TOPページ(新形式)に戻るTOPページ(旧形式)に戻るARCTURUSのページに戻る
CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。


(旧形式-更新停止)
ASPERA HIEMS SYMPHONIA / ARCTURUS
このCDをamazonで探すstyle=border:none

ARCTURUSの1stアルバム。
オリジナルは1996年発表で、現在出回っているものはボーナスディスク付き二枚組みの作品となっています。
以下音源の感想です。

DISC-1
「Aspera Hiems Symphonia」の音源です。
2ndではアバンギャルドで知的な音楽、3rdでは一度聴いただけで虜にするようなポップ性を
持ちながらも練りこまれたメタルを聴かせてくれましたが、
この作品では普通に(?)シンフォニックブラックしてます。
とにかくSverdのキーが印象的な作品で、私は金属的な音色のそれからはオーロラを、
ピアノの音色からは星の瞬きをそれぞれイメージしました。
ノルウェーの夜空ってこんな感じなのかな…って想像したくなるような煌びやかな音ですが、
たまに宇宙人が出てきそうな(笑)ミステリアスな所もあります。
そして次に印象に残ったのはGarmのヴォーカル。
普通声も充分美声でしかも上手いですが、デス声が本当に素晴らしい!!
高音での硬質ながなり声ですが、Ulverの1stの時よりも格段にパワーアップし、
物凄い邪気を放出しています。個人的に、MAYHEMのManiacやAttilaに次いで
最も好きなヴォーカリストの内の一人です。
ですが、ミディアムテンポ中心の為、ブラックは疾走してなんぼっていう人には
もしかしたら合わないかもしれません。私的には名盤です。

DISC-2
91年発表の「My Angel」から2曲、94年発表の「Constellation」からの4曲に
「The Deep Is The Skies」「Cosmojam」を足した、計8曲からなるCD。
「Constellation」の内容は「Aspera…」収録曲の別バージョンですが、
あのSamothが在籍していた時の音源なので資料的価値も高いかもしれません。
また、Garmの声が若いです。デス声はまだ迫力不足かもしれませんが、
普通声はちょっと素朴な感じがしてこっちはこっちで違った魅力があると思います。
音質は「Aspera…」と比べると少し悪いですが、全く聞き苦しくはなく
ブラックの中ではかなり綺麗な方だと思います。
Usher-to-the-ETHER 2005年1月2日(日)7時4分

まさにこれからの季節にピッタリなアルバムですね。
ブラック初心者な自分でも知っているメンツのバンドなので
聴く前から勝手に「期待を裏切らないだろう」と思っていました。
当初Limbonic Artのような大作中心のアルバムだと思っていたんですが
聴いてみるとどれもコンパクト(シンフォニック系のバンドとしては)に
まとめられていて手軽に歩きながらでも聴けます。
Disc2でのGarmのだらけたvo.(少々はずれてる?)が少し気になりますが
それでもDisc1,2共に優れた曲が楽しめます。
個人的にD-1の「Fall of man」が大好きです。
Hydra 2005年11月23日(水)18時13分

シンフォブラック系でこれを超える作品は存在するのだろうか!?
RIPPER 2006年1月24日(火)16時3分

ブラックメタル然とした①の素晴らしさによって「シンフォニック・ブラック」と言われるが、少なくとも1stと2ndは「シアトリカル・ダーク・メタル」と呼んだ方が分かり易いと思う。事実①以外にファストテンポの曲はなく、Garmのボーカルは全体で聴くと、デス声よりノーマルボイスが主だ。

不気味なコーラスワーク、密やかな耳打ち、卑しい呟きから歪んだ絶叫まで駆使するボーカルが、確かな技術を持つ演奏陣によってきらびやかに展開していく不気味な世界。
似たようなテンポの曲が多い為ダレなくもないが、この神秘的妖しさはブラックメタル界において唯一無二だ。
mokusatu 2006年4月17日(月)1時52分

この頃はまだGarmも結構デス声使ってたんですね。
かなり好みの声質のがなり声です。
自分的には3rdの方が好きですが、これも名盤。
ブラック度はやはりこのころの方が高いです。
キーボードはこの頃から使い方が巧いですね。
ミドルテンポが多いとはいえシンフォブラック好きは抑えて欲しいです。
GOD 2007年1月29日(月)17時36分

Garmのがなり声、良いですよね。自分も凄く好きです。(クリーンも抜群だし。)
このアルバムは確かにほぼミドルテンポの曲が占めてますが、不思議なムードがあって自分は浸れます。
(だからこそ①が凄く映えるというのもあると思います。)
keyの使い方が巧みで、1曲ごとの中で様々な音色を場面ごとに結構使い分けてます。
流れる様な音色にはオーロラを想起させられますね。凄く綺麗で神秘的・・・

やはり先駆者は凄いですね・・・多くのシンフォ・ブラック勢が影響を受けていると思うんですが、
何だかこれは孤高の音の様な気がします。LIMBONIC ARTの1st同様、シンフォ・ブラックの名盤だと思います。
これはもはや、全てのメタルファンに聴いて欲しい作品です。
たまねぎ 2007年2月18日(日)6時35分

意見を書きこむ

意見内容

新規 修正(名前登録済の方のみ可能)
ボタンは一度だけ押してちょっと待ってね!