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DEAD MAN'S SHOES / FM
ブルージーな路線に変更したFMの傑作4thの次に発表された5th。ブルージーなブリティッシュロックであることにはかわらないのだが、前作のようなホーンやギターが派手に使われたハードロックではなく、泥臭く埃っぽい渋いブルースロックだ。キーボードサウンドもどちらかというとオルガンサウンドで、70年代の古き良き匂いがプンプンする。前作のような路線を期待するとけっこう肩透かしを食らうこともあるかもしれないが、実はポップなメロディーを有するという点では1stの頃から変わっていない。オーヴァーランドの歌唱も実にはまっている。一発KO型のインパクトは無いが、ファンがじっくり聴き込むには十分聴き応えはあると思う。僕も今まで聴かず嫌いでスルーしてたが今聴くとけっこうクールだね。②、③、⑤、⑧はかなりお気に入り
ポール・ロジャースのFREEやBAD COMPANYが好きな方でもイケルと思う。
1曲目はかなりブルージーだが2曲目からはいつも通りのFMサウンドで安心しました。
世間的にはAPHRODISIACなんでしょうけど、個人的にはこれこそがFM。ルーツミュージック色をさらに強めながらも、キャッチーな曲が詰まった名盤。