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BOSTON / BOSTON
有名なデヴュー・アルバム。邦題は、「幻想飛行」。ナイス・ネーミングである!
1曲目のMore Than A Feelingは、まさに幻想飛行。トリップします(冗談)。
さて、本作はアコギとエレギがうまい具合に混合していることが特徴である。そして、メロディアスなHRアルバムである。Rock And Roll Band、Smokin'といった秀逸なHRナンバー、アコギ、エレギの混合を代表するMore Than A Feeling、Peice Of Minds、Somtheing About Youナンバーと、佳曲揃いなのである。
また、Foreplay/Long Timeでは、プログレの影響も受けていることがうかがえる。
曲構成、音のバランスが優れており、飽きない内容に仕上がっていると思う。
初めて買ったレコードはセカンドの"don't look back"なんですが、アルバムとしてはこちらの方がよいと思います。セカンドはB面がちょっと手ヌキなので・・・
"more than a feeliing"は墓に持って行きたくなる名曲です。ラストナンバー以外(笑)は捨て曲なし!!「産業ロック」のルーツみたいなもんですよね。
当時の音楽雑誌がみんなイチ押しでしたが、確かに完成度の高さには目を見張るものがあります。
今から思えば音は15〜20年くらい先取りだったかな。
それだけ色あせない曲が多いです。
デビューアルバムとは思えないほどの余裕すら感じられる歴史的名盤。
「パーティー・ロックだけではないんだ」と米国の奥深さを痛感する私。
とにかくギターのメロディーが美しい。コーラスも美しい。聴いていて心が和みます。
ヘビーなGにツーバスドコドコ、ハイトーンVoも良いが、今はBOSTONに夢中です。
さて、次は2ND聴こうっと。
ボストンと言えば、エイジアやジャーニー、TOTOなんかと並んで、プログレ通過後の高品質メロディアス・ロックの大御所、とりあえず聴いておかなきゃいけないだろってグループですが、最初に聴いたのが4thで、「ふ〜ん、なかなかいいかも」程度に思っていました。
そして何年か後、中古で見かけたこの1stアルバムを「そういやこれ馬鹿売れしたんだったな〜、どれどれ買ってみるか」くらいの軽い気持ちで購入。
CDをラジカセに入れ…………涙。
うぎゃー、なんて素晴らしい音楽なんだー!!
超名曲「MORE THAN A FEELING」いつ聴いても涙があふれそうになります。
ただきれいなメロディとか、緻密なアレンジとかそういうのじゃない。胸を熱くしてくれる珠玉の音楽が、このアルバムには詰まっています。
普通のロックンロール・ソングも入ってるし、アメリカ的な軽いノリも目立つけれど、それが欠点になっていない。最初から最後まで、音楽の与えてくれる楽しさ、感動を味わわせてくれます。
売れて当然。産業ロックと馬鹿にして聴かないでいるなんて、恐ろしくもったいないことです。
私もまずWalk OnとThird Stageを聴いてまあまあかな〜とか思っていましたが、これを聴いてぶっ飛びました。
このアルバムについて言いたいことはもうみなさんが書かれているので書きませんが、
これだけは言わせてください。
「Bostonに引き会わせてくれたこのページのBostonファンのみなさんありがとうございました!」
27年前の曲にここまで感動するなんて・・・。これだから音楽を聴くはやめられないですね!
私の場合、このAlbumが音楽との出会いです。
それまでは、CDはおろか、音楽そのものに興味が在りませんでした
自分でも、この出会いは「素晴らしく運が良かったんだなぁ〜」と思っています。
ただ、これが出会いだった為なのか、今では曲の質は勿論、フレーズ、アレンジ、音色、音質、それらのバランス、、、
などなど、音楽の総合的なクオリティに異常に拘る人間になってしまいました(笑)。
音楽を聴き始めて早8年、、、未だにこのAlbumのクオリティに並ぶものはそう多くは在りません。
それぐらい素晴らしいものだと思っています。
沁みるなぁ〜
幻想飛行でどんなにトリップできるかと思いきや、正統派サウンドで宇宙を旅行してる気分になれます。
ボクは貧乏人なので、スペースシャトルで大金はたいて宇宙旅行することはできません。でも、コレを聴くとなんとなくそんな気分を堪能できるのであります。
曲名忘れたけど、シンセがブイブイいってるあの曲は名曲だったな。あ、もちろん1曲目もイイです。
捨て曲なしってまさにこのアルバムのこというんですね。ほかの『Don't look back』や『Third Stage』も本当に傑作だとおもうが、このアルバムが一番かなぁ。凄すぎる。
マサチューセッツ工科大学卒のギタリスト、トム・ショルツが率いるアメリカのビッグ・バンド、ボストンのファーストです。
トム・ショルツといえば、ミックスダウンに1年以上かけてしまう完璧主義者として有名で、実際このバンドは25年以上の活動期間で5枚しかアルバム出してないのは有名。
そしてこのアルバム。とてもデビュー作とは思えない!
そのメロディの素晴らしさとハーモニーが醸し出す宇宙的な広がりを持つサウンドは、「幻想飛行」という邦題を付けるに全くふさわしいサウンド。
それでいて「シンセサイザー使ってません」!!!正に奇跡のサウンドです。
ロックとはボストンの事である。
チョッパー 2004年12月15日(水)19時21分
LP盤で買った数枚のうちの一枚で、他のレコードと比べてあまりの音の違いに驚いた一枚である。
個人的にロック界のギター仙人三人上げろって言われたら、まず間違いなくトム・シュルツ氏を持ってくる。(因みに他の二人はウリさんとジーノさんのロート兄弟。)
独特の深みというか、壮大な広がりを持ったメロディは圧巻、「幻想飛行」、「宇宙の彼方に」等の邦題はセンス良すぎ。
この時代のHRでこの音を出していたのは、このバンドだけである。後のレインボーのポップ化、エイジア、フォリナー、サヴァイヴァー、ボン・ジョヴィ、フェア・ウォーニングの先駆けみたいなバンドである。しかも、このアルバムは化け物級の凄みがある。一枚目から、三枚目まで大好きであるがこれはカルチャー・ショックであった。超名盤!
