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TORMENT IN FIRE / SACRIFICE (CANADA)
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カナディアンスラッシュのデビュー作。BURRN!では「シュミアーが歌うSLAYER」などという形容がされていたが、まさしくその通りの内容。しかし…SLAYERが銃弾をものともせず突進する無敵のターミネーターだとするなら、こちらは、背中からガンガン銃弾を浴びせられて、しかも急所がはずれているゆえに死ぬこともかなわず、苦痛と恐怖にのたうちまわる敗残兵といったところでしょうか。具体的に簡潔に言うなら、とにかく演奏が汚い、と(笑)。それゆえの、得体の知れない迫力はあるんですけど。

昔のインディーズスラッシュの、そういう荒々しさに惹かれる人は、一聴の価値はあると思います。そうでない人は…他に聴くべきアルバムはいくらでもあるんじゃないかと(笑)。これを作ったバンドが、後に"Apocalypse Inside"のような傑作を生み出すとは、にわかに信じがたいものがあります。

なお、現在は完全廃盤状態です。お店に新品のCDが置いてあったとするならば、それはまずブートレッグのはず。但し、ブラジルのレーベルが既に再発のライセンスを取得しており、日本でもディスクヘブンを通して入ってくる事が決定しているようです。オフィシャルのものが欲しい人は、それまでしばらく我慢した方が賢明でしょう。
Warlust 2005年3月20日(日)23時5分

SLAYERのフォロワーとして扱われていただけあって
確かに音はSLAYERに通ずるものがある直線型スラッシュメタル。
あまり目を見張るような事をやっているわけではないが
力強くガンガン疾走するこのアルバムはスラッシュメタルファンなら納得の行く出来だと思う。
noiseism 2005年6月1日(水)21時19分

このアルバムは確かに音質は悪いが、スラッシュの(クロスオーヴァー)の名盤。
リフは中々カッコイイし、1stの時点で多少テクニカルな
(本当のテクニカルな音を知ってる方ごめんなさい。。)ことをやっている。
まぁ〜それでも充分にストレートな曲が多いですが。ハードコア系聴かれる方もお薦めですよ。

当時、VOIVOD、AGNOSTIC FRONT,DR KNOW,POSSESSEDやらとの共演(競演)も
あったみたいですね、素晴らしい!!!!


鋼鉄ジーグ 2007年4月20日(金)14時12分

ドラムの上手いPOSSESSEDって感じで最高ですね
マッシブデス 2007年6月23日(土)5時11分

ロブ・ウルビネッティ(Vo、G)と、ジョー・リコ(G)が中心となって、カナダはトロントにおいて'83年に結成。
活動初期はDsの座が流動的だったが、敏腕ドラマーのガス・ピン加入以降はラインナップも安定し、VOIVOD、RAZORといった
同郷の先輩バンド群と共演しながら腕を磨き、'85年に制作した8曲入りデモテープ『THE EXORCISM』が認められ、
地元のインディ・レーベルDIABOLIC FORCEと契約。同レーベルの社長ブライアン・タイラーをプロデューサに迎えて制作し、
翌'86年にリリースされた1stアルバム。(アメリカはMETAL BLADEが、ヨーロッパはROADRUNNERが配給を担当)
劣悪なサウンド・プロダクションに、刻み目の粗いヤスリ状のささくれ立ったGリフ、しっかりリズム・チェンジを
組み込んでダイナミズムを演出しつつも、基本は取り憑かれたような疾走感にある曲調、ギュルギュルとドリルの如く
脳天に突き刺さってくるハイテンションなGソロ、それにメロディのメの字もなくヒステリックにわめき倒すVo・・・と、
まさに↑×3の方が書いておられる「シュミーアが歌うSLAYER」という表現が、言いえて妙の内容の本作。
特に“RAINIG BLOOD"を彷彿とさせるクールなリフをフィーチュアした、
高速スラッシュ・ナンバーの⑥は、初期SACRIFICEを代表する名曲の1つかと。
メンバーがIRON MAIDENからの影響を告白する②や、ガス・ピンのタイト且つ劇的なドラミングを活かした、
エピック・ソング⑫といったタイプの楽曲も収録されてはいるものの、それらも含めて、やはり本作において最も印象に
残るのは、メロディよりも、時にブラック・メタル的なアグレッションも発散する、破れかぶれの疾走感に尽きる。
個人的には、SACRIFICEの最高傑作と言えば3rd『SOLDIERS OF MISFORTUNE』で決まりだが、筋金入りのスラッシャーの間では
このアルバムをバンドの最高傑作に推す者も多いと聞く。確かに、その気持ちも分からないではない1枚。
火薬バカ一代 2008年5月6日(火)20時3分

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