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BLOND ON BLOND / BOB DYLAN
66年7th。一般的にディランの「最高傑作」である。とにかく時代を代表する名曲がぎっしりつまっている。
よくもまあこれだけの曲が揃えられたなとその才能に呆れるしかない。が、奇跡の名曲が並ぶ一方で「なぜ?」
という曲も実は結構ある。それこそこのサイト的に「捨て曲」とよばれても仕方ない。その落差も含めてこの作品、
ディランなのだろうがわざわざ2枚組(CDでは1枚)にしなくてももっと曲を絞って1枚にしておけば間違いなく
「世紀の名作」になったはずだ。まあ、そうしない所がディランなのだ。
自分の好きな曲の数ではこのアルバムが1番多いのだが、
含有率で言うと「欲望」なんですよ。
上の人も言っているように余分な曲を省けばNo.1だったでしょう。
このアルバムの中で最も好きな曲は「アイ・ウォント・ユー」です。
ロッド・スチュワートもカバーした「女の如く」もいいですね。
それから元妻のサラのことを歌った「ローランドの悲しい目の乙女」もいい。
11分という長さを全く感じさせず一気に聴いてしまえる。
LPでは2枚組だったにもかかわらず、1,800円で買えたこのCDはかなりお得。
最高