時代を変えた名盤かも!!何億回聞いてもあきません 笑
これを聴くと70年代のあの頃に戻ることが出来る。
ラジオから流れていたあの時代の素晴らしい名曲の数々の中の一曲、偉大なるナンバ-「MORE THAN A FEELING」!
デビュ-アルバムでこの完成度!もう出てこないでしょうこんなバンド!
アルバムジャケットも文句無し傑作!
一曲目のMore Than A Feelingがボストンというバンドの全てを語っていると思います。
その曲が収録されているというだけあって、やはり名盤と言える内容。
何が凄いって、トム・ショルツの世界観がモロにでているサウンド以外ないでしょう。
30年も昔の音でこれだけ綺麗な物が他にあるのでしょうか??
私は70年代物でこれ以上のサウンドを未だに聴いた事がありません。
アナログで聴くと一番音がイイと言われている作品もコレです。
名盤。特にA面がお薦めだと思います。一曲目は必聴ですね。
BOSTONは産業ロックと考える向きが多いので、一つ書き込みします。
産業ロックとは「ロックを商品化して大量に売ろう!」
という思惑が見え隠れするモノを指すと定義するならば、
アルバム制作に膨大な時間と制作費を費やして、
ギターサウンド創るためにオリジナルのアンプ「ROCKMAN」まで作っちゃって、
しまいにはレコード会社に新作を早く作れと尻をたたかれたこともあるBOSTONが、
なぜ産業ロックなのかと、疑問が沸いてくる。
リーダーのTom Scholzは、産業とは相反する、芸術肌、博士肌の職人気質野郎です。
作ったサウンドや曲がたまたま売れた、というところが本当のところでしょう。
その売れたBOSTONを真似し始めたバンドは産業ロックと言えそうですが・・・。
てなわけで、その後一世風靡した「リバーブがかかった美しい音」を確立したともいえるこの名盤は、
Tom Scholzのサウンドエンジニア兼ソングライター兼プレイヤーの一級の芸術品であります。
ちなみに今普及しているギターアンプシミュレーターのルーツは、
Tom Scholzが作った「Rockman」だと言っても過言ではないでしょう。
まさにこのアルバムサウンドはHM/HRの世界を塗り替えたアルバムだったわけです。
ちなみに、レコーディングに「Rockman」が使われたのは「Don't Look Back」からだったと記憶してます。
もちろん音楽的にも素晴らしいアルバムで、
すでに語られているように名盤として残っていくことでしょう。
これ1枚持ってるかどうかで、人生の充実度が随分違ってくると思います。
絶対聴いて下さい。
長髪(爆発カーリーヘア)にヒゲ ノースリーブにパンタロンのおっさん連中が
なんとも美しいハードロックを聞かせてくれます。
(トムショルツのみ1人善良学生風で しかもPVでは動きが硬くて怪しい・・・)
今聞いても全然古く無いですねぇ ハードロックはあんまり進化してないのかなぁ?
俺的には このリズム隊が凄くツボなんでベースラインばっかり追いかけちゃう
大音量で目を閉じて寝転がって聞きたくなるアルバム
2nd.も 負けず劣らず傑作です
アメリカンロックにのめり込むきっかけの一枚。
今回のデジタルリマスタ盤も最高にイイ!
幻想飛行とは確かに見事な邦題。
このアルバムが30年以上前のものだとは信じられないなあ。
このアルバムを聴いたことがない人は今すぐ買いなさい!!
ブラッド・デルプにご冥福をお祈りします。合掌
手拍子アルバム(笑)
捨て曲が一つも見当たらない素晴らしい名盤です。デビューアルバムでこのクオリティーは驚愕。
また発表された年代を考えても、この音質やクオリティは先を行き過ぎています(笑)
76年に発売されたアルバム。リマスター盤のCDのブックレットによると、最後のLet me take to home tonightはロサンゼルスでトム・ショルツ以外のメンバーで収録し、その後トムも加わって多重録音したもので、それ以外の曲はドラムとヴォーカルのパート以外は全てトムが作り上げた音である。
当時は当然Rockmanなどという便利な機材は無く、マーシャルの古いアンプを改造したり、エフェクターを改造したりして音作りをしていたらしく、また多重録音の際も手拍子でリズムを取っていたらしい(そのせいなのかは分からないが、More than a feelingやForeplay/long timeでは手拍子が聞こえる)。それらの要素から、重厚で粒立ちの良い中音域が異常に強調されたギターサウンドを作り出せたから凄い。
また知り合いの伝を辿って、ブラッド・デルプ氏のヴォーカルを見つけ出したのも奇跡である。友人で元ボストンのギタリストのバリー曰く「ツェッペリンの曲を歌っているのを聴いたとき、耳から声が離れなかった」との事。また一時期英語版wikipediaには、「共鳴した声を持つテノール歌手」とも書かれていた。所謂「1/f 揺らぎ」とかいうもので、癒しの効果が声に含まれているという。
以上の要素が重なり、2010年現在1800万枚以上を売り上げているとも言えよう。