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CASUALLY DRESSED & DEEP IN CONVERSATION / FUNERAL FOR A FRIEND
ウェールズ出身の5人組のバンド1STアルバムです。あえてカテゴライズするなら音楽的にはエモ・メタル系に分類されるのかな。ウェ-ルズ出身っていうとロストプロフェッツが思い浮かぶけど、あっちはややラウドロック パンクロック風なところがあると思うけど、こっちは結構リフとかメタルちっくでスクリーモも多い。それに音楽的にロストプロフェッツより湿り気、哀愁感ががより強くそれはバンド名にも現れている(友の葬式だからね・・)。で肝心の曲だが、これが1stとsちゃかなり完成度が高い!特に①、③、⑤のソングライティング能力は素晴らしすぎる。それ以外の曲もかなり粒揃いで隙がない。演奏はCDを聞く分ではかなり作りこんでおり、とにかく音が素晴らしく良い(これはエンジニアの力だろうが)。Voの声は結構爽やか系で少しクセがあるので好き嫌いあるだろうが、僕は結構好き。
ちなみにこのCDかなり御買い得で12曲 ボーナス2曲、それに③、⑤、⑧のPVを収録していて1700円ぐらいでした(しかも国内盤!)。THRICEやロストプロフェッツが好きな人にお奨めです。
スクリームとメロディアスな歌唱を混ぜ合わせたエモ系のバンドは、ここ数年大量発生したせいで、急速に色褪せてしまった印象がありますが、このアルバム発表当時の'03年だと、まだ新鮮さがあったような……リアルタイムでは聴いてませんが。
基本はメロディック・パンクにメタル風味を加えた感じで、スクリーム部分はなくても別に問題ないような気もしますが、それなりにはまっています。
曲は甘酸っぱい叙情メロディ満載で、とてもキャッチーなので、とっつきやすいと思います。
ジャケのアートワークがとても印象的で、グッドです。
爽やかな曲調にたまりに溜まった感情を吐き出すかのようなスクリームと切ないメロディーの応酬が素晴らしすぎる!
哀愁度が半端ないですね。
彼らのアルバムのなかでは一番好きです。