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ELECTRIC JOY / RICHIE KOTZEN
リッチ-の三作目。ギターフリーク必聴の内容でしょう。全曲に超絶プレーがちりばめられています。
デビュー作もオールインストでしたが、もう比べ物にならないほど進化してます。それまでは荒削りな速弾きといった印象もあったのですが、ここでは物凄く洗練されたギターが冴え渡っています。しかも「引き」と「押し」を完全に心得ているためか、アルバム全体を通しで聴いても、全く疲れせん。超絶に弾くところは徹底的に、また、エモーショナルな部分はスローに、というようにメリハリがしっかりしているので、何度聴いても、イかせて(カタルシスを感じさせて)くれます。
おそらくジャケットも一番かっこいいのでは?
とにかく個人的にはコッツエン最高傑作。
歌が上手いと評判のリッチー・コッツェンが贈る、全編インストアルバム(笑)
このアルバム発表時、彼はまだずいぶん若かったはずなのだが、物凄くオトナな味わいの、ブルースジャズフュージョン(意味不明)なメロディーが延々続く。
家でまったりパソコンに向かっているときなんかに聴くと大変具合がよろしい感じで、一時ずいぶんお世話になった。
まあ、そう書いてしまうとずいぶんレイドバックした印象を与えてしまうかもしれないけれど、よく聴くと、何気に物凄いことをやってます。
ギターインストなのにとっても聴きやすい!
メロディが心地よいな〜。と、思ってるとてつもないテクニックの応酬!
「ひゃ〜どうやったらこんなん弾けんのよ!」的なフレーズ満載です。
ポップで歌うような、かつ前述のようなテクニカルなギターが同居したいいアルバムです!
ギタリストとしてのリッチーが聴きたいのならまずコレから。