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CHICAGO / CHICAGO
70年発表の二作目(邦題:シカゴと23の誓い)。
このアルバムよりバンド名をシンプルにCHICAGOに改めています。
CHICAGOのキャリアを代表する名曲を数多く収録した文字通りの代表作で、
25or6to4(長い夜)、ぼくらに微笑を、ぼくらの国、ぼくらは何処へ、など
今聴いてもかなりグッと来る秀曲がたくさん入っています。
でもやはり本作の肝は、ありきたりですが"25or6to4"になるでしょう。
この曲に於けるテリー・キャスのソロは70年代のロックギターのエポックを築いたと言ってもイイのではないでしょうか。
とにかく「カッコイイ」です。
当時はLP二枚組のヴォリュームでしたが、
現在はCD一枚で気軽に聴けるので未聴の方は是非ドウゾ。
僕が持っているのは海外盤でCHICAGOⅡとなっております。
25Or6To4のオリジナルが入っているが、
英語の歌詞も無いので(ん?失くしたのかな〜)
内容は良く解りません。まあ、深い意味は無いだろう(笑)。
それはさておき、改めて聴くとやはり古臭い音ですね。
良い意味で時代を感じさせる。
ロックはメロディアスだけど、あくまでシンプル。
なんとなく育ちが良くて、裕福な気分に浸れるというか・・・。
曲は23曲も収録してあるので、個人的に一気に
聴けませんが秀曲揃いは確か。
しかし、「長い夜」は臭気を伴った暑苦しさ、熱気ムンムンな
感じが最高ですね。
バンド名の変更を余儀なくされた後に発表された2枚目。
'70年作。オリジナル・タイトルはローマ数字で表記される伝統が
このアルバムからスタートする。よって、本作は「CHICAGO ?」となる。
内容は、前作を踏襲した音創りとなっている。
Make Me Smileが9位、25 Or 6 to 4が4位と大ヒットした。
また、本作から組曲形式の曲が登場する。
本作では、Ballet For A Girl In Buchannon、It Better End Sonnの2曲で披露される。
最高位4位。
なお、本作の成功によりデビュー・アルバムの曲もシングル・カットされて大ヒットに至る。
音が世情に対して折れちゃったように聞こえる。
中曽根栄作 2009年12月12日(土)20時58分