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A TRIBUTE TO THE BLACK EMPERORS / MAYHEM
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MORBIDとのスプリット・アルバム。
MORBIDもMAYHEMも、Deadがヴォーカルを務めています。
MAYHEMの音源は「The Freezing Moon」「Necrolust」「Funeral Fog」「Carnage」の4曲で、
そのうち「Funeral Fog」はライブ音源で「LIVE IN LEIPZIG」に収録されているものと同じです。
この曲もスタジオ版が聴きたかったな…。

Deadのヴォーカルですが、やっぱり良いですね。
AttilaやManiacのような強烈な個性は無いがなり系スタイルなのに凄く狂気を感じる声です。
特に「The Freezing Moon」のスローパートでのデス声は絶品です。
ただ、全体的にヴォーカルの録音レベルが小さめなので、純粋にDeadのヴォーカルを
堪能出来るアイテムとしては「LIVE IN LEIPZIG」の方が上かもしれません。
音質の方ですが、「LIVE IN LEIPZIG」に輪をかけて邪悪です(笑)
「The Freezing Moon」の疾走パートなんて何弾いてるのか分かりません(笑)
総括的に見ると、やっぱり初めてMAYHEMに触れる人には勧められない、ファン向けCDでしょうか…
とりあえず、「LIVE IN LEIPZIG」を聴いて、「この人のヴォーカルがもっと聴きたい!!」
って思った人には自信を持ってお勧め出来る作品じゃないかと思います。
Usher-to-the-ETHER 2005年2月23日(水)1時8分

Deadが在籍していたMORBIDのデモ音源と、MAYHEMのレアトラックをカップリングにしたCD。実はこの音源、ブートレッグ扱いだったりする。ただ、MAYHEMは暗黙のオフィシャルブートなのか本物のブートなのか判別しにくいものが非常に多く、この音源にしてももはや、暗黙のオフィシャルブートなのかもしれない。

このアルバムの最大の聴き所は、やはりMORBIDのデモと、MAYHEMの"Freezing Moon"、"Carnage"となるだろう。MORBIDは、デス/ブラックというより、メタルコアという感じのスタイル。ブラックメタル視点ではあまり面白いとはいえないが、率直に結構格好よい。

MAYHEMの"Freezing Moon"、"Carnage"は、コンピレーションアルバムに提供されたトラックとの事だが、Dead在籍時のスタジオ音源は希少なので、本当に貴重だ。特に"Carnage"は、今でもライブで演奏される名曲で、スタジオ録音として聴けるのは恐らくこれだけ。現在のBlasphemerアレンジは本来の持ち味を壊している感があるので、真のMAYHEMANIACSは、「必聴」だ。

ただ…もうこのCDも入手困難っぽいですけどね。ただ"Carnage"に関しては、他のブートにも結構収録されていたりするので、そちらを聴くという手もある(って、…ブートなんか奨めちゃっていいのかな?)
Warlust 2005年3月21日(月)8時37分

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