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WARD ONE: ALONG THE WAY / BILL WARD
サバスに関わっていない時は一体何をしているんだろう? そうまで思わせてくれる
ビル様ですが、ソロ 出してたんです。 1990年の作品です。
そして、ゲストの多い事。
主なメンバーは、ギター「Rue Phillips. Keiht Lynch」ベース「Jack Bruce. Bob Daisley」他多数、(沢山出過ぎです)総勢29名。OZZYとZAKKも参加してます、
2人が同じ曲でないのがこれ又おかしです。
内容: ゲストの数からしても、なんか寄って集って「あれもやろう、こんなんもいい
じゃあ〜ん」て雰囲気もあります。しかし、OZの参加2曲は俄然「まともなメタル」
してます。 十分OZのアルバムに収められる出来だと思いますよ。
他にも、サバスを少し意識したヘヴィな感じの曲もありますが、アレンジというか展開
や、かぶってくるメロディに良く出てくるのが、「アイリッシュ」の香りです。
ええ、なんかブリティッシュを通り越してますね。 この人英国でも「アイリッシュ」
なのかな。 内ジャケの衣装もバグパイプを吹く時に着るような衣装で写ってますから。
ん〜ん、って事はこれは「アイリッシュ・メタル」かああ。(笑)
総評として、OZ参加の2曲以外は文章で伝えるのが非常に難しいです。正直。
アップテンポなライトロックもあり。ギターソロなんかはマジメにフツーにH/Mな
速弾きもあり。 「フー」のような雰囲気を持った曲もあり。 ・・・です。
ビル様、このアルバムで殆どの曲のヴォーカルとっています、チョットあのビル様
から想像できないかもしれませんが、まともなヴォーカルです。
際立った特徴はありませんが、フツーにロックヴォーカルしてます。
「イッツ・オール・ライト」は伊達じゃなかった事が証明された、って感じです。
ドラムのプレイは特別変化無いというか、「ウォー・ピッグス」みたいな曲もないんで
おお〜っ。ビルさま〜。ってもんでもないです。相変わらず堅実なドラムです。
しかも、1990年の録りなのに、スネアの音はスプリングを効かせた、そう「ネヴァー・
セイ・ダイ」の時の音色ですね。
最後によほどビル様狂信者じゃなきゃあ、入手しないでしょうし、無理にこれ良いぞー
とは言いません。でも、内容はまあまあなので私は暫くヘヴィーローテーションになる
でしょう。
只、現行OZZY狂信者もこのアルバムに入っている2曲を知らないとなると、チョ
ット「むふふっ」かな。
これ、輸入で出たばかりの時に一気に喜び勇んで買いましたよ。
当時、やっとビルはアルコール依存症から立ち直った感じだったから、本当に嬉しかった。
内容も、オーソドックスなロックではあったけれど、やっぱり、ビルのヴォーカルは中毒になるな〜〜、と思いました。
実は、これ以降も音源出てます。聞いてないんですが。