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APOCALYPSE INSIDE / SACRIFICE (CANADA)
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93年リリースの、これがラストアルバムになるようです。

SACRIFICEはどうもこれしか見つからないのですが、このアルバムを聴く限りでは、印象的なリフと展開を駆使した、緩急豊かなスラッシュメタルという感じですね。リフの作りなどは、前評判どおり確かにSLAYERの影響が感じられます。

まず特筆すべきは、その作曲センスの素晴らしさではないかと。別に斬新なことをやってるわけではないんだけど、スラッシュメタルというスタイルで、しかも吐き捨てVoで、これだけ遅い曲までちゃんと聞かせてくれるスラッシュメタルバンドって、正直他に例を見ないです。もちろん、速い曲もベラボウに良い。1〜2曲目の流れなんて鳥肌ものだし、"Incarcerated"なんかは、スラッシュ界に残る名曲だ!と叫びたいくらい。スラッシュメタルにおける構築美の理想系を見せてくれる、とまでいったら大袈裟でしょうか?

また、その楽曲の良さを支える演奏力もバツグンに高い。過去のアルバムの内容がどうだったか分かりませんが、少なくともこのアルバムは、あらゆる面を総合しても一流の内容と断言できます。

これだけのもの作っておきながら、評価されなかったのは…時代でしょうねぇ、至極単純に。実に勿体ない話です。なのでせめてここで、「スラッシャーは必聴!」とささやかに叫んでおきましょうか。
Warlust 2005年2月22日(火)18時11分

完璧。
曲は素晴らしいし、勢いはあるし、リフはとてもカッコ良い。
3rdで見せたSACRIFICE独自の魅力を最大限まで引き出したかのような作品。
今作で解散してしまったのが悔やまれるが、こんな素晴らしい作品を残してくれた彼らに感謝。
noiseism 2005年6月1日(水)21時19分

嘗て、BURRN!!の輸入盤レビューで本作が取り上げられていて、興味をそそられ買いに走った記憶がある'93年発表の4thアルバム。
初期の頃はSLAYER型のストレートなスラッシュ・メタルを演っていたらしいが(恥ずかしながら聴いたことがない)、
流石に4枚目のアルバムともなると、そのサウンドにも色々と変化が生じていて、特に顕著なのが、聴かせる姿勢の重視っぷり。
リフにしろメロディにしろ、ヨーロッパ的なダークな湿り気が多分に含まれ、アコギの効果的な導入などと相俟って、
「キャッチー」なんて単語もチラホラと脳裏に浮かぶ。それでいてスラッシーな疾走感が損なわれていなければ、
本作発表当時、メタル界で猛威を振るっていたモダン・へヴィネス勢からの影響も皆無と、
かなり理想的なスラッシュ・メタル・アルバムに仕上がっている。
バックの演奏に負けてしまっている力量不足のVoと、迫力に欠けるサウンド・プロダクションが
惜しまれるが、ここまで楽曲の完成度が高ければ、それぐらいは許容範囲内。
火薬バカ一代 2007年1月6日(土)23時55分

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