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A TRIBUTE TO MAYHEM ORIGINATORS OF THE NORTHERN DARKNESS / MAYHEM
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ここに投稿するかどうか考えたのですが、何故かVARIOUS ARTISTSの項目が消えていたので、こちらに書きました。

アルバム名からもわかるようにMAYHEMのカバー集です。
色んな有名ブラックメタルバンドのアルバムのボーナストラックなどを集めたものだと思われます。

収録曲は以下の通りです。
FROM THE DARK PAST (IMMMORTAL)
PAGAN FEARS (DARK FUNERAL)
FREEZING MOON (VADER)
FUNERAL FOG (EMPEROR)
CARNAGE (BEHEMOTH)
DE MYSTERIIS DOM SATHANAS (LIMBONIC ART)
BURIED BY TIME AND DUST (KEEP OF KALESSIN)
LIFE ETERNAL (GORGOROTH)
GHOUL (CARPATHIAN FOREST)
I AM THY LABYRINTH (SETH)
CURSED IN ETERNITY (GEHENNA)
DEATHCRUSH (ABSU)

このように1stアルバムの曲が全て収録されているので、聞き比べるてみるのもいいでしょう。改めてあのアルバムが名盤だという事を認識させられます。
その他の曲も全て格好良くカバーされているので嬉しいです。

とにかく全曲カッコイイです。

FUNERAL FOGは原曲よりも好きだったりします。
CARNAGEは後半が「BURIED BY TIME AND DUSTの間奏のフレーズ〜FREEZING MOONのベースソロ〜ギターソロ〜DEATHCRUSHのイントロでフィニッシュ」といったメドレーっぽい流れになっており、思わずニヤリとさせられました。

GOD 2005年3月5日(土)23時59分

MAYHEMのカヴァーアルバムですが…参加アーティストが目茶目茶豪華です。
MAYHEMが好きなら購入する価値は絶対にあると思います。
収録曲はEuronymous在籍時のものが多く、中には例のDead自殺ジャケのブートに収録された
「Ghoul」なんてマニアックな選曲をするバンドもいたりします(笑)
個人的にはWolf's〜以降も大好きなので、Blasphemerのペンによる曲のカヴァーが
「Into thy labyrinth」一曲のみというのは少し寂しい感じがしますが…
また、このアルバムではAttilaのスタイルを踏襲しているカヴァーが多く、
ある意味呪詛ヴォーカル物真似大会とも言えるかもしれません(笑)
全曲が良いトリビュートという稀有なアルバムですが、以下の曲が特にお勧めです。


Funeral Fog(EMPEROR)
カヴァーするアーティスト、されるアーティストの組合せでもう名曲確定です。
原曲の雰囲気を壊さず、コーラスや普通声を入れるアレンジも素晴らしいのですが、
なんといってもゲストにAttilaが参加しているのがポイントですね。
原曲よりも声に厚みが出てるし、悪魔笑いしてるしもう最高のカヴァーです!!

Carnage(BEHEMOTH)
枯れたような、妙に味わいのあるデス声でのCarnage。
GODさんも仰っていますが、後半のメドレーには私も見事にやられてしまいました…
特にFreezing Moonのソロと疾走が融合する所なんてもう、余りにもツボを突き過ぎです。

De Mysteriis Dom Sathanas(LIMBONIC ART)
原曲よりもメロディを前面に押し出したアレンジです。
あの狂気の普通声はどう表現されるのかと思ってましたが、本人のような不安定さこそ
感じられないものの、邪悪さは微塵も衰えていないの凄いです。
呪文部分の迫力はちょっと足りなく感じるものの、原曲と同じ位好きかもしれません。

Life Eternal(GORGOROTH)
今作品中、何気にイチオシのカヴァー。
テンポを上げたり部分的にカットしたりで、5分足らずの演奏時間になっています。
相変わらずの泥臭い邪悪音質でのブラストは充分すぎるほど迫力があります。
ヴォーカルもAttilaが提示した唱法に縛られない絶叫で、実に気持ちが良いですね。
このテンポだとスローパートが軽快にも聴こえてしまう(笑)

ただ、ちょっとこれは頂けないというものも…
VADERのFreezing Moonですが、やっぱり有名なバンドだけあって演奏は圧倒的だし、
バスドラの響きも好きですし、ソロを改変したりスローパートにキーを入れたりという
独自の解釈も抵抗無く受け入れられますが、いかんせんヴォーカルが…
呪詛やデス声でなく、「呟き」なんですよね…正直迫力に欠けまくりです。
いっそのこと、Maniacの歌うライブ版を参考にすれば良かったのに、と思ってしまいました。
Usher-to-the-ETHER 2005年3月15日(火)17時20分

上質のトリビュートアルバムにして、ブラックメタルシーンの重鎮クラスを一気に知ることができるお役立ち盤。
もちろん技術も醸し出す暗黒の空気も、全曲ハイレベルです。ただ、Sethがこの面子の中だと没個性になってしまうのが残念。頑張れフレンチブラック。
あとは、Usherさんも仰ってますが、皆さんアッティラのボーカルスタイルを意識しすぎじゃないかなと思う面も。原曲に忠実ってのもリスペクトの一つかもしれませんが、せっかく実力もあって個性の強い面子をそろえたんだから、もっと冒険しちゃっても良かったんじゃないでしょうか。
ここはBehemothよろしく普段通りに吠えまくった挙句ギターソロ&リフメドレーやっちゃうとか、Emperorよろしくアッティラ本人呼んじゃった挙句曲のラストに次の曲のイントロリフ(しかも荘厳な鐘の音付き)入れちゃうとか、Gorgorothよろしく曲カットしちゃうとか、それぐらいの思い切りの良さを見せて欲しかったです。
Spleen 2010年6月20日(日)14時5分

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