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LIVE YOUR LIFE FOREVER　/　ZAR
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ドイツのHRバンド:ZAR(ツァー)のデビュー作。歌うは LUCIFER'S FRIEND 〜 URIAH HEEP の名シンガー:John Lawton(ジョン・ロートン)。目の覚めるような完全透明の美声が聴ける。楽曲も優れたハード・ポップの連続で、どれも良い。ヨーロッピアンHRが好きなら絶対に聴いてみるべき。相当驚くと思う。

ジョン・ロートンは、リッチー・ブラックモア(DEEP PURPLE 〜 RAINBOW)が一時真剣にバンドに誘ったという伝説も残っている人である。なるほどそれも頷ける、素晴らしい美声の持ち主だ。

ちなみに、LUCIFER'S FRIEND の再結成作「SMOGRIP」も傑作。若貴の相撲のジャケットを見たことがないだろうか? 日本人には笑ってしまう代物だが、中身は素晴らしい。輸入盤ONLYにもかかわらず、結構売れたのだ。
島津宣久 2005年4月15日(金)2時26分
トーマス・クラウス(G)とジェリー・シェファー(Key)が中心となって80年代末に、ドイツは
シュツットガルトにて結成された4人組ハードロック・バンドZARが、'90年に発表した傑作1stアルバム。
ボーカリストとして、URIAH HEEPやLUCIFER'S FRIEND等での活動で知られる名シンガー、ジョン・ロートンが
参加している事でマニアから注目を集めたバンドだが、本作で聴かれる彼の凄まじい歌声は、声の張りといい、艶といい、
高音の伸び具合といい、多くのファンが「これぞロートンのベスト・ワーク!」と太鼓判を押すのも納得の、
殆ど神憑り的と言っていいレベルを誇る。何せこれを聴いたリッチー・ブラックモアが、自分のバンドのシンガーに
ならないかと声を掛けた・・・というエピソードが残っているぐらいなのだから、その凄さが分かろうと言うもの。
無論、幾らVoだけ素晴しくても、楽曲がお粗末だったら話にならないわけだが、ここに収められている楽曲の数々は、
メロディアスにしてキャッチー、かつドラマティックという、何れもヨーロピアン・ハードロックの美意識を
凝縮したかのような、ハイクオリティなナンバーばかりで、当然の如く捨て曲は皆無。
中でも、雄弁に「歌う」トーマスのGと、プログレ感覚溢れる華麗さで劇的さを高めるジェリーのKey、
そして目の覚めるようなハイトーンを響かせるパワフルなロートンのVoという、ZARの三本柱が
揃って高いレベルで機能している必殺の名曲③⑤が並ぶ、アルバム前半の完成度の高さは驚異的。
これだけ日本人好みのサウンドにも関わらず、リリース当初は日本未発売だったという事実と、現在では国内盤廃盤という
状況が俄かには信じ難い、隠れたメロディアス・ハードロックの名盤。メロディ愛好派は聴かずに死ぬことなかれ。
火薬バカ一代 2008年1月28日(月)21時19分
その通りです。
HARD_ROCKER 2008年1月29日(火)13時3分
知る人ぞ知るって感じのバンド。
「ZAR聴くよ」という人がいたらマニアだなぁと思うわ。
でも中身はなかなかの正統派。Gはかなり良い。
メロディアスなハード・ロック満載のいいアルバムです。
メイフラワー 2009年2月20日(金)13時59分
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