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BLOOD ON THE TRACKS / BOB DYLAN
「血の轍」なんて邦題とこのジャケは思わずホラーを連想させ長い間聴く気にならなかったオレのバカバカ!!
「ブロンド・オン・ブロンド」がなんだ!これこそディラン最高傑作!私がディランにハマルきっかけになった。
この抒情性はもはや神の領域。すべてが三ツ星の名曲。これと次作「Disire」はホントに天才ディラン
がヤル気に満ち、「いっちょ自分のスゴイとこ見せたろやないけぇ〜」と本気になったとしか思えない程の究極
の出来だ。ロックが生んだ人類の至宝。なんだか天上の神々の聴いている音楽をディランという媒体を通して
下界におすそわけ・・と言う感じがする。自分がそう感じられるアルバムに出会えた事に感謝。そして作ってくれた
ディランに感謝。75年全米1位。
リリース直前に半分の曲が差し替えられたという、いわくつきのアルバム。
海賊盤が出回ったためらしいが、結果的にはこれでよかったといえるのでは。
60年代のフォークロック3部作を最高傑作と呼ぶ人が多いけど、
自分的にはこのアルバムと次作の「欲望」こそディランの最高傑作だと思うんですが。
フェイバリットソングは「リリー、ローズマリーとハートのジャック」。
9分にも及ぶ曲だがもっと聴いていたいと思わせられる。
最高!!!