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STORIA DI UN MINUTO / PFM
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72年発表のファースト。ここから『幻の映像』及び『甦る世界』へ収録されたのは「九月の情景」と「祭典の時」だけで、残り5曲はここでしか聴けない。
デビュー作にして非常に完成度が高く、既にオリジナリティーが確立していると言っても良い。メロトロンなどの使い方は明らかにクリムゾンの影響があるが、それは単に一つのヒントとして昇華されているだけで、ここにはこの恐ろしいバンドの個性が目一杯に詰まっている。難解なことをしているように見えて聞き易く、非常に口当たりのよいサウンドであるところがまた凄い。荒削りなところも見えるが、逆にそれが人間味を醸し出している。

楽曲的には「祭典の時」は英語版よりバカ度は低いが、イントロや中間部の展開が違っていて面白い。先の来日公演で初っ端に演奏された「ハンスの馬車」も哀愁と力強さが同居していて聴き応えあり。そしてハイライトは「何処で...何時...」だろう。素晴らしすぎてものが言えない。ライヴ盤『COOK』での演奏とは完全に違う。瑞々しく気品を湛えて漂う雰囲気に最高の酩酊感を味わうことの出来る名曲である。
そしてイタリア語というのもこのアルバムの要素の一つだろう。良い意味で田舎臭く、赤色の大地の匂いが溢れ出す。歌詞の内容も英語版とは違うため、受ける印象が全く異なる。

傑作の名に相応しい脅威の作品。
ギターの国から2002.遺言 2005年3月17日(木)18時39分

1stアルバムだがプログレ史上に残る名盤。
個人的には英語よりもイタリア語の方が音楽に合っていると思う。

ところでPFMがHM/HRに登録されてるってどうなのよ。
Dr.Strangelove 2008年2月3日(日)10時47分

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