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THE INTRODUCTION / STEVE MORSE
Steve Morse Bandのファースト。
とてもじゃないが84年の作品とは思えない…
モーズのギタースタイルは、ほとんど最近のものと変わらず、スタイルはほぼ出来上がってます。
曲としては、他のアルバムと違ってシンプルな仕上がりなので、
いわゆるインストアルバムを聞く人じゃないと少し厳しいかも。
この後からはモーズバンドの音はポップな曲とかも増えていくのだけれど、
これはファーストという事でシンプルに、やってみたかった事を優先させたのかも。
1のCruise Missileがベスト。スリリングなイントロからしてゾクゾクする。
どちらかというと音楽をプレイする側が楽しめる音楽かも。
フランケンシュタインのような改造ギターを持ったスティーヴのジャケットも初々しい、SMBのファースト。
洗練と円熟の極みにある現在の彼と比べると、若干トゲトゲしいというか、荒さの残る演奏ではあるものの、上手さはすでに半端じゃない。キャラも確立している。
「モーズを知りたい」と思った時、最初に買うべきアルバムではないような気はするが、好きなら文句無く押さえるべき、という作品。