏もさることながら歌詞が素晴らしい。
ジャーマンロックで一番好きなバンドだ。
良いアルバムなんですが、もう少し音量を大きくして出して欲しかった・・。
16年前の作品だから仕方無いですね。「TALES FROM THE TWILIGHT WORLD」と同じ位好きです
これもいいアルバムですね〜。
個人的にはわずかに3rdに軍配が上がりますが、甲乙つけがたいですな。
実に高品質なアルバムです。
ジャーマンメタルのベテラン、ブラインド・ガーディアンの4th。1992/2007作
アコースティカルなイントロから続く“Time What is Time"の激しさ、ダイナミックさにまずやられる。
本作あたりからハンズィのヴォーカリストとしての成長も感じられ、世界観を歌い上げる説得力が加わった。
続く“Journey Through the Dark"の疾走感に拳をかざし、“Theatre of Pain"のクラシカルさに浸り、
“The Quest for Tanelorn"のサビでの大合唱、“The Bard's Song"では吟遊詩人の気分になって、
ファンタジーの世界にどっぷり。そして極めつけは、7分を越える“Somewhere Far Beyond"の
ドラマティックさに悶絶。曲ごとの密度も濃く、構成的にも完璧なファンタジックメタル作品である。