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IN THE WAKE OF POSEIDON / KING CRIMSON
音を綴る。In The Wake Of Poseidonまで。されど。。。
3つのピース(Piece)、ねこの餌(Cat Food)、新たな解釈(The Devil's Triangle)がある。音の綴りにあらず。。。
前作との比較はするべきで、するべきでない。
素直に音から聴くとどうであろうか?優れた作品と思えるかな。
ちなみにIn The Wake Of Poseidonは、佳曲である。
驚異のデビュー作「クリムゾンキングの宮殿」の大きな影に隠れてあまり注目を受けない感もある本作だけど、まぎれもない傑作!特にPictures Of a CityとIn The Wake Of Poseidonがヨイ!
レコーディング途中にイアン・マクドナルドら主要メンバーの脱退が相次ぎ、そのため演奏はロバート・フリップを中心としたセッション的色彩が濃い。
しかし、内容的には前作のサウンドを確実に踏襲、キース・ティペットのピアノなど新たな魅力も加わり、水準は完全に保たれている。
アゴ 勇 2003年11月20日(木)23時53分
70年発表。
Greg、Ian、Michealら主要メンバー3人が脱退(GregとMichealはゲスト参加している)したため、代わってGordpm Haskell(Vo)、Peter Giles(Ba)、Mel Collins(Sax & Flute)、Keith Tippett(Piano)が加入した。
前作「クリムゾンキングの宮殿」があまりにもインパクトの大きい作品なため、今作は地味な印象は拭えない。
しかし、The Devil's Triangleを聴いてその思いは完全に吹き飛んだ。非常にツボである。これはおもしろい。
あと、PICTURES OF A CITY Including 42nd At Treadmillもオススメ。スリリングなインスト・パートが特にかっこいい。
ただ、レビューしといて何だが、今作に関しては「買え!」の優先度は低いかも・・・。
機会と、金に余裕がありましたら聴いてみていただきたい。かも?
なにかと「宮殿」と比較されこき下ろされるアルバムだが、私は大好き!
「宮殿」は奇跡で、こちらは名盤。特にタイトルナンバーは、個人的にKCBEST3に入る。
「21」とは違ったジャイルズ最高のドラムが聴ける。「宮殿」もそうだがとにかくジャイルズのドラムは本当に肝だ。「エピダフ」など比較に成らない位タイトルナンバーはスゴイ!泣ける!
チョッパー 2004年10月9日(土)21時41分
聴き易さで言ったら「宮殿」の次にコレでは無いだろうか?
The Devil's Triangle、Picture Of A City、In The Wake Of Poseidonがお勧め。
二番煎じだ、レベルが下がった、云々言われているが
言うほど酷いものでは決して無い。鮮血のDevil's Triangleなんて秀逸な名曲だ。
自分にとってのKCのベスト3は宮殿、RED、そしてコレ。
形式としては1stアルバムと同系統だといえますが本作収録曲のほとんどは1stと同じ時期に作曲されライヴのレパートリーとして演奏されていたもので言うなれば「宮殿」のアウトテイク集ということもできます。
そのため一般的に「宮殿」の焼き直しとされる本作ですが作品のクォリティーは非常に高く「キャットフード」や「デヴィルズ・トライアングル」等の曲の存在がこのアルバムならではの個性を形作っています。
夢想家・I 2004年11月15日(月)22時31分
前作と似ているようで似ていない、これはこれで個性的なアルバムですね(傑作かと言われれば答えに悩みますが)。
そんな本作の中でも僕は小曲が大好きです。ここの小曲は「I Talk To The Wind」のような哀愁バリバリのようではなく、とっても可愛いんです。「Cadance And Cascade」なんてほんと可愛いじゃないですか。「Cat Food」も◎。
あと「The Devil's Triangle」は素晴らしいです!!!。元ネタは明らかにホルストの「あれ」ですけど(笑)。ミステリアスな雰囲気作りはこのバンドの最大の魅力です。
とりあえず真っ先に買うべきアルバムではないかもしれませんが、聴いて損なアルバムではないと思います。あまり前作と一緒に考えないほうがいいかもしれませんね。
「クリムゾン・キングの宮殿」のコンセプトをほぼ継いでいる、という印象。
名曲「21世紀のスキッツォイド・マン」を思わせるスリリングな「冷たい街の情景」とか、「風に語りて」を思わせる「ケイデンスとカスケイド」、タイトル曲「ポセイドンのめざめ」も、前作の雰囲気といい、流れを汲んでいるように思う。けど、↑でも挙げられているように似てるようで似ていない、こっちは若干明るい。アルバム全体の個性は見受けられるので、個人的には聴けるアルバムですね。
キング・クリムゾンにはまったきっかけとなる作品。
当時五歳だったがなんだか割らないなりに前編とおして不気味な雰囲気が良かった。
(だから後年ブラックサバスにもはまったんだろうなw)
あと曲が長いのに無駄なものは一切ないなーと感心させられた。
宮殿はそのあと聴くようになった。
だからこれも必聴盤と思いますけどねぇ
曲自体は1stと比べても何ら遜色がない。メロトロンの泣き具合から言えば
こっちの方が上。
「クリムゾン・キングの宮殿」のパクリだが、「クリムゾン・キングの宮殿」が名盤だからこのアルバムも名盤と呼んでいいのでは?
「ポセイドンのめざめ」は、KING CRIMSONの中で一番好きだったりするわけです。
コレと、1stと、「太陽と戦慄」と、こんなやれる奴等もう出てこんのかいな
1stの2番煎じなどと言われたりもしますが、とんでもない。
これも1stにはさすがに及ばないにしても、とてもいいアルバムだと思います。
1stに匹敵すると思いますよ。即効性では劣るが、緻密さは、こっちの方が上では?
Peaceがね、絶妙なんですよ。
The Devil's Triangleあたりは、割とキャッチー(インパクト)で、聴きやすいのでは。