CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。
(旧形式-更新停止)
LIZARD / KING CRIMSON
きっと駄作と思われている作品。なぜかな。
Robert Flippは、十数(あれっ、何回だっけ)回続けて聴けば、打ちのめされる。
と言ったけど、その前に打ちのめされたら、どうするのだろう?
私はそんなに聴かなくてもお気に入りの作品になったのに。。。
Cirkus、Prince Rupert's Awake、Borelo。きっと佳曲であるはず。
混沌とした印象のアルバム。だからとっつきにくい印象があるのでは?でも曲自体はポップなものや混沌としたもの、美しい曲や神秘的な曲などバラエティに富んだアルバムで、私も好きです。
ボーカルにあのYESのジョン・アンダーソンが参加してます。
そのパートのみ好きです。(やっぱりそこだけYES風に牧歌的)
あとは聞くに堪えない、退屈な作品です。
僕は好きですよこのアルバム。
確かに「宮殿」やジョン・ウェットン時代とは音の印象は異なります。
しかし甘美さ、流麗さをとってみれば非常に質の高いアルバムであると思います。
特にタイトル曲は秀逸ですね。ジョン・アンダーソンの声は歌い方でどのような曲にでも合うということがわかります。この部分は特にメロディーが綺麗ですね。
ハチャメチャで訳のわからない奇怪でおどろおどろしいクリムゾンも好きだけど、こういうクリムゾンも好きです。
そしてジャケットがまた素晴らしい。見ているだけで御伽噺の中に吸い込まれそう。
キンクリでは「宮殿」「RED」「太陽と戦慄」に評価が集中しがちですが、私はこれが一番好き。
何故ならこれが初めて聴いたキンクリのアルバムだから。ひよこのすり込み現象みたいなもんです。
アルバム全体の世界観が統一されていて聴いてるとズルズルと引き込まれて行きます。
邪悪な童謡ですね。
70年発表の3rd。好盤。
脱けたPeter Gilesの代わりにGordon Haskellがベースも兼任。DrにはAndy McCullochが加入。
タイトル曲LizardではYESのJohn Andersonがゲスト参加してます。
一聴すると雑然、または混沌としたイメージを受けるが、その中にはとっても穏やかで綺麗なメロディが存在している。
もちろん、プログレ特有のごちゃごちゃとしたインプロヴィゼーションなどもちゃんとあって、またまた理解不能(特に、Happy Family)。
まあ、そこも好きなんですけど。
アルバム全体から受けた印象はかなり良く、今作は自信をもって「買え!」と推薦できると思う。
好きな曲はCirkus Including Entry of The Chameleons、Lady of The Dancing Water、タイトル曲のLizard。
私の高校時代の友人は「これこそクリムゾンの最高傑作!」と言い続けている。もちろん、他のも聴いた上で、である。こうでなくちゃ音楽は面白くない。
チョッパー 2004年10月27日(水)19時44分
追記:井上大輔は、映画「ガンダム3」のテーマ曲をこのタイトルナンバーからパクっている。きっと誰もわかるまいと思ったのだろう。クリムソとガンダム・・無理もないか・・・
チョッパー 2004年11月10日(水)19時23分
追記:おっ、懐かしいですな!そうなのですビギニングという曲は、
[ルパート王子]のパクリです。フリップ翁に聴かせたいものだ(笑)。
やまねこ 2004年11月11日(木)23時13分
“変態プログレ大サーカス"
まるでディズニーショーとフリークショーを同じ見世物小屋の中で一緒にやってるみたいです(笑)
パーマネントなメンバーが事実上ロバート・フリップとピート・シンフィールドのみとなり空いたパートを埋めるためゲストミュージシャンが大勢参加しています。こういった事情で制作されたのでさぞフリップ氏の独壇場かと思いきや意外なほどギターの影が薄いのがちょっと残念。
初期クリムゾンの特色である幻想的なメロディとキース・ティペット・グループによるフリージャズ的要素が上手く作用して非常にカラフルな印象のアルバムになっています。
夢想家・I 2004年11月16日(火)23時26分
ドラムが上手い。
1st2ndとこのアルバムの旧A面はまだ他バンド(ビートルズ、トラフィック、ザッパ)等の影響が見える部分が感じられたが(勿論それを上回るオリジナリティに溢れているのだが)このアルバムでのタイトル曲の中間部で初めて、世界で誰も聴いた事の無い音楽をクリムゾンは作り上げたような気がする。初期とアイランド期のライブを意識した音作りとは全く違う、感触で地味な印象の有るアルバムだが、クリムゾン史の中でも突出した傑作と私は思う。
髑髏田蛇男 2006年7月27日(木)21時23分
聞き込めば聞き込むほど味が増すスルメ盤。
怪しい傑作。
「クリムゾン・キングの宮殿」→「ポセイドンの目覚め」の後のアルバムということで、
非常に作成しにくかったアルバムだと思うな。
(「ポセイドンの目覚め」は、「クリムゾン・キングの宮殿」のパクリだったので、実質、「クリムゾン・キングの宮殿」の次のアルバムということになるのでは)
いい意味でも、悪い意味でも、このアルバムがあったからこそ、以降、KING CRIMSONは、
自由に音楽を作成し続けることができたのだと感じる。
KING CRIMSONの中では、このアルバムと次のアルバム「ISLAND」は、影が薄いアルバムだと認識されているようだが、KING CRIMSONマニアには、人気があるアルバムでなないだろうか。(あくまで想像だが・・・)
かくいう自分も、KING CRIMSONマニアで、このアルバムはかなり好きなアルバムである。
泣けます。
「ルパート王子のめざめ」と「ピーコック物語のボレロ」は、クリムゾンの中でも傑作の部類に入る佳曲である。特に、前者におけるジョン・アンダーソンのヴォーカルの素晴らしさは、比べるものがない。
フリップは、このアルバムではメロトロン中心の印象だが、ライブに載るかどうかは別として、作品としては決して悪くない出来で、何回聴いても飽きが来ない。
70年代KCの中では1番地味なアルバムだとは思うが、決して駄作ではないと思う。
分かりにくい曲が多くて、人を選ぶとは思いますが。
ゴードン・ハスケルのヴォーカルはなんか気味が悪いですね(笑)。そこがちょっとマイナス。
ドラムはいいですね。KCはどのアルバムもいいドラマーがいますよね。
フリップはあまり目立ったギタープレイはみせませんが、アコギが絶妙。
それと、YESのジョン・アンダーソンもゲストでちょっとだけ参加してます。
初めてKCを聴く人には到底勧められないが、他のアルバムを聴いて気に入ったんならスルーせずに聴いてみてはいかがでしょうか。