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RECLAIM / KEEP OF KALESSIN
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2003年発表の、5曲(うち一曲はインスト)入りミニアルバム。

ミニアルバムって収録曲数の割に値段が高く、この作品もその例に漏れず、
やっぱり割高感があるんですが、そんな事は些細に感じられる素晴らしい内容です。

というのも、参加メンバーが凄く豪華で、MAYHEMやABORYMで邪悪な呪詛でリスナーを
恐れさせたヴォーカリストであるAttila、SATYRICONや1349に所属し、ブラック界でも
トップクラスの腕前を持つといわれるFrostが参加しています。
…このメンバーを見て、その作品に期待するなという方が無理ですね(笑)

内容ですが、これはミニとしてはMAHEMのWolf's Lair Abyssにも匹敵する超名盤だと思います。
まずリーダーであるObsidian.Cのギターですが、②のソロや③のリフ、曲展開などを
聴いてみると、彼がこの濃ゆいメンバーの埋もれるどころか、リーダーとしての威厳を
見せつけることのできる素晴らしいギタリストであることが分かります。

Attilaのヴォーカルですが、この作品を聴いて私は彼を過小評価していたかもしれない…
と思わされました。彼がヴォーカリストとして取り上げられる時、話題になるのは主に
呪詛のような呻き声のスタイルだったりしがちなんですが、今作ではそれに加えて
異様に凄みのある、ドスの効いたがなりまで聴かせてくれます。
Attilaは私の思っているより、遥かに引き出しの多いヴォーカリストなのかもしれません。

Frostのドラミングは、流石に北欧でも腕利きと言われるだけあって、
速さ、曲を彩るフレーズなどどこを取っても極上です。
HellhammerやTrymと並び称されるドラマーだと思います。

…と、この3人の個性がぶつかり合ってさらなる高みに達している曲が
4つも入っているのだから、これは多少高くても買う価値は大有りです。
ミニだからと言って敬遠するにはあまりにも勿体無い作品です。
Usher-to-the-ETHER 2005年3月22日(火)18時6分

こんなクリアな音質のブラック・メタルはないですよ。
全体的に低音が効いていない上、ギターの軽い音色が獰猛さのないサイバーぽい感触なので、どことなく浮遊感がある。
その上で、緻密な高速リフ・ワークがブラスト・ビートに乗って猛然と突っ走る楽曲が演奏されると、これが極上の飛翔感がある。本当に飛んでます。③ 「COME DAMNATION」とか一体どこまで飛んでいくんだ、という感じでどえらい高度を滑空してるわけですけど、その軌跡は本当に美しい。

…わけ分からんこと書いたので、以下率直な感想。

・Attilaの粘着質な歌唱の魅力は、劇的で超高速なこのバンドにあまり合わないと思いました。
・楽曲の方向性は「ARMADA」と同じと言って差し支えないと思いました。
・Frostは人間ではないと思いました。

木札 2007年3月22日(木)20時52分

上でお二人が言われて通りなので、特に言う事は有りませんが。
ARMADAと比べて音質が少し違いますね。
Frostのバスドラムの音が少しカチカチしてるのが気になりました。

②や③も勿論名曲なのですが、タイトルトラックのRECLAIMは超気持良い
ザクザクハリケーンテクニカルリフで個人的にかなり好きですね(笑)

ARMADAやKOLOSSUSと雰囲気が違い、
どちらかと言うとこちら方がブラックらしい感じだと思います。

ミニアルバムですが、
ARMADAやKOLOSSUSを気に入ったなら買って損は無いと思います。
零ータム 2008年7月23日(水)23時46分

AttilaとFrostという夢の共演

これだけで買う理由としては十分すぎる。

内容も激カッコいい!

そして、Frostの写真がカッコいい!!!人間を超越しとる(笑)
2010年6月18日(金)10時37分

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