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Q / MR.CHILDREN
ミスチルの中でもかなりお気に入りのアルバムである。
サウンドが非常にファビな感じで素敵である。
捨て曲がない、とは言えないかもしれないがどの楽曲もクオリティが高い。
特筆すべきは、友とコーヒーと嘘と胃袋。この曲、かなりかっこいいですよ。
実験的な要素たっぷりの新しいサウンドが魅力のアルバム。
シングル「口笛」以外は特に目立った曲が無いように思えるが、
実際には「CENTER OF UNIVERCE」,「その向こうへ行こう」,「EVERYTHING IS MADE FROM A DREAM」など、爽やかで味のある曲が並んでいる。
このアルバムの中でもSCARECROWさんの言う通り、「友とコーヒーと嘘と胃袋」が一番目立ちます。
曲の感想で桜井さんの愚痴が飛び交う様は必聴。
皆知らないのか?
このアルバムこそが、最高傑作なんだぜ。
ミーハー共には『Atomic Heart』を、
コアなファンには『深海』を、
そしてコアなファンの、一部の変人達には『Q』を。
このアルバムを、深い海の底から持ち帰ってきたんだぜ、ミスチルは。
ジャケット見れば、わかるだろうに。
変なジャケットだと、思ったろ?
オレも思ったよ。「このアルバムは『口笛』が無きゃ最低の駄盤だな」って。
でも、違ったんだよ。
『口笛』なんて、無くても良かったんだよ、『Q』には。
ちゃんと聴けば、気づくんだ。
「逆に、浮いてるじゃん、『口笛』だけ」……ってさ。
J-POPにおける20世紀最後の名盤にしてMr.Childrenの00年代の唯一の最高傑作
カオスな内容、完成された構築力
「深海」がミスチルのオルタナティブロックの表現であることは広く認知されているが、またこの「Q」もオルタナティブロックの表現である。
一曲一曲がオルタナなのではなく、アルバム全体の構成でオルタナを表現している。
混沌とした内容だが、その混沌故に名曲揃い。飛ばす曲は無い。
「深海」が芸術なら、「Q」は落書き
と、いってもピカソの絵ような、最初に見た一般人には落書きにしか見えないような芸術を指す。
このアルバムを最後にミスチルのロックの本質は死んだ