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ART OF LIFE / X (X JAPAN)
1993年発表のMini Album。
ご存じ一曲入りのミニアルバム。
一曲だけでも買いましょう。
それぐらいの価値のある曲だと思います。
ここでは、「このCDを買え!」という精神のもとでこのアルバムをプッシュしときます。
取りあえず、このブックレットがなかなかの気合い入り。
ファンなら手に入れといて損はないはず。
音量はうちのコンポでも3段階ぐらい小さいけど、他の曲と併せて聴くような曲じゃないので気にならない。
99点。
このような大作や長い曲になると、図らずともプログレッシブロック風のインスト合戦やシーケンス頼りになりがちだが、この曲では極力その要素が排されている。そこがすごい。
しかしこれで海外デビューは酷だと思った。
中曽根栄作 2005年5月14日(土)11時50分
演奏時間30分、途中にYOSHIKIのピアノが10分。でも全く長さを感じさせない名曲中の名曲。
他のCDに比べて音が小さめになっている(僕のだけ?)。
ただしFAN'S SELECTIONは音がコレより大きくなっているので、そちらの方を聴くとよろしいかと。
これはすばらしいアルバムですがFAN'S SELECTIONにも
この曲は収録されていてそっちの方が音がいいので
darkfireさん同様、俺もそっちをおススメします。
「一曲入り」という名を堂々と飾ったアルバム。
最初はあまりに長い収録時間に気が引けなくもなかった‥‥が、そんなのは
聴き終わってみればどうってことない、むしろまた聴く。終わり、聴きたくなった、、じゃ聴くか、、っての繰り返しだったのが思い出深い。
絶対に持つべきかどうかはファンに問われるとこだろうが、個人的にはこのアルバム(1曲)は好き。
ポイント少ないですね。まあ、一曲入りだからみんな曲の方にポイントいれてるのかな…
完璧ですね。これだけの作品を作れる
ミュージシャンはいないです・・・日本ではね
上野田吾作 2005年11月16日(水)23時1分
長。
そして素晴らしい。
これぞYOSHIKIの全てを注ぎこんだ大作!
そうか、CD買え!のほうでは書いてなかった。
これはときどき安く売られていますが、なぜ?
日本の音楽史上に残る1曲30分入りの特殊な名盤です。
コレが発売される前、XのFANは「次の音源はマダ?!」ととても飢えていたため
期待値は相当なものでした。
そしてその期待値を超える「ART OF LIFE」が発売されたとき私を含めたFANは狂喜乱舞しました!
ドゴスギア 2006年3月30日(木)15時17分
けっこうメジャーなバンドが1曲入りの(ミニ)アルバムとして大曲を発表するという行為が(当初は2枚組の片割れの予定だったとはいえ)挑戦的で素敵です。
プログレなどで長い曲に慣れた後で聴いたので、特に衝撃は受けませんでしたが、5分ポップスばかり聴いていた時にこれ聴いてたら理解不能だったかも。
特に中盤のピアノの即興演奏は、ジャズとか聴いてなければとても受け入れられなかったろうなと思います。
曲は全体的にメロディアスだし、途中で気分転換もできるので、最初から最後まで飽きずに聴けます。最後は物足りないくらいで、もっと長く聴いていたいとさえ思えます。
ヴォーカルの英語発音もそれほど気にならなかったし、いま聴いても十分楽しめます。
バラード調・疾走・ピアノソロといった、様々な表情を持つ1曲。
途中のピアノソロは、確実に聴き手を選んでしまうでしょうが、僕はいつも聴く度に、
YOSHIKIにベートーヴェンの魂が乗り移っているかのように聴こえます。
僕にとっては、X史上最強の名曲です。
こんな曲、もう二度と出てこないでしょうね。
ポイント少ない…日本で最強の曲だと思うんだけど。
かつてHELLOWEENのマイケル・ヴァイカートが「守護神伝(邦題)」と言うの名の楽曲で行った様に、
これは紛れも無く作者であるYOSHIKI自身の内面を『音』と言う『形』の媒体に象ったものに他ならない。
静に始まるプロローグは既に壮大な全体像を予感させ、ツインギターが印象的な事実上のイントロは秀逸。
テンポアップから幾重に展開を重ね、スリリングな複合拍子や優しいビオラのメロディ、そして訪れる大サビなど、
長いピアノソロも含めその全てが必然的で、長編の楽曲には在りがちな削いでも構わない部分は個人的には皆無。
好き嫌いの分かれる所はあるかもしれないけれど、この尺の楽曲を産み出し、形にし、世の中に送り出した功績は凄い。
この長い長い楽曲を一言で言うのならばつまり、『ART OF LIFE』。