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THE WALL LIVE / PINK FLOYD
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20年間の時を経て、ようやく幻のライブ音源が正式にリリース!
・・・なのだが、すでに海賊盤として多くの音源が出回っており、しかも音だけなので
ファンとしては物足りない。やはり映像が欲しい所だ。
内容的には、コンセプトアルバムなので致し方ない所だが、
スタジオ盤をただなぞっているだけの物で特に「ライブだから」、という事はあまりない。
ただ、当時のカッティング技術では収録されず、映画でのみ聴けた2曲がプレイされ
ており、内容がいちだんと深まったというところか。しかし「タイガー」はプレイされていない。
とはいえ、正式盤で出た事はやはりうれしく、特にブックレットについたメンバー及び
スタッフのコメント(それも結構長い)は非常に興味深い。中でも、これでバンドを追い出された
リックのコメントはなんともいえない。ライブの写真も結構あって、映像がない分貴重だ。
ここで映画「ザ・ウォール」について少し。
映画の方は、だいぶ後になって完成し公開されている。当初はロジャー主演予定だったらしいが、監督判断
でボツっている。(残念・・・)
内容は非常にシュールで分かりにくく、とても一般向け娯楽作品とは言えない。が、これをフロイドらしく?
アルバムのPVとして割り切って見ると、逆に非常に見応えがある。(少々長いが・・)
特にボブ・ゲルドフの熱演とジェラルド・スカーフのアニメは素晴らしく、これだけでも見る価値は充分にある。
また、曲順はほぼアルバムの流れ通りだが、音源はかなり別ヴァージョンがあり貴重だ。特に「イン・ザ・フレッシュ」
はボブが唄っておりとても味がある。
ともあれ、ライブ盤といい、映画といい、あくまでもスタジオ盤のアナザーアイテムとしてとらえるのが
妥当かと思われる。最初は、これらの前に、まずはスタジオ盤を聴くべきである。それからこれらを鑑賞すると
色々な意味でとても楽しめる?


チョッパー 2005年3月14日(月)1時44分

中々良いライヴだと思うよ、俺は。
Dr.Strangelove 2007年2月10日(土)16時13分

ロック史上特筆されるべきエゴイストでパラノイアであるロジャー・ウォータース
という誇大妄想が極まってついに実際にオーディエンスとの間に壁を作ってしまった
歴史的作品。こんな一人の男の妄想に付き合わされた他のメンバー、スタッフとも
いい迷惑であるが「狂気」とは比べるべくもない。同じライヴならあのベルリンでの
再演の方がウォータース個人でやっている分よほどすっきりしている。
それでもこのサウンドの重さ、暗さ、恐ろしさ、シリアスさはやはり特筆されるべき
である。ハイライトはやはりconfortably numbであろう。これもギルモアの神の手
のなせる業。
チンポリオ・フェラッチィーノ 2008年5月10日(土)13時6分

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