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CONDEMNED / CONFESSOR
Earacheレーベルからのバンド唯一の作品。
兎に角、不思議なバンド。
まずヴォーカルは元SANCTUARY、現NEVERMOREのウォーレル・ディーンを彷彿とさせるが、
ウォーレルより艶がないというか、エモーショナルじゃないし、無機質で非人間的な声で、かなり気持ちが悪い。
それが最高。
そしてドラムス。相当テクニックがあると見た。MESHUGGAHやMARTYR、ATHEISTの複雑怪奇なドラムが好きな人には堪らないだろう。
Earacheリリースだが、疾走曲は殆ど無い。
かと言ってドゥームでもない。
でもギターのリフは間違いなくデス&スラッシュのリフそのもの。
ホントに個性的。面白いバンドだ。
カテゴライズ不要。
カリフォルニアのテクニカルなドゥームメタルバンドの1st(1991年リリース)。
変拍子を多用した曲は複雑だが、印象的なリフが多く意外と素直に入り込める。
それにハイトーンヴォーカルが乗るという、似ているバンドを探すのが困難なくらい変わったバンド。
強いて言えば似ているのはBUZZARDくらいだが、凡百のB級ドゥームより数段優れています。
『MASTERS OF MISERY』でBLACK SABBATHの"hole in the sky"をカヴァーしたり、次作『CONFESSOR』でTROUBLEの"endtime"をカヴァーしているが、本作では特に両バンドからの影響は感じられない。