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ISPO FACTO / RIK EMMETT
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ソロ第2弾です。
前作の雰囲気を継承しながら、リック節が満開。
1曲目にテクニカルなギター・オリエンテッド・チューンを持ってきた後は、
"SOMEBODY OUT THERE"に通じるような曲があったり、
お洒落な大人のアレンジがあったりと、
決してTRIUMPHではできないことが存分に堪能できます。
しかしそれはTRIUMPHが好きな人を寄せ付けないのではなくて、
TRIUMPHの枠では発揮できなかったリックの作曲能力の高さが生き生きと表現されているという点で、
年齢とともに自然体で進化した大人のロックとしてTRIUMPHファンも納得の出来ではないでしょうか。
かくいう私は、実はこっち路線はこっち路線で大好きなんです。
捨て曲なし。
「HM以外は聴かない」という人でなければ、十二分に楽しめます。
けんしょー 2004年12月11日(土)13時11分

「ソフト過ぎる」「もっとロックして欲しい」と批判された1stソロ・アルバム『ABSOLUTERY』のポップな作風を
反省したのか(個人的には、あれはあれで良かったと思うけど)、いきなりGがホットに弾きまくられるハード・チューン①で
本編の幕が開く、リック・エメット師匠、'92年発表の2ndソロ・アルバム。(邦題も判り易く『ストレート・アップ』)
全体的な仕上がりとしては、ソロ・デビュー作の方向性を順当に受け継いだロックンロール路線ながら、
前作に比べ、楽曲にハード・ロッキンな「勢い」や「熱さ」が漲っているのが本作の大きな特徴で、
それに併せて、曲展開のダイナミズム、ブルーズ風味の「泣き」といった、TRIUMPH時代を想起させる
(ファンがリック・エメットに期待する)要素が、ある程度戻ってきているのが嬉しい。
特に、渋く、エモーショナルに泣きまくるブルージーなバラード⑧は、「来た来た来たぁ!」と思わずガッツポーズを
取りたくなる程、エメット師匠入魂のGプレイと歌声が堪能できる、涙腺決壊必至の名曲。
また、アコギ一本で爪弾かれる味わい深いインスト曲⑤や、押しと引きを心得た曲展開が魅力の⑦、辛抱堪らんくらい
熱く盛り上がっていく⑩、小粋な小曲⑭辺りは、TRIUMPHのオリジナル・アルバムに収録されていてもおかしくない完成度の高さだし、
⑤を筆頭に、本編の随所にフィーチュアされ、楽曲に都会的な哀愁を加味するサックスの音色も、非常に効果を上げていて◎。
TRIUMPH時代と、ソロ・アーティストとしてのリック・エメット。両者のスタイルに上手く折り合いが付けられた、
TRIUMPHファンが聴いても失望する事のない1枚に仕上がっているんじゃないかな、と。
火薬バカ一代 2008年10月20日(月)16時46分

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