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中島みゆきライヴ! / 中島みゆき
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2005年発表のライブ盤。サブタイトルは「Live at Sony Pictures Studios in LA」

収録曲は7曲と値段の割にやや少なめに思えますが、ランニングタイムは実は45分弱と
意外にもヴォリュームがあります。まぁ、夜会のテーマソング「二隻の舟」や最近のライブでも
演奏されているらしい「ローリング」がないのはちょっと惜しい気もしますが…
サブタイトルにもある通り、スタジオでのライブを収録したものらしく、観客の歓声も無く、
またライブ盤とは思えないほどのクリアな音質なので、みゆき嬢のライブでの歌声に
遺憾なく酔い痴れる事が出来るアルバムとなっています。
以下、曲ごとの感想を。

「この空を飛べたら」
二度に渡るセルフカヴァー、同名の小説の出版と本人の思い入れの強そうな曲。
今回は地上の星や銀龍を差し置いての一曲目を獲得した事からも、重要な曲である事が分かります。

「地上の星」
言わずと知れた超名曲。スタジオ版と比較すると、しゃくりあげが少なくやや穏やかな
歌唱ですが、その分一層の決意のようなものが感じられる歌声です。

「土用波」
今回のライブ盤で一番良くなっていると思う曲。
がなりの入った歌唱が、この曲の世界観に更なる渋みを与えている様に思います。
余談ですが、カラオケでこの曲を歌うときは「根こ〜そぎ〜の土用波〜ぃヤァ」の「ぃヤァ」
までしっかり発音しましょう(笑)。個人的にこの歌い方大好きです。

「銀の龍の背に乗って」
サビの瀬尾さんと思しきコーラス、渋すぎる…(笑)
ラストを少しメロを変えて歌う所がありますが、よりドラマティックになって良い感じです。

「この世に二人だけ」
これもアルバムの冒頭を飾ったり、ライブ盤「歌暦」、リメイク盤「いまのきもち」に収録
されていたり思い入れの強そうな曲。そんな曲だけあってライブでの歌声はやはり格別。
でもここまで情景描写が上手いと、「実話!?」と勘繰りたくなってしまいます(笑)

「夜行」
「心守歌」の中では一番シングル向けっぽい曲。
力強い曲調が、ライブならではのこれまた力強い歌唱と良く合っています。
個人的にオリジナルヴァージョンよりもこっちの方が良いと思います。

「歌姫」
遂に歌姫がトリを飾りました!!
この曲は最初はBGMとして聴いていても、最後には曲の世界に入り込んで聴いてしまいます。
このライブ盤の締めを飾るに相応しい、堂々とした歌声です。
Usher-to-the-ETHER 2005年3月25日(金)10時44分

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