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THE MONAD OF CREATION / MOURNFUL CONGREGATION
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フューネラルドゥームバンドの2005年の2nd。
真っ黒なジャケから想像できる通りの暗くて遅くて重い陰鬱なドゥームです。
4曲収録で1番短い曲で10分と、それだけでマニアは食いついてしまいそうです。
暗いんですがメロディはとても美しく、哀しさと神々しさが感じられて、一種の感動を覚えました。ロウなデス声も前に出すぎずによいアクセントになってると思います。
3曲目なんてヘヴィなギターを取り除いてアコギをフューチャーしていて、ヘヴィさではなく儚さ、哀しさが炸裂する哀愁曲に仕上がってますね。
特に気に入ったのが4曲目のタイトル・トラックで、とてもドラマティックなドゥームに仕上がってます、素晴らしいです。

とても暗く美しい、破滅的なサウンドです。
カズチン 2005年4月3日(日)15時6分

ゴシックメタルやドゥームが好きというヒトが聴くんだと思うが、そんなリスナーの中でも聴き手を選ぶ音だと思う。ヘヴィではないし、純粋にギターの歪みを楽しむような作品でもない。
前作2枚組みは、曲も弱く、録音がまばらで完成品という感じではなかったが、雰囲気は良いモノがあったと思う。
今作は前作の不満を一蹴するクオリティがあり、なんといっても楽曲が良い。
曲の長さが①18分半②11分半③10分④21分という風に長いんだが、アコギを入れたり、残響音を効果的に使ったエフェクトなど、飽きさせないアレンジがある。
ヘヴィな音を追求するのではなく、ロングトーンの響きを美しく聴かせるようなクリアな録音は素晴らしい。
ヴォーカルはデス声一辺倒ではなく、ウィスパーヴォイスや呟くような感じなど、やたら孤独感を掻き立てる魅力がある。
前作以上に光を感じる神々しさが宿っており、限りなく暗いながらもほのかな灯のようなモノを感じる作風が良い。ジャケのアートワークやバンドロゴもかなりイケてますね。
Kamiko 2005年4月14日(木)22時38分

段々はまってきたな〜。最初は重さや歪みがないのでちょっとつまらない印象を受けたけど聴くにつれてくら〜く悲壮感漂う雰囲気に次第にはまってきました。
Kamikoさんもおっしゃっているようにかなり長いスパンで曲が展開していくので普段から長いのに聴きなれている人でないときついかもしれません。曲が長いと基本的にすぐにはその良さが分かりづらいことが多いので頑張って繰り返し聴きましょう。
僕がこのアーティストにはまった要因はやはりアコギの響きじゃないかと思います。
例えば一曲目だと9分過ぎたあたりから入るアコギのメロディが哀愁に溢れたまりません。徐々にドラムが入ったり少しずつ盛り上がっていく展開も良いですね。
わっせろーい 2006年1月31日(火)13時6分

同じフューネラル・ドゥームでも、WORSHIPやNORTTが聖書の黙示録でラッパを持った
天使たちが次々に舞い降り災いを起こしていくシーンの様に、世界が真っ暗になり
破滅していく場面を描いているとしたら、この作品は人生に絶望した人間が、涙を流しながら
海へと入水自殺するような、そういうイメージがあります。
悲壮感や破滅的な雰囲気も勿論出ていますが、それと同時に「母なる海」的な神秘性も感じます。
表現は違いますが、この悲壮感は1stのTHE 3RD AND THE MORTALとも共通する感覚かも。
このサウンドだとヴォーカルの低音咆哮タイプのデス声すら悲しく聴こえる…。

私も最初はヘヴィな音が耳に心地良い…的なサウンドではなかったので戸惑いましたが、
何回か聴くうちに良さが分かってきた感じです。
私もわっせろーいさん同様、繰り返して聴くべき作品だと思いました。
Usher-to-the-ETHER 2006年6月16日(金)22時22分

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