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GIVE OUT BUT DON'T GIVE UP / PRIMAL SCREAM
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94年発表。「ROCKS」のシングルヒットとともに、イギリスではベストセラーに。
アルバムごとにスタイルをまるごと変えてしまうことで有名なバンドですが、傑作とされる前作「スクリーマデリカ」のアシッドハウスから、
今作ではアメリカ南部音楽に彼ら独自のテイストをふりかけた、素晴らしくカッコいいルーズなロックンロールをやっている。
この時期にボビーらメンバーがドラッグにおぼれていたりとバンド内部の状態がかんばしくなかったこともって、
このアルバムはPSのアルバムの中でも良い評価をされていない。でも、楽曲は「JAILBIRD」や先述の「ROCKS」を筆頭にどれも強力。
中盤にちょっと地味な曲が続くのをさっぴいてもとてもいいアルバムだ。
「CRY MYSELF BLIND」「I'LL BE THERE FOR YOU」といった力の抜けたエモーショナルなバラードではとても泣かせてくれる。
70年代ストーンズだったりアメリカ南部ロックが好きな人にはオススメ。あとクワイアボーイズみたいなロックンロールが好きな人にも是非。
酒とバラの日々 2005年3月6日(日)17時54分

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