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MONTROSE / MONTROSE
このデビュー作、余りにも当たり前過ぎて誰も登録しなかったようですね。邦題「ハード・ショック!」に偽りなし、アメリカンHRのバイブルです。当時HRの主流だった英国勢とは違って、憂いだの様式美とは無縁なカラッと爽快、心地よい"ショック"。エアロみたいな不良性もKISS的なパフォーマンスもないけど、本作のコンパクトなたった8曲、テクは確かでどこまでも真っ直ぐなロック。VO.がSAM HAGARとクレジットされているのも面白い発見です。
こういう音が、いつまでも廃れないのですね。
アメリカンロックの基本にして王道です。愛聴盤。
邦題は、つのだ☆ひろもビックリの「ハード★ショック!」。
文句なしに痛快なアメリカンHRアルバム。
明るいというよりはドライなリフでガンガン攻めてくるようなサウンドです。
「Bad Motor Scooter」ではバイクの音を「Space Station No. 5」では宇宙の音を
それぞれボトル・ネックで表現しています(宇宙の音って何だ? 笑)。
全編、情緒を排除したドライヴ・チューンといういさぎよさが満ち満ちています。
若き日のサミー・ヘイガーも豪快です。後にホワイトスネイク入りするドラムの
デニー・カーマッシも全開です。でも主役はやはりリーダーである
ロニー・モントローズでしょう。弾きすぎないで弾きまくる、押し引き、メリハリの
あるギターがうなりをあげてます。
結構、著名なミュージシャンも影響を受けたと語ることの多い名作です。ご一聴を。
ハードロックの教科書と言えます。
当時のこのサウンドが今の音楽界にどれほど影響を与えた事か。
名盤です。