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ELD / ENSLAVED
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97年発表の4th(多分…間違ってたらごめんなさい)。

私にとってはヴァイキング・メタルはこのアルバムが初体験です。
ヴァイキングというと私的な(勝手な)イメージではEMPERORの「WITH STRENGTH I BURN」を
朗唱パートに特化したような音楽性を思い浮かべていたんですが、意外とブラックと
共通する音楽的特性が多いように感じました。
まず、このバンドに以前在籍していて後にEMPERORやZYKLONで活躍する豪腕ドラマーである
Trymこそこのアルバムには参加していないものの、ブラックにつきものの豪速ブラストは
かなり入ってます。絶叫系のデス声も勿論入ってますし、ブラック好きならば
すんなりこの音楽性を受け入れる事が出来るように思います。
民族音楽的なメロディが時々顔を出すのも特徴の一つですが、NOKTURNAL MORTUMほど
独特な訳ではないので(上手く言えないけど、路線が違う感じ)、結構聴き入れやすいのではないでしょうか。
また、このヴォーカル、流石にヴァイキングの格好をしているだけあって、太くて威厳がある、
それでいて海の男の哀愁を感じさせる朗唱もちゃんとやってくれるのでかなり気に入りました。
ただ、EMPERORのIHSAHNの朗唱と比べちゃうと流石に大仰さが足りないように感じましたが、
それでもカッコイイヴォーカルであることに変わらないです。
アルバムの構成ですが、大体平均して八分前後のやや大作的な曲が多いですが、何故か一曲目が
16分という超大作で非常にバランスが悪いです(笑)。
確かに①のイントロは大海原に漕ぎ出していくような勇壮さがあるのですが…
①が終わると一航海を終えたような気分になってしまう(苦笑)

余談その一…このアルバム、裏ジャケのメンバーのヴァイキングのコスプレ(?)が非常に凛々しくカッコイイです。
あのヴォーカルが付けてる剣と兜と法衣、微妙に欲しいかも(笑)
でもこれ、たとえコスプレに偏見を持っている人でも絶対カッコイイって言うと思うんですけど、どうでしょうか(笑)?

余談その二…この作品は7曲入りのアルバムなんですが、裏ジャケには左にノルウェー語の
曲タイトル、右にその英訳が書いてあります。
最初見た時は「えっ14曲入り、超お得じゃん!!」と思ってしまった…
大体「793」ってタイトルの曲が2つある時点で変だと思うべきですが、みなさんも購入の際には気を付けましょう(笑)
Usher-to-the-ETHER 2005年1月17日(月)23時34分

ボーカルさんのコスプレ異様に似合っています。あれはカッコいいですね。
このアルバムは、爆走する曲が中心です。豪速ブラストが随所に飛び出し、また世の中で一般的に認識されているところのバイキングメロディが一番充実していると思われるのもこの作品です。とはいえ、このバンドの場合わかりやすいものではないです。クッサクサな漢メロディや、コテコテの民謡調メロディを期待すると、肩透かしをくらいます。
曲が長いというのは、↑の方の説明があるので省略しまして、ただ、長いということで、曲に展開に起伏があるので、聴きこむとハマるタイプだと思います。
ブラックのように邪悪な雰囲気もそんなに無く、前作「Frost」のような寒さも特に無く、クセがないような、それが逆に珍しいようなそんな作品です。激しい曲が好きなら聴いて損なしです。

名刀シイタケ 2007年2月20日(火)14時53分

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